歴史・人物

1 ~ 30 件目を表示しています。(全46件)
並べ替え
  • 幾つになっても人生はこれから!
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    幾つになっても人生はこれから!

    鈴木富佐江・著

    2,200円(税込)

    「富佐江さん、出る杭は打たれるけれど出過ぎた杭は打たれない!」。
    恩師から貰ったこの言葉は、人生の軸として筆者の心を強く支えてきました。

    本書は、さくら着物工房主宰・鈴木富佐江氏による自叙伝。
    幼少期の戦争体験や満州から日本への引き揚げ、中学時代のいじめ、愛する夫の早逝、
    子育てと仕事の両立、六十五歳で起こった脳梗塞……。

    いくつもの山を越える中で掴んだ「人生を好転させる心の持ち方」を語ります。

    脳梗塞の後遺症で満足に着物を着ることができなくなるも、
    その不自由さから逆に着想を得て「造りオビ」を考案。

    祖先の阿波ルーツ探しに三十回も徳島まで足を運ぶなど、
    八十八歳となる現在もパワフルに活躍する日々。
    奉仕の心で前進を続ける一人の女性の姿に勇気づけられることでしょう。

    ちょっぴり人生に疲れた時、「いつだって人生はこれから!」と前を向く力をくれる
    感動の実話です。
  • 「二宮尊徳」の名著三部作セット〈特典書籍付き〉
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    「二宮尊徳」の名著三部作セット〈特典書籍付き〉

    9,460円(税込)


    ご購入いただいた方には
    特典で、『二宮尊徳一日一言』をプレゼント!🎁


    セット内容


    二宮翁夜話(福住正兄・原著/佐々井典比古・訳注)

    尊徳の身辺で四年間暮らした門人・福住正兄が
    翁の言行をまとめた不朽の名著『二宮翁夜話』が、
    報徳記念館初代館長・佐々井典比古氏の
    読みやすい現代語訳となって甦りました。

    本書は、
    「無財から発財する勤倹の法則」「幸福を永遠にする推譲の法則」など、
    人々の心田を耕し、人生を繁栄に導くための心得を
    10の法則に分けて詳述。

    広く知られる、水車やたらいの水、積小為大などの説話はもちろん、
    「悪民を退けて良民を育てる方法」「貧乏神・疫病神の住所」
    「小事を飾るな」など、具体的な示唆が多数為されています。

    人として正しく生きるとは、そしてそれをどうすれば実践できるのか――。
    普遍の真理をやさしく示してくれる一書です。



    二宮先生語録(斎藤高行・原著/佐々井典比古・訳注)

    二宮尊徳四大門弟の一人として、七年にわたり師に随身した斎藤高行が、
    晩年を迎えた尊徳の言行をつど記録して生まれた語録集『二宮先生語録』。

    幻の名著の分かりやすい現代語訳版です。

    本書は、尊徳が遺した四百七十一の語録を五つの巻に分けて詳述。
    「読書は縦糸、実践は横糸」「指導者は己に克って分を譲れ」
    「世のために尽くせばおのずから衣食あり」「わが道は実行にある」など、
    『論語』や『中庸』、『大学』などの言葉を引用しながら、上に立つ者の心得や
    政治のあるべき姿のみに留まらず、万人が人生を幸せに生きるための心構えが
    やさしく解かれています。

    日本人が立ち返るべき先人の訓えが鏤められた本書は、
    かつてない不安と混沌の時代を迎えたいまこそ、各人の貴重な指針となってくれることでしょう。



    報徳記(富田高慶・原著/佐々井典比古・訳注)

    二宮尊徳の伝記として、
    第一の書とされる『報徳記』の完訳本。

    本書は、尊徳の高弟・富田高慶が、
    形に従う影の如く師に随従した実践記録で、
    その筆致は全巻一貫して熱情がほとばしり、
    躍動感に溢れています。

    幼少期の艱難、土地の荒廃、民家の貧窮、
    人心の汚悪、天災、凶作……など、
    次々と襲いかかる試練や困難に、
    尊徳はいかに立ち向かっていったのか。

    混迷の只中にある現代にこそ
    読まれるべき日本人の宝典です。
  • 吉田松陰と松下幸之助に学ぶ人間学セット
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    吉田松陰と松下幸之助に学ぶ人間学セット

    3,905円(税込)


    プレゼントにもおすすめ!

    セット内容


    熱誠の人 吉田松陰語録に学ぶ人間力を高める生き方(上田俊成・著)

    松陰が遺した膨大な著作の中から、
    121の言葉を厳選。

    17歳の若き松陰の気迫に満ちた文章に始まり、
    30歳で死に臨むに至るまで、
    その思索と行動の変遷が
    臨場感をもって迫ってきます。
    学問観、教育観、国家観、人間観、死生観など、
    多岐にわたる思索から、志を立て、
    人間力を高めるためのヒントが得られることでしょう。


    松下幸之助の教訓(上甲晃・著)

    松下幸之助が「日本の将来を良くしたい」との一心で
    松下政経塾を開いたのは84歳の時。

    その「志」を引き継ぎ、人生と仕事で
    本質的に大切なことを熱を込めて伝えます。

    松下幸之助氏に関する書籍を
    多く刊行してきた筆者ですが、
    本書はその学びのエキスを
    全428頁に記した決定版と言える一冊です。
  • 熱誠の人 吉田松陰語録に学ぶ人間力を高める生き方
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    熱誠の人 吉田松陰語録に学ぶ人間力を高める生き方

    上田俊成

    1,320円(税込)


    幕末動乱の時代に、 熱と誠の人生を貫いた吉田松陰。

    私塾「松下村塾」では多くの志士を育て、
    明治維新の先覚者となった松陰は、
    僅か三十年の生涯でどのように人格を形成し、
    人間力を磨いていったのでしょうか。

    本書は、山口県萩市に鎮座する
    松陰神社の名誉宮司である著者が、
    松陰の霊に仕える中で
    「松陰先生の類い稀な思索と行動を
     可能な限り多くの人々に伝えたい」
    との思いから筆を執った一冊です。

    松陰が遺した膨大な著作の中から、
    121の言葉を厳選。

    17歳の若き松陰の気迫に満ちた文章に始まり、
    30歳で死に臨むに至るまで、
    その思索と行動の変遷が
    臨場感をもって迫ってきます。
    学問観、教育観、国家観、人間観、死生観など、
    多岐にわたる思索から、志を立て、
    人間力を高めるためのヒントが得られることでしょう。

