道元と鈴木大拙 禅の巨人に学ぶ人間学セット
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道元と鈴木大拙 禅の巨人に学ぶ人間学セット

2,640円(税込)

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内容紹介

『鈴木大拙一日一言』

世界に禅の神髄を説き、”人類の教師”とも称された
仏教哲学者・鈴木大拙。
本誌2020年8月号では「鈴木大拙に学ぶ人間学」を特集し、
読者の方々から大きな反響をいただきました。

本書は、この10月に迎える大拙の生誕150周年を記念し、刊行されたもの。
その膨大な著作の中から精選された大拙の言葉が、366の語録になりました。

円覚寺派管長・横田南嶺師監修のもと、編纂に当たったのは、
大拙の思想研究一筋に打ち込んできた蓮沼直應氏。

「これまで鈴木大拙の著作を自分なりに読んできたつもりであったが
(中略)多くの素晴らしい言葉を目にしながらも自分がそれを
見落としてきたことに改めて気づかされた」
と、あとがきで述べられている通り、その深淵な思想は
汲めども尽きぬ学びを読み手に与えてくれます。

「一歩一歩歩けば何でもないぞ。
一歩一歩努力すれば、いつの間にか高いところでも上がっている」
「なんでもない仕事、それが最も大切なのです。
何かの目を驚かす、というようなものでなくてよいのです」
など、初めての大拙の教えに触れる方にも親しみやすい名言が
数多収録されており、大拙の入門書としてもおすすめの1冊です。

『道元一日一言』

曹洞宗の開祖であり、日本に禅の思想を確立した
一人でもある大宗教家・道元。
いまなお多くの人々に感化を与えている道元の語録が
一日一言シリーズに加わりました。

「仏道にならうというは、自己をならうなり。
自己をならうというは、自己をわするるなり。
自己をわするるというは、万法に証せらるるなり」

「この法は、人々の分上にゆたかにそなわれりといえども、
いまだ修せざるにはあらわれず、証せざるにはうることなし」

など、『正法眼蔵』や『永平広録』『正法眼蔵随聞記』等の
書籍から、珠玉の366語を精選。
編者は若い頃から半世紀以上にわたり、
道元研究一筋に打ち込んできた大谷哲夫氏。
「道元の言葉は、それに巡り合った、その人の因縁応時応節によって、
その人の心を強くとらえて離さないものがある」
というまえがきの記述の通り、その言葉は、時に詩的で美しく、
時代を超え、宗派を超えて私たちに強く訴えかけてくる力を持っています。

ぜひ多くの方に美しく、力ある道元の言葉に出合っていただければと
心より願います。
不安と混迷の時代に、生きる道を指し示してくれる一書。

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