望郷
本

望郷

蜂谷彌三郎

1,620円(税込)

240ページ 縦サイズ20cm

978-4884749774

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あるシベリア抑留者が語る感動実話

内容紹介

51年――読者の皆さんは、この歳月をどのように受け止められるであろうか。
著者である蜂谷彌三郎氏は、終戦直後に身に覚えのないスパイ容疑を受け、極寒のシベリアへ抑留。
再び祖国の地を踏み、愛する妻子と奇跡の再会を果たした時、既に51年もの歳月が流れていた。
熾烈な拷問、苛酷な強制労働。
同じ境遇にある者が次々と落命していく中、身悶えするほどの望郷の念を抱きつつ生き抜いた男の51年は、平和な時代を生きるいまの私たちの想像を遙かに超えている。
そして極限を生きる男を支え続けた日本とロシア、二人の女性の愛の大きさには涙を禁じ得ない。
抑留中、日本人であることを忘れぬため、涙を流しながら日本の詩歌を歌い続けた著者。
その目にいまの日本はどう映っているだろう。
本書に込められた渾身のメッセージ、その一字一句を魂に刻みつつ読んでいただきたい。

目次


プロローグ――すべてはこうして始まった
第一章 私の原点 母への誓い
第二章 運命の激流 スパイの汚名を着せられて
第三章 望郷の思い シベリアおろしの夜は更けて
第四章 クラウディア 深い愛に支えられて
第五章 帰国 愛する祖国へ