    没後160余年――。
    松陰の言葉はいまも強く心に響きます。
  • 報徳記
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    報徳記

    富田高慶・原著/佐々井典比古・訳注

    3,300円(税込)


    二宮尊徳の伝記として、
    第一の書とされる『報徳記』の完訳本。

    七十年の生涯で、六百余もの疲弊した農村を
    次々と再興したその軌跡は、
    渋沢栄一や豊田佐吉、御木本幸吉、
    土光敏夫、稲盛和夫……などなど、
    名だたる事業家にも多大な影響を与えてきました。

    本書は、尊徳の高弟・富田高慶が、
    形に従う影の如く師に随従した実践記録で、
    その筆致は全巻一貫して熱情がほとばしり、
    躍動感に溢れています。

    幼少期の艱難、土地の荒廃、民家の貧窮、
    人心の汚悪、天災、凶作……など、
    次々と襲いかかる試練や困難に、
    尊徳はいかに立ち向かっていったのか。

    尊徳研究の第一人者として知られた
    佐々井信太郎氏が
    「報徳記を熟読すれば、なまけものも起き返り、
    意志の強いものは元気を百倍し、
    迷えるものは光明を得るほどの名著」

    と評した通り、その足跡や尊徳の発する言葉は、
    読む者の胸を熱くせずにはおきません。

    混迷の只中にある現代にこそ
    読まれるべき日本人の宝典です。

    470ページに及ぶ座右版。
  • 佐久間象山に学ぶ大転換期の生き方
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    佐久間象山に学ぶ大転換期の生き方

    田口佳史

    2,200円(税込)

    AI時代の到来や第四次産業革命が迫るいま、
    幕末維新期に匹敵する危機が
    わが国に襲来しつつあるーー。

    約2,000社の経営幹部が心酔する
    カリスマ講師であり、東洋思想研究家の
    田口佳史氏はそう警鐘を鳴らします。

    そんな大転換期を迎えんとするいま、
    氏が魂を込めて描いたのは佐久間象山。
    西郷隆盛や吉田松陰、勝海舟など
    幕末の志士がこぞって師と仰いだ
    「明治新国家の構想係」です。
    産業革命や近代科学技術の権威であり、
    指導者であった象山は、日本初となる
    大砲やガラス製品の開発に成功。

    藩主に「海防八策」を提唱するなど、
    その生涯をかけて日本の科学技術立国を
    目指しました。

    現に、象山が提唱したことはその死後、
    明治期においてすべて実現され、
    まさに日本の近代化になくてはならない
    存在であったことが窺えます。

    「象山の狂気ともいうべき努力、
    普通一年かかるところを二か月で
    習得していくなど尋常ならざる行動があって、
    初めて日本の夜明けがある」
    と田口氏。

    国家・政治体制に言及した同時期の英傑を描いた
    『横井小楠の人と思想』も併読することで、
    いまわれわれの為すべきこと、
    国家の進むべき道が見えてくるでしょう。

    296ページに及ぶ大著。
    読み応え抜群の一冊です。

    目次


    第一章 いま何故佐久間象山か

    第二章 佐久間象山の一生

    1.前半生・如何に基礎をつくったか
    2.後半生・時代の要請に応える

    第三章 佐久間象山に学ぶ

    その一 柔らかい頭脳と豊かな想像力を持て
    その二 時代と事件の根本を掴め
    その三 自分の強みはトコトン活かせ
    その四 相手の強みで相手を倒せ
    その五 転換期の要注意点はここだ

  • 日本人として教養を高める歴史セット
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    日本人として教養を高める歴史セット

    4,180円(税込)

    『渡部昇一の少年日本史』は、博識、鋭い論説で知られ、86歳で逝去された渡部昇一先生が、若い世代に向けて綴った日本通史の決定版。
    神話から現代まで、この1冊ですべてが学べます。日本に生まれたことを誇りに思えるようにと、最後まで日本と日本人の行く末を案じておられた著者。
    その切なる思いを託した、次世代への“遺言”とも言える一書です。
    『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』は占領文書250万ページを読破して明らかになった驚愕の新事実を記した高橋史朗氏の話題作。
    「教育勅語」が廃止された理由や日教組誕生秘話、ウォーギルドインフォメーションプログラムの全貌など、戦後史の盲点を詳細に知ることができる1冊です。

    真の歴史を学び、日本人としての教養が身に付くセットです。
  • 横井小楠の人と思想
    本                 
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    横井小楠の人と思想

    田口佳史

    1,650円(税込)


    明治新政府の大綱『五箇条の御誓文』の起草・監修に
    多大な影響を与えたとされる幕末の思想家、横井小楠(1809~1869年)の
    国家構想を著した一冊です。

    小楠の思想に傾倒する著者は、数々の書簡や弟子との対話書などを
    引用する形で「理想の国家像」を導き出しています。

    この国家像とは、儒教と西洋文明を巧みに取り入れた
    独自色の強いもので、それを実現するための政策の柱として
    「富国・強兵・士道」を掲げています。

    巷では西郷南洲(隆盛)や勝海舟ら幕末維新期を駆け抜けた
    傑物に光が当てられています。
    それに比べ、横井の知名度は低いと言わざるを得ません。

    しかし、深い学識や崇高な理念をもち、
    日本の針路を示した小楠を過小評価してはならないでしょう。
    没後150年、世界が大転換期の真っ只中にあるいまこそ、
    この偉大な先人の意志を深く読み取りたいものです。


    目次


    序章 いまなぜ横井小楠か
    第一章 横井小楠の国家構想
    第二章 国家構想成立を阻むもの
    第三章 国家構想を成立させる条件
    第四章 教育こそが成否の要
    第五章 時代と横井小楠


    著者プロフィール


    田口佳史(たぐち・よしふみ)
    昭和17年東京生まれ。東洋思想研究家。日本大学芸術学部卒業。新進の記録映画監督として活躍中、25歳の時、タイ国で重傷を負い、生死の境で『老子』と出合う。以後、中国古典思想研究に従事。東洋倫理学、東洋リーダーシップ論の第一人者として活躍。大企業の経営者や経営幹部などからも厚い支持を得る。52年イメージプラン設立、代表取締役社長。
    著書に『ビジネスリーダーのための老子「道徳経」講義』『人生に迷ったら「老子」』(ともに致知出版社)『なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか』(文響社)『超訳 論語』『超訳 孫子の兵法』(ともに三笠書房)『ビジネスリーダーのための「貞観政要」講義』(光文社)『上に立つ者の度量』(PHP研究所)など多数。
  • 二宮翁夜話
    本                 
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    二宮翁夜話

