賢人は人生を教えてくれる
本

賢人は人生を教えてくれる

渡部昇一

1,728円(税込)

232ページ 縦サイズ20cm

978-4884749712

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ローマの哲人・セネカの人生論を紐解く

内容紹介

「われわれは短い人生を受けているのではなく、われわれがそれを短くしているのである」
「充ち溢れる湯水でも使うように諸君は時間を浪費している」
これらの言葉はいまから2000年以上前に活躍した古代ローマの賢人セネカが残したものである。
昔もいまと変わらず「時間がない」と嘆いていた人が多かったのであろう。
どうやら時間にまつわる悩みというものは古今東西普遍のテーマであるらしい。
セネカは古代ギリシア哲学の一派であるストア派の代表的哲学者であり、政治家や詩人としても知られている。
中でも政治家としてのセネカは、ローマ皇帝ネロの治世初期の善政を支えた人物として高く評価されている。
一方でローマ屈指の富豪になるなど、一流の実業家でもあったセネカだが、その名を不朽のものにしたのは彼の見事な「死」によってであった。
晩年のセネカは、暴政に走ったネロによって冷遇され、謀反の嫌疑をかけられて自殺を命じられたが、その際、死を従容と受け入れ、実に見事な最期を遂げたといわれている。
セネカの言行一致の哲学から学ぶべきものは多い。
逃れる術のない死をどう受け止め、いまを生きるべきかといった究極の哲学がここにある。
充実した生を生ききるために参考となる一書。

<目次>
第一章 気高い精神を追い求める―― ゼノンとストア哲学
第二章 内省に生きる ―― セネカの生涯
第三章 人生という時間の捉え方
第四章 主体的に生きるための時間術
第五章 この一瞬を真剣に生きる
第六章 賢人は人生を教えてくれる
第七章 悔いなき死を迎えるために