楠木正成
本

楠木正成

童門冬二

1,620円(税込)

296ページ 縦サイズ30cm

978-4884749316

数量:

希代の名将の生き様を描く渾身の歴史小説

内容紹介

「忠臣の鑑」「日本人の鑑」と讃えられる楠木正成。
その生き様が鮮やかに記された本誌好評連載「小説・楠木正成」が、
加筆され1冊の本になった。

鎌倉幕府滅亡から南北朝の動乱期、大多数の人間が利益や保身にとらわれる中、
無私無欲で後醍醐天皇に命懸けの忠義を尽くした名将。

本作品で著者の童門氏は、「日本の根の改善や補強」という
大業に取り組んだ楠木正成の“誠実な生きかた”を描出したという。

僅か500の手勢で天下を動かしたにもかかわらず、
時代の流れに逆らうことはできず、殉節。

いかなる試練に見舞われるとも、誠を貫き通した壮絶な生涯は、
歴史に名を刻み、幕末の勤皇の志士たちにも多大な影響を及ぼした。

いまなお、「大楠公」と慕う人は後を絶たない。
人生観が乱れがちな現代だからこそ、
「日本人の美しい心」を呼び覚ましてくれる楠木正成に学ぶ意義は大きい。

目次


一、民衆の目線で生きる
二、米価調整にのり出す
三、人間天皇
四、菊水の旗ひるがえる
五、義を貫く
六、海の怪物名和長年
七、新政をゆるがす者
八、京童たちが体感したもの
九、正成に好感をもつ尊氏
十、怪鳥の声は民の声
十一、義貞はウサギ尊氏はカメ
十二、複雑な身分意識
十三、北畠家のナイーブな公家魂
十四、尊氏抱き込みを建言
十五、ああ忠臣湊川に死す