    福住正兄・原著/佐々井典比古・訳注

    3,080円(税込)


    日本人なら一度は読むべき名著『二宮翁夜話』の魅力とは?
    特設ページはこちら


    江戸時代、徹底した合理主義と類い稀な行動力で
    荒廃した六百余村を再建し、代表的日本人の一人と称えられる二宮尊徳。
    その教えは、渋沢栄一や松下幸之助、土光敏夫、豊田佐吉といった
    大事業家たちにも多大な影響を与えてきました。

    その尊徳の身辺で四年間暮らした門人・福住正兄が
    翁の言行をまとめた不朽の名著『二宮翁夜話』が、
    報徳記念館初代館長・佐々井典比古氏の
    読みやすい現代語訳となって甦りました。

    本書は、「無財から発財する勤倹の法則」
    「幸福を永遠にする推譲の法則」など、
    人々の心田を耕し、人生を繁栄に導くための心得を
    10の法則に分けて詳述。

    広く知られる、水車やたらいの水、積小為大などの説話はもちろん、
    「悪民を退けて良民を育てる方法」「貧乏神・疫病神の住所」
    「小事を飾るな」など、具体的な示唆が多数為されています。

    門人たちとの問答の中には翁の笑い声まで再現され、
    翁の息遣いまで聞こえてくるような感覚を覚えるほどです。

    人として正しく生きるとは、そしてそれをどうすれば実践できるのか――。
    普遍の真理をやさしく示してくれる一書です。

    目次


    天の巻 報徳の根元
     第一篇 まことの大道
     第二篇 天道と人道
    地の巻 報徳の法則
     第三篇 因果輪回の法則
     第四篇 吉凶禍福善悪の法則
     第五篇 無財から発財する勤倹の法則
     第六篇 生活を安定する分度の法則
     第七篇 幸福を永遠にする推譲の法則
    人の巻 報徳の仕法
     第八篇 国家盛衰の根元
     第九篇 治国の要道
     第十篇 一円融合の報徳修練
  • 活学新書 渋沢栄一 人生を創る言葉50
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    活学新書 渋沢栄一 人生を創る言葉50

    渋澤 健

    1,320円(税込)

    日本初の銀行をはじめ、生涯で約五百もの企業設立に関与、約六百もの社会公共事業や民間外交にも尽力した渋沢栄一。日本の近代化に多大な功績を残しました。
    本書はその五代目子孫である著者が、一千頁にも及ぶ栄一の大著『青淵百話』から五十の言葉を精選し、解説を施した一冊。投信会社の社長を務める著者自らの実感が込められています。
    経営者にファンの多い栄一ですが、
    「総て小が積んで大となる」
    「平素悪を必ず改め、善は必ず行ふの心掛が必要である」
    「人世に取つて親切が最大の美徳」
    など、その言葉は広く人生観や仕事観、国家観にまで及びます。
     明治期と同様、国内外の問題に揺り動かされる昨今。新たな時代を切り開き「日本の資本主義の父」と謳われた栄一の言葉は、来年明治百五十年を迎える現代においても色褪せることはありません。ビジネスと人生における普遍の成功法則が詰まっています。

    1 自分の成功
    2 自分の生き様
    3 自分の家族
    4  自分の仕事
    5 自分の国
  • 渡部昇一の少年日本史
    本                 
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    渡部昇一の少年日本史

    渡部昇一

    2,200円(税込)


    大好評につき、増刷しました!!!

    博識、鋭い論説で知られ、86歳で逝去された著者が、
    若い世代に向けて綴った日本通史の決定版。
    神話から現代まで、この1冊ですべてが学べます。
    神武天皇に始まり、楠木正成や徳川家康といった人物はもちろん、
    日本精神を培った「教育勅語」「五箇条の御誓文」、
    第二次世界大戦、元寇、国造りに至るまで、転換点となった出来事を詳説。
    日本人なら知っておきたい日本史のエッセンスがこの一冊にまるごと凝縮されています。
    「歴史とは、単なる事実の積み重ねではなく、
    歴史的事実という水滴を、日本という場所、現代という時代から、
    日本人の目を通して眺めた時に見えてくる『虹』のようなもの。
    それこそ日本人にしか見えない虹、国史(=国民の歴史)である。
    自分の目に虹として映るような国を持てるということが何よりも幸いである」と著者は述べています。
    日本に生まれたことを誇りに思えるようにと、
    最後まで日本と日本人の行く末を案じておられた著者。
    その切なる思いを託した、次世代への“遺言”とも言える一書です。


    【おすすめ 1】
    日本通史の決定版
    ~神代から、古代・中世・近世・近代・現代までをこの1冊に網羅~

    【おすすめ 2】
    渡部昇一氏が若き世代に託した“遺言”
    ~「これからの日本を担う若者たちのために」との祈りを託して綴った絶筆~

    【おすすめ 3】
    贈り物にも最適
    ~お子様やお孫様へのプレゼントにもおすすめ~
    【目次】

    ◆序 論 日本人にしか見えない虹を見る【歴史の見方】

    膨大な歴史的事実の中で、ある国の国民の目に映るものを「国史」という
    歴史の史料には文献(リテラトゥール)と遺跡(リアリエン)の二種類がある
    卑弥呼や邪馬台国が出てくる『魏志倭人伝』のニュースソースは噂話?
    記紀神話にいきいきと描かれている黎明期の日本の姿

    ◆第一章 神話と歴史が地続きになっている国【神代・古代】

    【国造り】男女がそれぞれの役割を果たしながら協同で造った国・日本
    【高天原】天照大神とスサノオの物語から見えてくる皇室の起源
    【神武天皇】神話時代と歴史時代の境目に立つ初代天皇
    【記紀】日本の古代を記した『古事記』『日本書紀』の作られ方
    【日本人の起源】日本民族の祖先は南の島から船に乗ってやってきた

