近代日本の礎を築いた七人の男たち
本

近代日本の礎を築いた七人の男たち

佐古利南

1,320円(税込)

9784800911179

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内容紹介

明治期、我が国は目覚ましい近代化を成し遂げ、現代に至る基盤を築きました。
本書ではその立役者とも言うべき七人の岩国出身者に焦点を当てています。
「明治の大岡越前」と称えられた玉乃世履、日露戦争を勝利に導いたと言われる
小銃の製作者・有坂成章、国産電球を開発・普及させた藤岡市助……。
名は知られずとも、その事跡は後世にも大きな恩恵をもたらしています。
 中でも、初代大審院長を務めた玉乃世履は、裁判制度や近代法典をゼロから整備。
さらに拷問を廃止するなど、近代国家としての地位確立に貢献しました。
 私利私欲を求めず、「公」のため、「国利民福」のために生きた彼らの生き方は、
私たちに大きな示唆を与えてくれることでしょう。
 自身も岩国出身で、同市の教育委員長も務めた著者による、7人への深い尊敬の念が伝わってくる一書。
 本誌でもお馴染み、鍵山秀三郎氏が推薦の辞を寄せています。