小さな修養論2
本

小さな修養論2

藤尾秀昭

1,320円(税込)

152ページ 縦19cm、横13cm

978-4-8009-1087-5

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人生は自分という人間を完成させていく修養の道程である

内容紹介

平成25年に出版された『小さな修養論』の続編がいよいよ刊行されました。
本書は『致知』の特集テーマを概括する総リードをまとめて編集したシリーズの最新刊で、
これまで『小さな人生論』全5巻、そして『小さな修養論』として刊行してきたもの。

シリーズ累計で42万部発行されており、
本書の刊行を心待ちにしていた読者の方も多いことでしょう。

今回『小さな修養論2』として新たに24篇の総リードがまとめられていますが、
その内容は「運命を切り拓く」「長たる者の心得」「大成への道」
「志を遂ぐる道」「心力を養う」「人生の要訣」の6章から成っています。

毎号、特集テーマを総括する意味で綴られる一文ではありますが、
一冊の本として通読すると、いずれも真っ直ぐに一道を歩むことの大切さを語り、
著者の思いが一貫していることが感じられます。
そしてその「思い」とはタイトルにもある「修養」の一言に尽きると言えるでしょう。

「『修養論』としたのは、ほかでもない。
 人間にとって修養ほど大事なものはないと考えるからである。
 修養なきところに人間的成長はない」

著者はあとがきでそう断じています。
その思いは、前巻で述べた
「日本人一人ひとりが修養の精神に目覚めるとき、
 またその精神を後から来る人たちにも伝えていくとき、
 日本はかつてのように旺盛な活力を必ず取り戻す、と信じています」
という願いとも通底するものでしょう。

修養――辞書に拠れば「知識を高め、品性を磨き、
自己の人格形成につとめること」とあります。
本書では随所にその神髄が語られています。

『小さな人生論』シリーズ読者の声~Amazonでも大反響!~


一読する間に、何度も胸が熱くなる文章に出会いました。
この小冊子に出会えてよかったと、本当に感謝の気持ちが湧きました。
また,雑誌「致知」の講読を考えるに至りました。星100個贈ってもよいくらいの評価です。
―― snow様

普段読書などしない私が、初めてレビューを投稿したくなった本。
月刊誌の『致知』という雑誌の導入部分に書かれた社長のコラムだが、本当に素晴らしい。
いまがどんなに辛くても、前を向いて歩いていこうと思わせる一冊。
人生で大切なことがつまっている。詳しい説明ははぶく。
とにかく読んでほしい。
―― 結城様

毎日、仕事に追われ、人間関係に疲れあるいは自信を無くした時などに、
これを読むと心が元気になり、また明日から頑張る気力が湧き上がること間違いなし。
シリーズの「小さな人生論」~「小さな人生論5」までの5冊を読めば、人生のヒントが必ず得られる。
―― 益田章平様

目次


第1章 運命を切り拓く
第2章 長たる者の心得
第3章 大成への道
第4章 志を遂ぐる道
第5章 心力を養う
第6章 人生の要訣

『小さな修養論2』名言集


・努力することの本当の意味は人に勝つということではなく、天から与えられた能力をどこまで発揮させるかにある。
(第一章「運命を切り拓く」より)

・すべての逆境にはそれと同等かそれ以上に大きな恩恵の種子が含まれている。
(第四章「志を遂ぐる道」より)

・すべて人間というものはたとえ頭脳は大した人ではなくても、その人が真に自覚さえすれば、一個の天地を拓くことが出来るものです。
 だから人間は、世間的な約束事には囚われないで、自分のしたいことは徹底的にやり抜くんです。
 そうすれば、そこに一つの火が点されます。
(第六章「人生の要訣」より)

・二度とない人生をどう生きるか。そのテーマを定めた時、そこに生きる力は湧いてくるのである。
(第六章「人生の要訣」より)

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