    ◆第二章 遠い祖先たちが生きていた古代日本の姿【古代】

    【日本の根本精神】神武天皇が即位式で唱えた世界初の人種平等思想「八紘一宇」
    【日本武尊】日本武尊の東征が教える古代天皇族の姿かたち
    【三韓征伐】神功皇后の三韓征伐が示す古代日本と朝鮮半島の関係
    【仁徳天皇】〝品が良くてつつましやか〟という皇室の原点を仁徳天皇に見る
    【仏教伝来】神の国であった日本で初めて仏教を重んじた用明天皇
    【推古天皇】蘇我馬子に暗殺された崇峻天皇の後を継いだ日本初の女性天皇
    【十七条憲法】第一条「和を以て貴しと為す」の裏にある神道派と崇仏派の確執
    【遣隋使】隋の煬帝を怒らせた聖徳太子の国書に書かれていたこと
    【大化の改新】蘇我氏の野望を砕き、古代日本の〝近代化〟を目指した天智天皇
    【壬申の乱】女帝が出現する背景には必ず皇室の争いがある
    【古事記】漢字の音によって日本語を表すことを考えた太安万侶の大発明
    【万葉集】天皇から下層民まで、『万葉集』の採用基準となった「和歌の前での平等」
    【藤原時代】初めて臣下から皇后を出した藤原氏の女子教育
    【奈良の大仏】官民一体になって造り上げた世界一巨大な鋳造仏
    【正倉院】慈愛に満ちた光明皇后が残した世界最古の博物館
    【百万塔陀羅尼】グーテンベルグより六百五十年前に実在した世界最古の印刷物
    【和気清麻呂】皇位を奪い取ろうとした道鏡の謀略を阻止した和気清麻呂の活躍
    【菅原道真】学問の神様として有名な菅原道真は怨霊として恐れられていた
    【紫式部】国文学勃興の時代に生まれた世界初の長編小説『源氏物語』
    【藤原道長】絶対権力を我が物にした藤原道長が天皇になろうとしなかった理由

    ◆第三章 武士政権の誕生と荒ぶる天皇の逆襲【中世】

    【源氏】前九年の役・後三年の役によって生まれた東国武士団
    【白河上皇】不倫騒動から始まった白河上皇と鳥羽天皇の確執
    【保元の乱】源氏と平氏が台頭した保元の乱と崇徳上皇の呪い
    【平治の乱】源義朝を破って武士の頂点に立った平清盛
    【源平合戦】栄華を極める平家に対抗して挙兵した源頼朝
    【源頼朝】平家の滅亡と頼朝・義経兄弟の反目
    【幕府の誕生】朝廷と幕府が並立する二重構造の政治体制が完成した鎌倉時代
    【承久の乱】武家が皇位を決める一大転機となった後鳥羽上皇の反乱
    【貞永式目】明治維新まで続く武家の根本原理となった北条泰時の貞永式目
    【北条政子】武家社会に生きる女性の生き方を示した尼将軍の「女の道」
    【禅宗】北条時宗のゆるぎない精神を培った禅宗の教え
    【元寇】蒙古の侵略に吹いた二度の神風と幕府の疲弊
    【南北朝時代】皇室が二つに分かれて戦った南北朝時代はなぜ起こったか
    【建武の中興】天皇親政を実現した後醍醐天皇の執念と武士たちの活躍
    【楠木正成】日本人の心に根付いた楠木正成・正季兄弟の「七生報国」の精神
    【神皇正統記】南朝の正統性を明らかにした北畠親房の大著『神皇正統記』
    【わびさびの源流】応仁の乱に背を向けた天才・足利義政の育てた日本文化

    ◆第四章 信長・秀吉・家康の時代から江戸幕府の興亡へ【近世】

    【戦国時代】下剋上の時代の先陣を切った北条早雲と朝廷の困窮
    【織田信長】柔軟な思考と圧倒的な行動力で日本の近世を切り開いた天才武将
    【豊臣秀吉】庶民から成り上がって日本を統一した政治力と老醜をさらした晩年
    【朝鮮出兵】秀吉の死によって消化不良のまま終わった朝鮮の役
    【徳川家康】忍耐の人に天が味方した全国統一までの道筋
    【徳川幕府】二百五十年の平和を築いた長子相続というシステム
    【学問尊重の時代】平和な時代がもたらした学問と文化の発展
    【元禄時代】信用貨幣という考え方を提唱した経済学者荻原重秀の先見性
    【享保の改革】武士を喜ばせ、町人を困らせた徳川吉宗の「享保の治」
    【田沼時代】後世の評判は悪いが庶民文化を花開かせた田沼意次
    【寛政の改革】清く正しすぎて息が詰まると皮肉られた松平定信の清貧の改革
    【天保の改革】娯楽を規制し過ぎて庶民から嫌われた水野忠邦の改革
    【尊皇攘夷論】黒船の出現に動揺する幕府と尊皇攘夷論のうねり
    【安政の大獄】開国の選択は正しかったが、そのやり方に失敗した井伊直弼
    【公武合体論】公武合体論を後押しした二人の名大名――島津斉彬と毛利敬親
    【小御所会議】公武合体の流れを一日にして引っ繰り返した小御所会議の決定
    【鳥羽・伏見の戦い】幕府軍を意気消沈させた官軍の象徴「錦の御旗」の威光




    ◆第五章 新しい日本の創生と欧米列強の圧力【近代】


    【五箇条の御誓文】「復古」と「維新」の二つの実現を目指した明治維新
    【岩倉使節団】富国強兵と殖産興業――欧米視察で見えてきた近代日本の進む道
    【征韓論】維新の功労者・大西郷の説得力と悲劇的な最期
    【憲法制定】不平等条約を改正するためには何が必要かと考えた伊藤博文
    【教育勅語】明治天皇の指示によって定められた「教育勅語」の普遍性
    【渋沢栄一】私利のためではなく国のために生きた資本主義の父
    【三国干渉】日清戦争勝利の喜びに冷水を浴びせかけられた三国干渉の屈辱
    【日露戦争】五百年に一度の大事件だった日露戦争での日本の勝利
    【日英同盟】「高貴ある独立」を貫いていたイギリスが日本と同盟を結んだ理由
    【韓国併合】反対論の強かった韓国併合が実行されたのはなぜか
    【大正デモクラシー】自由な時代の空気を一変させた関東大震災と社会主義
    【第一次世界大戦】世界五大国にのし上がった日本に対するアメリカの警戒心
    【ヴェルサイユ条約】日本の人種差別撤廃の提案を一蹴したアメリカの本心
    【軍縮の時代】日本潰しの舞台となった軍縮会議とパリ不戦条約
    【世界大恐慌】アメリカの保護主義政策が引き金となった大恐慌
    【社会主義】共産主義運動の激化を見越して制定された治安維持法
    【五・一五事件】軍隊に入り込んだ社会主義思想と政党政治の堕落
    【二・二六事件】青年将校たちの反乱を瞬時に終わらせた昭和天皇の一言
    【軍部大臣現役武官制】軍部の独走を許した軍部大臣現役武官制の復活
    【満洲事変】「王道楽土」をスローガンにアジアで最も栄えた満洲国
    【支那事変】満洲をめぐって勃発した支那事変とノモンハン事件
    【近衛内閣】昭和史最大の謎、近衛内閣はなぜ支那事変を継続したのか
    【ハル・ノート】東條英機の和平交渉とアメリカの最後通牒
    【歴史のイフ】日本が対米戦争に負けなかったかもしれない三つの可能性




