横井小楠と佐久間象山 幕末の英傑に学ぶセット
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横井小楠と佐久間象山 幕末の英傑に学ぶセット

3,850円(税込)

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内容紹介

横井小楠の人と思想

明治新政府の大綱『五箇条の御誓文』の起草・監修に
多大な影響を与えたとされる幕末の思想家、横井小楠(1809~1869年)の
国家構想を著した一冊です。

小楠の思想に傾倒する著者は、数々の書簡や弟子との対話所などを
引用する形で「理想の国家像」を導き出しています。

この国家像とは、儒教と西洋文明を巧みに取り入れた
独自色の強いもので、それを実現するための政策の柱として
「富国・強兵・士道」を掲げています。

巷では西郷南洲(隆盛)や勝海舟ら幕末維新期を駆け抜けた
傑物に光が当てられています。
それに比べ、横井の知名度は低いと言わざるを得ません。

しかし、深い学識や崇高な理念をもち、
日本の針路を示した小楠を過小評価してはならないでしょう。
没後150年、世界が大転換期の真っ只中にあるいまこそ、
この偉大な先人の意志を深く読み取りたいものです。

佐久間象山の大転換期の生き方

AI時代の到来や第四次産業革命が迫るいま、
幕末維新期に匹敵する危機が
わが国に襲来しつつある――。

約2,000社の経営幹部が心酔するカリスマ講師であり、
東洋思想研究家の田口佳史氏はそう警鐘を鳴らします。

そんな大転換期を迎えんとするいま、
氏が魂を込めて描いたのは佐久間象山。
西郷隆盛や吉田松陰、勝海舟など幕末の志士がこぞって
師と仰いだ「明治新国家の構想係」です。
産業革命や近代科学技術の権威であり、指導者であった象山は、
日本初となる大砲やガラス製品の開発に成功。

藩主に「海防八策」を提唱するなど、その生涯をかけて
日本の科学技術立国を目指しました。

現に、象山が提唱したことはその死後、明治期において
すべて実現され、まさに日本の近代化になくてはならない
存在であったことが窺えます。

「象山の狂気ともいうべき努力、普通一年かかるところを
二か月で習得していくなど尋常ならぬ行動があって、
初めて日本の夜明けがある。」
と田口氏。

国家・政治体制に言及した同時期の英傑を描いた
『横井小楠の人と思想』も併読することで、
いまわれわれの為すべきこと、
国家の進むべき道が見えてくることでしょう。

296ページに及ぶ大著。
読み応え抜群の一冊です。

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