心堅石穿
本

心堅石穿

渡邉喜彦

1,650円(税込)

208ページ 縦19cm、横13cm

978-4-8009-1074-5

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マルソー株式会社 創業101年の軌跡

内容紹介

マルソーは新潟を中心に物流サービスを展開する運送会社で、
2014年創業101年を迎えた老舗の大企業。

本書はその3代目である著者が、創業者である祖父や父の思い出、
自らの人生、そして四代目への想いなどを語りながら、
マルソーの歩みを書き記しています。

話は大正二年、祖父が馬車による運送業を始めたところから始まります。
その事業を継いだ父が失踪し、著者は十六歳で家業を継ぎ、
戦後から高度成長期にかけて喜彦氏の奮闘の末、
会社は大きく成長していきます。
そして平成の時代となり四代目にバトンタッチしますが、
ここでも大きな試練が待ち受けていました……。

書名の「心堅石穿(しんけんせきせん)」は
堅い意志があればどんな困難にも打ち克てるという意味ですが、
まさにそれは著者の生き方そのもの。

美辞麗句を並べた出世潭ではなく、波乱に満ちたマルソーの歩みを真摯に、
時には赤裸裸に語る本書は、多くの経営者の共感を得ることでしょう。

目次


第一章 創業百一年、創立六十周年、マルソーの原点
第二章 家族を守り、家業を守る
第三章 父との葛藤、そして結婚
第四章 経営者としての一歩を踏み出す
第五章 分離独立、新会社・丸喜重量の設立と成功
第六章 後継者育成について
第七章 経営とは、経営者とは