    ◆第六章 日本の底力を見せた戦後の復興【現代】


    【ポツダム宣言】ソ連の仲介を期待したために遅れたポツダム宣言の受諾
    【日本国憲法】現在の日本国憲法が占領軍による占領基本法であるという理由
    【東京裁判】有罪という結論ありきで行われた東京裁判とA級戦犯の真実
    【朝鮮戦争】日本の独立を後押しした共産主義国への認識の変化
    【マッカーサー証言】「日本の戦争は自衛のためだった」と認めたマッカーサー
    【サンフランシスコ講和条約】外務省の第十一条解釈変更が生んだ靖国問題
    【エネルギー問題】今も昔も〝エネルギー〟が日本の生命線を握っている


  • 渋沢栄一とフランクリン
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    渋沢栄一とフランクリン

    齋藤 孝

    1,650円(税込)

    渋沢栄一とフランクリン――。
    ともに“資本主義の父"と讃えられる二人の考え方や生き方には、
    共通点が非常に多いと著者は予て感じていたといいます。
    生まれた国も時代も異なる二人の足跡を辿ることで、
    仕事にも人生にも共通する成功哲学を感じ取っていただきたいという思いから、
    本書は生まれました。
    生きる指針となった『論語』と『聖書』、
    勤勉・勤労の哲学、合理的思考、柔軟性などの資質は元より、
    その根本には自国を早く一流国へ育て上げなくてはという凄まじいまでの使命感がありました。
    本書ではそんな二人の叫び声がこだまし合うように連なっており、
    心を強く鼓舞されます。
    また激務を処理する秘訣、人物を見極めるポイントなど、
    具体的な示唆に富む仕事術も学ぶことができます。
    二人の生き方がこれからの日本人の生き方のモデルになってほしいと述べる著者。
    その勇気と発想力に多くの学びがあるはずです。
  • 先哲講座
    本                 
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    先哲講座

    安岡正篤

    1,650円(税込)

    世相の変転が極まりない現代。
    何が起こるか、まったく予想がつかないといっても過言ではなかろう。

    そうした時期、やはり求められるものは確固たる識見と信念である。

    では、どうすれば、そうした識見と信念を持つことが出来るか。
    それは歴史に学び、偉大な人物の教訓に触れることではなかろうか。

    本書は、碩学・安岡正篤正篤氏師が、東西古今の先哲の名言を縦横に駆使し、
    時代を超えて示唆する人間学講座である。

    諄々と説く、その先賢の遺教の数々は、語られている時代そのものは変化しようが、
    今日もそのまま大きな指針となる深い英知に満ちている。

    目次


    第1講  今求められる人間像
    第2講  上に立つ者の人間学
    第3講  先哲に学ぶ理財の道
    第4講  難局打開の鍵を探る
    第5講 『心の儘』-金子得處
    第6講  木?、木猫、庖丁の教え
    第7講 『自警』-古賀穀道
    第8講  真理に洋の東西はない
    第9講  盛衰の原理原則
    第10講 『言志後録』-佐藤一斎
    第11講 興亡の危機に学ぶ
    第12講 『自新録』-広瀬淡窓
    第13講 学問修業の要諦とは
  • 子どもの心に光を灯す日本の偉人の物語
    本 残りわずか
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    子どもの心に光を灯す日本の偉人の物語

    白駒妃登美

    1,650円(税込)

    「幼い頃から伝記を読んで育ち、
    歴史上の人物をまるで友達のように思ってきた」
    という著者は、その後日本人の美徳に目覚め、
    企業や学校などで年間百五十回を越える歴史講座を行っている。

    本書ではそのうち、各地の学校で伝えてきた逸話の中から、
    子どもたちの心に特に響いた十五の物語を収録。
    中江藤樹、西郷隆盛、島津斉彬、伊能忠敬、
    北里柴三郎、八田與一、宇喜多秀家らの生き方から、
    美しい国柄を守るためにこれだけは
    次代に伝えておきたいと願う逸話を厳選した。

    例えば、長崎で被爆した医師・永井隆博士。
    原爆で妻を失い、自らも白血病に罹り余命を
    宣告されながら傷病者の手当てに当たった姿に
    日本人の優しさと強さを教えられる。

    本書を読むと、いまここに日本があることへの感謝とともに、
    日本人として生まれたことの誇りと喜びを
    しみじみ感じることだろう。生きる力と希望が湧いてくる一冊。

    目次


    Ⅰ 志に生きる
      ……北里柴三郎・永井隆・伊能忠敬・島津斉彬
    Ⅱ 郷土を愛し、家族を愛す
      ……宇喜多秀家・豪姫・立花宗茂・蒲生氏郷・フレッド=イサム和田
    Ⅲ 人種・国境を超えて
      ……八田與一・六士先生・エルトゥールル号遭難事件・ポーランド孤児
    Ⅳ 日本人のこころ
      ……村上天皇・正岡子規・西郷隆盛・中江藤樹
  • 禅の名僧に学ぶ生き方の知恵
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    禅の名僧に学ぶ生き方の知恵

    横田南嶺

    1,980円(税込)

