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  • 啓発録
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    啓発録

    橋本左内・著/夏川賀央・現代語訳

    1,540円(税込)

     吉田松陰や西郷隆盛など、幕末の志士にも多大な影響を与えた英傑・橋本左内。
    26歳という若さでその生涯を終えた左内が、15歳の時に著したのが『啓発録』です。
    「去稚心、振気、立志、勉学、択交友」の五項目から成る本書は、自らの志を留め、
    それを若き武士に訴えかけたもの。国家や主君の義に応えるためにも己を厳しく叱咤し、
    学問の道に勉励しようとする左内の言葉には、ただならぬ気迫がこもっています。
    他にも、福井藩の家老へ教育の提言を行った「学制に関する意見文書」、
    リーダーのあるべき姿を説いた「為政大要」、福井藩主・松平春嶽による「橋本左内小伝」も併録。
    若き左内が自らへの戒めとして、また藩や国家のため血を吐くような思いで記したこれらの書は、
    現代を生きる私たちの心をも揺り動かさずにはおかないでしょう。これぞ自己啓発の不朽の名著です。
  • 風姿花伝
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    風姿花伝

    世阿弥,夏川賀央(現代語訳)

    1,540円(税込)

    『風姿花伝』は室町時代に能を大成した世阿弥が著した能の理論書である。当初は「秘伝書」として一族の間でだけ読まれてきたが、明治の末に掘り起こされるや、現代に至るまで版を重ねるロングセラーとなった。「能の本」がなぜこれほど長く、そして広く読まれてきたか、訳者の夏川氏はいくつかの理由を挙げる。
     例えば、座長の立場からいかにして役者の力を引き出すかが書かれた日本最古の自己啓発書だ、と。さらに「ビジネス論」としても読むことができる。いかに客を喜ばせるか、そのための心理戦術、交渉、マーケティングなどビジネスにとって大切なことがすべて語られているという。
     本書では能をどのように教え、学び、どう演じるか、さらには能の歴史や魅力などが書かれており、文字を追うだけならば確かに単なる能の理論書である。しかし、我が身、我が仕事に置き換えて読んでみてほしい。例えば「能を極めるために」と繰り返し語られるが、「能」を「仕事」と置き換えると……、まるで舞台が暗転するように、見事に違った顔を見せてくれるだろう。

    目次

    序  道を極めようとする人が心得ておくこと
    第一 年来稽古条々
    第二 物学条々
    第三 問答条々
    第四 神儀に曰わく
    第五 奥義に賛嘆して云わく
    第六 花修に云わく
    第七 別紙口伝
  • 茶の本
    本
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    茶の本

    岡倉天心,夏川賀央(現代日本語訳)

    1,540円(税込)

    単なる茶道の本だと思って遠ざけている人も多いかもしれない。原題は「The Book Of Tea」、1906(明治9)年に、岡倉天心が外国人に向けて日本文化を紹介するために英語で書いたものだったが、ニューヨークで出版されるや、世界的なベストセラーにもなった。

    岡倉天心は幕末に福井の武士として横浜に生まれ、維新後は西洋文化を吸収しながら美術の専門家として名乗りを上げていく。しかし、西洋を深く知るほどにそれと対極にある東洋、そして日本の素晴らしさに気づいていく。その象徴として見たのが茶の世界だった。

    本書は同じ「いつか読みたかった日本の名著」シリーズの『武士道』でも分かりやすい翻訳で好評だった夏川氏が訳を手がけているが、原文の格調高さを損なうことなく、中高生にも理解できる日本語に置き換えている。ともすれば、いま日本人が忘れがちな日本人の美徳を思い出させてくれる、必読の一冊。

    目次


    第1章 茶碗に込めた人間力
    第2章 茶の流派
    第3章 道教と禅
    第4章 茶室
    第5章 芸術の鑑賞
    第6章 花
    第7章 茶人たち


    推薦者からのコメント

    茶道裏千家大宗匠・前家元(15代)
    ユネスコ親善大使
    千 玄室氏
    日本人の心のふるさとを知るための書。推薦します。

  • 武士道
    本
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    武士道

    新渡戸稲造,夏川賀央(現代語訳)

    1,540円(税込)


    大好評につき、増刷しました!!!
    名著シリーズの2作目は、1900年に米国で刊行され、世界的ベストセラーとなった『武士道』である。
    新渡戸稲造が本書を執筆したきっかけは、「なぜ日本には宗教教育がないのに、道徳を教えることができるのか」という知人からの問いであったという。
    武家に生まれた新渡戸はその答えを武士道に見出すと英語で執筆を開始。
    そのまま海外で出版に踏み切った。
    本書は武士道の源流から、誠や忠義などの徳目、切腹や仇討ちまで事細かに記している。
    また、古今東西の先哲の言葉が縦横無尽に引用されており、新渡戸の教養の高さが本全体から滲み出ている。
    ポーツマスで日露戦争の調停役を引き受けた米国大統領セオドア・ルーズベルトも『武士道』を読んで日本への認識を改めたというから、本書が近代日本に与えた恩恵は計り知れないものがあるだろう。
    日本人ならば、ぜひ一読していただきたいのがこの『武士道』だ。

    <目次>
    第1章 武士道とは、生きるための道である
    第2章 武士道の源流
    第3章 「義」あるいは「正義」
    第4章 勇、すなわち勇敢で我慢強い精神
    第5章 仁、すなわち哀れみの感情
    第6章 礼
    第7章 誠
    第8章 名誉
    第9章 忠義
    第10章 サムライの教育と訓練
    第11章 自制(克己、セルフコントロール)
    第12章 「切腹」と「仇討ち」の制度
    第13章 刀、サムライの魂
    第14章 女性の教育と地位
    第15章 武士道の影響(感化)
    第16章 武士道はまだ生きていけるか?
    第17章 武士道の未来
    解説 いま私たちに必要な日本人の「心の書」
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