幸田露伴の語録に学ぶ自己修養法
本

幸田露伴の語録に学ぶ自己修養法

渡部昇一

1,728円(税込)

256ページ 縦サイズ20cm

978-4884746339

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幸田露伴に学ぶ幸運を引き寄せる人生の法則

内容紹介

第1回文化勲章受章者であり、代表作『五重塔』で知られる作家・幸田露伴。
かつて慶大塾長・小泉信三博士に「100年に1度の頭脳」と言わしめた露伴の実績は、現在、全42巻の『幸田露伴全集』として結実している。
その昔、若き露伴は電信技師として北海道へ赴任する。
しかし、文学への思いを断ち難く帰京を決意。
連絡船で青森へ渡った後、徒歩にて帰京をするが餓死寸前にまで至る。
その間の野宿で、露を伴って寝たので「露伴」と名乗った。
所謂出世コースとは無縁だった露伴は、その人生航路において、自己修養の重要性を認識し実践していたのである。
本書は、当代随一の論客として活躍を続ける渡部氏が、露伴の思想と実践とに、自らの実体験を重ね合わせて綴った、すべての現代人に贈る自己修養論である。
本書で取り上げている作品は、『努力論』『修省論』『靄護精舎雑筆』の3作。
渡部氏はこれらの作品を文字通り座右に置き、数え切れないほど読み返してきたというが、そのいずれにも、露伴独特の味わいのある文章中に、万人に共通する人生の機微、生き方の極意が述べられている。
そして、それらは今日のような時代状況の中では、前途に立ちはだかる困難を、自らの手で切り開かんとする人たちの心を奮い立たせ、充実した気を注入するものとして大いに役立つに違いない。
露伴の「生き方の原理原則の言葉」に心底から共鳴し、露伴を敬愛してやまぬ渡部氏の手になる本書には、明治から昭和の文壇の巨匠、そして現代の碩学が実践してきた自己修養法、生き方のエッセンスがぎっしりと詰まっている。

<目次>
第一章  自己実現を果たすための物の見方・考え方
第二章  豊かな富を育てる方法
第三章  学ぶ者のための上達の極意
第四章  可能性を引き出す教え方・教わり方
第五章  気の仕組みを人生に活かす
第六章  今、日本に求められる修養の力