    円覚寺では毎週日曜日に坐禅会が開かれ、
    毎回数百名もの参加者があるが、
    坐禅の後の横田南嶺管長の話を楽しみに参加する人も多い。

    その話は坐禅や仏、名僧の話など様々だが、
    話を聞きながら涙する人も少なくない。

    それほどに人々の心に響く話をされる管長が、
    円覚寺ゆかりの禅僧や深く影響を受けた七人の禅僧について語る。

    登場するのは円覚寺を創建した無学祖元を始め、
    臨済宗の中興の祖・白隠禅師、その白隠を育てた
    正受老人といった禅僧たちだ。

    著者にとって師ともいえる僧たちの、残した言葉や偈(詩)、
    歌などを交えながら、その生涯を紹介していく。

    「学術書ではなく、七人の禅僧の志と願い」を語ったと述べるとおり、
    名僧たちが苦悩し、厳しい修行の末に開悟する姿が描かれる。

    たった一度の人生に、命の炎を燃やし、
    その生を見事に生き切った禅僧たち。
    七人の熱い息吹が文字の向こうに甦ってくるようだ。

    目次


    第一講 無学祖元 ―― 円覚寺の「泣き開山」
    第二講 夢窓疎石 ―― 世界を自分の寺とする
    第三講 正受老人 ―― 正念相続の一生涯
    第四講 白隠慧鶴 ―― いかにして地獄から逃れるか
    第五講 誠拙周樗 ―― 円覚寺中興の祖
    第六講 今北洪川 ―― 至誠の人
    第七講 釈宗演  ── 活達雄偉、明晰俊敏
  • 子どもたちが目を輝かせて聞く偉人の話
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    子どもたちが目を輝かせて聞く偉人の話

    平光雄

    1,650円(税込)

    巷に溢れる偉人伝も、伝説の小学校教師にかかれば
    こんなにも面白い――。
    本書は教師歴32年の著者が
    道徳指導の一環として行ってきた偉人伝の中でも、
    特に子どもたちの心に響き、成長の糧となると確信する
    14人の偉人の生き方を紹介したもの。

    「大切なのは、偉人の『才能』と『心構え』をごちゃ混ぜにせず、
     模倣できる心構えの部分に焦点化すること」など、
    人間教育として役立てていくための深い知恵に溢れている。

    注目したいのは、ヘレン・ケラーには塙保己一、
    エジソンには本田宗一郎というように、
    外国の偉人とタイプの似た日本人を合わせて紹介している点。

    世界に誇る人物が身近に存在することを知るのは、
    自国への誇りを育むことにも繋がるだろう。

    様々な逆境を乗り越えた偉人の生き方に
    目を輝かせるのは子供ばかりではない。
    困難な夢に挑まんとする大人の心をも
    熱く燃え立たせてくれることだろう。

    目次


    まえがき
    1.コロンブス・ファーブル
      自分なりの「勇気」と「行動力」をもとう
    2.ヘレン・ケラー、塙保己一
     「不足」「不遇」に屈しない
    3.エジソン・本田宗一郎
     「失敗が続いてもあきらめない」が成功の鍵
    4.ガンジー・田中正造
     「みんなのために」行動すれば大きな力が出る
    5.ピカソ・葛飾北斎
      極端にやらなければ上のステージには行けない
    6.シュリーマン・伊能忠敬
     「目標達成のために必要なことは全部やろう」
  • 長の十訓
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    長の十訓

    藤尾秀昭

    1,320円(税込)

    国も会社も、そして家庭でさえ、
    「そこにどういう人がいるか」で決まる、と著者は言う。
    人とは“人物”のことである。

    本書は『致知』主幹である著者が、
    毎号心血を注いで紡いできた特集総リードから
    “長としての心得”を十篇選び、収録したもの。
    そこには様々な“長”が登場し、
    リーダーとしての心得を披露している。

    明治政府を預かった者たちがいかにその器量を養ったか、
    稲盛和夫氏や松下幸之助氏の
    「困難に直面するほど却って心が躍る」という心境、
    吉田松陰の場を高めんとする気概、
    孔子の何があろうと前進しようとする気迫などを紹介し、
    第十訓として、何よりも大切なことは、
    その一念を堅持し続けることである、と説く。

    そうした言葉の一つひとつが説得力をもって響くのは、
    著者自身が日々、実践してきた教えであるからに他ならない。

    「長」と聞くと、自分とは関係がない、
    別の世界のことだと思われる方があるかもしれない。
    しかし自分の人生は他の誰のものでもない。
    自分の人生の「長」は自分自身である。

    その自覚に立つ時、本書はあなたの人生航路を照らす
    羅針盤となってくれるに違いない。

    目次


    第1章 長たる者の器量
    第2章 壁を越える
    第3章 生気湧出
    第4章 場を高める
    第5章 心を養い生を養う
    第6章 知好楽
    第7章 修身
    第8章 歩歩是道場
    第9章 常に前進
    第10章 長の一念
  • 蓮如の遺した教え
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    蓮如の遺した教え

    大谷暢順

    1,650円(税込)

    戦国時代、生彩を放っていなかった浄土真宗の、
    そのなかでも少数門徒に過ぎなかった本願寺を、
    一代にして大教団に作り上げた蓮如は、本願寺中興の祖と呼ばれている。
    本願寺門跡である著者は、その蓮如の「知れるところを問う」という言葉を
    巡って本書を書き上げた。

    つまり、蓮如は「知らないことを問うのはさほど立派ではないが、
    知っていることについて問うのは有意義だ」と言う。
    東大文学部卒業後、フランスに留学した著者はこの言葉を提げて、
    ジャンヌ-ダルクからデカルト、カミュ、
    さらには釈尊にまで思索を巡らせる。
    そして、蓮如生誕六百年を迎える現代に立ち戻り、慨嘆する。
    「近現代は『知らないところを尋ね続けた』数世紀ではなかったか、
    そしてそれは豊かさをもたらしたかもしれないが、
    同時に自然破壊、憎悪、怨念までも生みはしなかったか」、と。

    そんな現代をいかに生きるべきか、
    本当の豊かさとはなんであるか、
    その答が蓮如の「知れるところを問う」という
    言葉の中にあるのではないかと警鐘を鳴らす一冊だ。


    目次


    一 知れるところを問ふ
    二 佛陀の教化
    三 今の世を問う
  • 吉田松陰に学ぶ男の磨き方
    本 残りわずか
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    吉田松陰に学ぶ男の磨き方

    川口雅昭

    1,760円(税込)

    吉田松陰が一族の男子を集めて、「先師」と仰いだ山鹿素行の『武教全書』の勉強会を行った。話は武士とはどうあるべきか、その日常の過ごし方をはじめとして、志、覚悟、敵とは、さらに死とは、といったことにまで及んだが、その講義録が『武教全書講録』として今に伝わる。

    本書は松陰を「我が師」と呼んで憚らない著者が『武教全書講録』を読み解きながら、闘う企業戦士に、家庭で子女教育にあたるよき父兄たる男たちに、武士道精神のなんたるかを伝えるべく、熱く語る。

