原発3キロメートル圏からの脱出
川崎葉子
1,650円(税込)
福島第一原発から三㌔圏内にある自宅で長年暮らしてきた川崎家の生活は、3・11を境に一変した。文字どおり着の身着のままの状態で故郷を追われて避難所生活を余儀なくされ、その後も各地の避難所を転々。目まぐるしく変化する状況の中、ひたすら走り続けてきた三年間の歳月がつぶさに記されている。
3・11のあの日、何が起こり、どういう経過を辿って今日に至っているのか。震災の生々しい惨状が伝えられるとともに、報道では知ることのなかった実態を知らされることとなる。
だが真に着目すべきは、どんな時にも心を明るく保ち、悩める人々の悩みに応じたり、新コミュニティ構想を提案・実践するなど精力的な活動を続ける著者の姿。非常時のリーダーシップのあり方を考えさせられるだけでなく、人間はいかに生きるべきかを問う内容にもなっている。
読み手のこちら側が勇気とエネルギーをもらえるはずだ。
3.11、その日の川崎家
福島から福井へ
ふるさと、福島は今
ふるさとってなんだろう?
帰ろう福島へ
支えてくれた人たち
私の心の拠り所
震災前の大余震
いわき市回帰大作戦
3・11のあの日、何が起こり、どういう経過を辿って今日に至っているのか。震災の生々しい惨状が伝えられるとともに、報道では知ることのなかった実態を知らされることとなる。
だが真に着目すべきは、どんな時にも心を明るく保ち、悩める人々の悩みに応じたり、新コミュニティ構想を提案・実践するなど精力的な活動を続ける著者の姿。非常時のリーダーシップのあり方を考えさせられるだけでなく、人間はいかに生きるべきかを問う内容にもなっている。
読み手のこちら側が勇気とエネルギーをもらえるはずだ。
目次
3.11、その日の川崎家
福島から福井へ
ふるさと、福島は今
ふるさとってなんだろう?
帰ろう福島へ
支えてくれた人たち
私の心の拠り所
震災前の大余震
いわき市回帰大作戦