活学新書 山岡鉄舟 修養訓
本

活学新書 山岡鉄舟 修養訓

平井正修

1,296円(税込)

9784800911384

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内容紹介

「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るもの也」。
西郷隆盛がそう称し、江戸無血開城の立役者として名高い幕末の偉人・山岡鉄舟。
本書は鉄舟が創建した全生庵の住職を務める著者が、鉄舟の言葉を四十二篇選定し、解説を綴った一冊です。
「学ビテ不成ノ理ナシ。不成ハ自ラ不為ナリ」
(やってできないことはない。できないのは努力が足りないからだ)
「夫レ剣法正伝真ノ極意者、別ニ法ナシ」
(剣法の極意を会得するのに特別な道はない。努力を積み重ねていくのみである)
「古人云、業ハ勤ムルニ精シト。勤ムルハ必至其極。諸学ノ人、請勿怠」
(先人は言っている。何事であれ一所懸命勤めることだ。一所懸命勤めれば必ずその極に至る。だから学ぼうとする人は決して怠らないことだ)
鉄舟は剣・禅・書の達人と言われますが、
特別何かに秀でた人でも、
頭脳明晰の人でもありませんでした。
それでも幕末の三舟として鉄舟と並び称される勝海舟は、
「馬鹿もあれ位な馬鹿になると違う処がある」
と鉄舟を評します。
著者も言うように、愚直に努力を積み重ねる才能こそ、
鉄舟が持つ最大の魅力なのです。
今年没後百三十年を迎える鉄舟。


その歩みと言葉は効率至上主義の現代に生きる知恵として、
私たちの羅針盤となるでしょう。