    松陰は『孟子』の一節を挙げて説く。ある王が「士とは何をか事とする」と孟子に問うたところ、孟子は「仁義のみ」と答えた。
    これを受けて著者は解説する。

    「『仁』は思いやり、慈しむ心。『義』とは人としてのあるべき正しさを感じる心か。『男を磨く』という。それは『仁義』を自得する謂か」

    松陰の講義は155年以上も前だが、その精神は今の日本人の心にも大いに響くだろう。その証拠に本書を前にするとき、端然と座し紐解かざるを得ない、そんな一冊である。

    >>『吉田松陰に学ぶ男の磨き方』の特設ページはこちら


    目次


    壱 武士の行うべきこと
    弐 愚直に道を守る
    参 仁義を自得する
    四 武士としての心得
    伍 志の高さ
    六 覚悟の道とは
    七 武士の志
    八 心中に覚悟をもつ
    九 己の敵は己と知る
    十 武士の家計
    拾壱 男子の覚悟、女子の節義
    拾弐 男の忠孝が女の貞節を育む
    拾参 気力を奮い起こせ

    推薦者からのコメント

    海陽学園 海陽中等教育学校 ハウスマスター統括
    佐藤修一氏
    日本男子の指標となる気迫みなぎる良書であり、極上の指南書である。
    グローバル化・多様化の時代だからこそ、明治の植民地化脅威の中、日本人の魂を奮起させる原動力となった吉田松陰!その仁義ある男の生き方、国家・天下のため今何をすべきかを学ぶべきであろう。
    それは、日本人の歴史・伝統・文化の集大成ともいえる武士道を通じ、精神面での真髄を追求し、浩然の気を養い、究極的に人間力・全人教育面から、日々の「志」「気概」「生き様」を学ぶことだ!

    22歳・安西亜里彩
    大学生の弟の20歳の誕生日祝いに贈りました。松陰が亡くなったのは29歳。同じ20代に突入する前に、また、社会に出る前の学生時代に、この本は絶対に読んでほしい! と思ったんです。試験中にもかかわらず、すぐ読み通してくれたようで、「お姉ちゃん、ありがとう!何回も繰り返し読むわ」と興奮気味に電話がかかってきました。
  • 日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと

    髙橋史朗

    1,980円(税込)

    「特攻隊は犬死だった」と高校時代の歴史教師がニヤニヤしながら話した姿が著者を決意させた。
    「日本の歴史を見直し、戦後史を書き換えたい」――その思いは30歳の時に叶う。
    米国で占領期の機密文書が公開されたのである。
    直ちに渡航した著者は、約250万頁にもわたる英文を調査。
    さらに30年を経た一昨年にも追加調査を行い、数々の新事実を発見した。

    本書には「教育勅語」が廃止された理由や日教組誕生秘話、ウォーギルドインフォメーションプログラムの全貌など、戦後史の盲点が詳細に記されている。
    特に興味深いのは、日本文化論として名高い『菊と刀』の存在だ。
    日本人には本性に根差す伝統的軍国主義・侵略主義があるとした同書の誤った認識が占領政策に絶大な影響を与えたというのだ。

    占領から70年近く経ついまも我が国は戦後レジームから抜け出せずにいる。
    その鍵を握るのは本書に示された占領期の真実にある。

    目次


    序 章 敗者を裁いた占領軍の目
    第一章 中国の『菊と刀』ブームの実態と歴史的背景
    第二章 「義眼」の原点にあったルース・ベネディクト『菊と刀』
    第三章 ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム
        ──その源流と展開
    第四章 今、日本の子供と親に何が起こっているのか
    第五章 「義眼」からの脱却に向けて──親学の推進と転機
    第六章  「日本再生」への取り組み──「義眼」から脱却するために
    終 章 占領文書二百五十万ページ研究への挑戦と成果
  • 明治憲法の真実
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    明治憲法の真実

    伊藤哲夫

    1,540円(税込)

    安倍政権のもと、日本国憲法改正へ向けた動きが加速している。
    改正手続きに関する条項の他、個別条項についての検討が今後さらに進むことが予想される。
    日本国憲法を語る時、その比較対象としてよく挙げられるのが明治憲法(大日本帝国憲法)だろう。
    もっとも、その多くは現行憲法が唱える価値観に重きを置き、明治憲法を貶めようとする意図が見え隠れすると、著者の伊藤哲夫氏は指摘する。
    果たして、明治憲法は世間でいわれるほど本当にひどい憲法だったのか――。
    これが著者の最も訴えたかったというテーマだ。
    本書は、近代国家建設の大事業の一環となった明治憲法の制定に至る壮大なドラマを、その歴史的背景を踏まえつつ綴っていく。
    その立役者には、直接議論に立ち入ることはなくとも、すべての審議にご参加され、議論の行く先を真摯に見つめ続けられた明治天皇をはじめ、「教育勅語」制定にも大きく貢献した井上毅、岩倉具視、伊藤博文の名が連なる。
    特に井上は憲法の根幹となる日本の歴史や伝統に思いを馳せ、『古事記』『日本書記』に遡って学びを深める中で、最も相応しい表現に心血を注ぐ。
    その姿勢からは、我が国の歴史や伝統に関する記述を一切欠く現行憲法では見過ごされがちな、憲法問題の本質が見えてくる。
    明治維新を成し遂げた先人たちが織り成す迫真のドラマから、日本国憲法改正へ向け、私たちが忘れてはいけない大切な視点を養いたい。

    目次


    序章 明治憲法最後の日
    第一章 五箇条の御誓文から始まった明治憲法
    第二章 いかなる憲法をつくるか
    第三章 明治憲法成立
    最終章 日本国憲法を考える
  • 儒者
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    儒者

    疋田啓佑

    1,760円(税込)

    儒者とは、孔子に始まる政治・道徳の学である儒学を修めた人々を言う。
    「近世儒学の祖」と謳われた藤原惺窩や林羅山を口切りに、江戸時代を通じて多くの人材が輩出されている。
    本書は好評連載「儒者たちの系譜」に登場した人物のうち、山崎闇斎、荻生徂徠など江戸初期から幕末まで活躍した日本の代表的儒者20人を選び出し、時代順に紹介。
    通して読むことで、近世儒学の思想の流れを掴むことができる。
    儒者たちによって培われた思想は、明治維新後の日本を形成しただけでなく、敗戦後の復興の際にも、日本人の精神の根底の支えになったといわれている。
    儒学を志すに至った経緯や学んだ過程、その後の経歴などは各人様々だが、生来の才覚に加え、生涯学問の努力を怠らなかった点で全員が共通している。
    本書から先人たちの学問を学ぶ姿勢や彼らの残した思想を学び、生かしたい。

