子どもと声に出して読みたい「実語教」
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子どもと声に出して読みたい「実語教」

齋藤孝

1,540円(税込)

192ページ 縦サイズ20cm

978-4884749880

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日本人の心を育んだ寺子屋教育の原点

内容紹介

「私は『実語教』のことを〝日本人1000年の教科書〟と呼んでいます。というのも、日本人は長い時間の流れの中で、『実語教』を学び続けて、日本人として生きる基礎をつくってきたからです」
そう語るのは本誌2013年3月号にも登場された齋藤孝氏だ。
平安末期から明治初期まで、およそ1000年にわたって子供の教科書として使われてきたという『実語教』。
江戸期に至っては日本中の子供が寺子屋で学んでいた。
説かれているのは、「学問の大切さ」や「親兄弟のあり方」など、いずれも人生の指針となる教えばかりだ。
「『実語教』に書かれている智恵をもう一度、日本人の共有財産にしたい」という著者の思いは、すっと頭に入る現代語訳とゆき届いた解説とに姿を変え、1000年の叡智に読む者を誘っていく。
巻末には子供と素読ができるよう総ルビの専用ページも付記。
歴史を噛みしめつつ、子供と読みたい1冊だ。

<目次>
1 世の役に立つ人になろう
2 智恵のある人になろう
3 お金よりも知恵を残そう
4 どんどん自分を磨いていこう
5 毎日学ぶことが一番大事
6 相手を思いやる心を持とう
7 勉強のすすめ
8 覚悟を決めたらやりとげよう
9 自分から積極的に学ぼう
10 繰り返しのすすめ、他
付録 『実語教』素読用読み下し文