儒者
本

儒者

疋田啓佑

1,760円(税込)

256ページ 縦サイズ20cm

978-4800910011

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日本人を啓蒙した知の巨人20人を一挙紹介

内容紹介

儒者とは、孔子に始まる政治・道徳の学である儒学を修めた人々を言う。
「近世儒学の祖」と謳われた藤原惺窩や林羅山を口切りに、江戸時代を通じて多くの人材が輩出されている。
本書は好評連載「儒者たちの系譜」に登場した人物のうち、山崎闇斎、荻生徂徠など江戸初期から幕末まで活躍した日本の代表的儒者20人を選び出し、時代順に紹介。
通して読むことで、近世儒学の思想の流れを掴むことができる。
儒者たちによって培われた思想は、明治維新後の日本を形成しただけでなく、敗戦後の復興の際にも、日本人の精神の根底の支えになったといわれている。
儒学を志すに至った経緯や学んだ過程、その後の経歴などは各人様々だが、生来の才覚に加え、生涯学問の努力を怠らなかった点で全員が共通している。
本書から先人たちの学問を学ぶ姿勢や彼らの残した思想を学び、生かしたい。

目次


藤原惺窩
林羅山
中江藤樹
熊澤蕃山
山崎闇斎
木下順庵
山鹿素行
安東省菴
伊藤仁斎
貝原益軒
佐藤直方
荻生徂徠
浅見絅斎
新井白石
三輪執齋
佐藤一斎
大塩中斎
山田方谷
春日潜菴
吉田松陰