    目次


    藤原惺窩
    林羅山
    中江藤樹
    熊澤蕃山
    山崎闇斎
    木下順庵
    山鹿素行
    安東省菴
    伊藤仁斎
    貝原益軒
    佐藤直方
    荻生徂徠
    浅見絅斎
    新井白石
    三輪執齋
    佐藤一斎
    大塩中斎
    山田方谷
    春日潜菴
    吉田松陰
  • 子供に読み聞かせたい日本人の物語
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    子供に読み聞かせたい日本人の物語

    占部賢志

    1,760円(税込)

    師と仰いだ小林秀雄から歴史を学ぶことへの深い気づきを授けられ、一教師として深遠なる日本史の世界に身を投じてこられた著者・占部賢志氏。
    その歩みは、埋もれた歴史の断片を掘り起こし繋ぎ合わせることの繰り返しで、数多の感動的な史実を浮かび上がらせてきた。
    本書は約4年にわたり本誌に掲載された好評連載「語り継ぎたい美しい日本人の物語」の中から、心揺さぶる25の感動実話を収録。
    「家族のきずな」「我が師の恩」「使命に生きる」などテーマごとに鏤められた物語からは、連綿と受け継がれてきた日本人の心の原点が見えてくる。
    この宝物のような我が国の歴史を、未来の日本を担う子供たちの心に届けたい、そんな著者の溢れんばかりの熱意が本書に温もりを添える。
    一隅を照らし、生を全うした先人たちの美しき命の輝きを、後々の世まで語り継ぎたい。

    <目次>
    第一章 日本人のこころ
    第二章 使命に生きる
    第三章 家族のきずな
    第四章 我が師の恩
    第五章 国を守る
  • 水戸光圀
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    水戸光圀

    童門冬二

    1,650円(税込)

    長年、テレビの時代劇で人気を博し、勧善懲悪の象徴として一世を風靡した「水戸黄門」。
    お供を引き連れての全国漫遊こそ史実とは異なるものの、弱きを助け強きをくじく黄門様の姿は、本書で描かれているように、儒学を重んじ仁政を旨とした水戸光圀の生涯と深いところで符合している。
    本書は、『致知』で連載していた「儒の人・水戸光圀」を書籍化したもので、各章の冒頭にはポイントとなる事柄を取り上げたコラムが加えられている。
    茶の間を賑わせた黄門様とは違った、新たな水戸光圀像に迫る著者の筆致は、派手さはなくとも慈愛に満ちた光圀が歴史に刻み込んだ功績を、次々と浮かび上がらせている。
    『大日本史』編纂という大事業を立ち上げ、遠く歴史の彼方に思いを馳せる一方で、儒学を通じて自己を磨き続けた天下の副将軍の生涯は、英雄譚にも勝るとも劣らぬ生き方の手本となるだろう。

    <目次>
    第一話 若き光圀を変えた一冊の本
    第二話 志学と而立によって生まれた『大日本史』
    第三話 藩政の基本は儒教とする
    第四話 仁政の手はじめは水道の敷設
    第五話 朱舜水を招く
    第六話 国益増進も儒教の心で
    第七話 国防のさきがけに
    第八話 ウナギを食うか、その串を削るか
    第九話 扶弱抑強の仁政
    第十話 人倫の大義
    第十一話 二代にわたる将軍名分論
    第十二話 生類哀れみの令はなぜ発布されたのか
    第十三話 黄門様昇任の実相とは
    第十四話 隠居とは“やりたいこと”への出発点
    第十五話 生前に自分の墓碑名を刻む
  • 賢国への道
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    賢国への道

    中西輝政

    1,650円(税込)

    民主党の歴史的敗北を経て誕生した第2次安倍政権への期待が高まっている。
    しかし、日本の現状を鑑みると、深刻な財政問題、尖閣諸島をはじめとした外交・安全保障問題、そしてリーダーシップを欠いた日本の政治という「3大危機」に翻弄されていることに変わりはない。
    本書では、世界各国で新たな指導者が顔を揃えた激動の2012年を総括するとともに、直面する3大危機を踏まえ、日本が進むべき針路を探る。
    読者をリードするのは国際政治学に精通する中西輝政氏。
    その透徹した洞察力と圧倒的な情報量を武器に、昨今の世界情勢から読み取れる事象を次々と俎上に載せ、その本質を抉り出す様は、あたかもプロの包丁捌きのごとく小気味がよい。
    偏向報道が横行し日本のマスコミが本来の役割を果たせていないいま、世界をリードしうる力を秘めた日本の姿を描き出した本書がその担い手となる。

    <目次>
    第一章 絶体絶命の危機の時代
    第二章 日本が直面している三大危機 
        第一の危機 経済財政問題をどう解決するか
    第三章 日本が直面する第二の危機
        外交・安全保障問題を解くカギを探す
    第四章 各国リーダーの変化と日本の立場
    第五章 日本が直面する第三の危機
        政治のリーダーシップをいかに構築するか
    第六章 多極化する世界で生き残るためにすべきこと
  • 望郷
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    望郷

    蜂谷彌三郎

    1,650円(税込)

    51年――読者の皆さんは、この歳月をどのように受け止められるであろうか。
    著者である蜂谷彌三郎氏は、終戦直後に身に覚えのないスパイ容疑を受け、極寒のシベリアへ抑留。
    再び祖国の地を踏み、愛する妻子と奇跡の再会を果たした時、既に51年もの歳月が流れていた。
    熾烈な拷問、苛酷な強制労働。
    同じ境遇にある者が次々と落命していく中、身悶えするほどの望郷の念を抱きつつ生き抜いた男の51年は、平和な時代を生きるいまの私たちの想像を遙かに超えている。
    そして極限を生きる男を支え続けた日本とロシア、二人の女性の愛の大きさには涙を禁じ得ない。
    抑留中、日本人であることを忘れぬため、涙を流しながら日本の詩歌を歌い続けた著者。
    その目にいまの日本はどう映っているだろう。
    本書に込められた渾身のメッセージ、その一字一句を魂に刻みつつ読んでいただきたい。

    目次


    プロローグ――すべてはこうして始まった
    第一章 私の原点 母への誓い
    第二章 運命の激流 スパイの汚名を着せられて
    第三章 望郷の思い シベリアおろしの夜は更けて
    第四章 クラウディア 深い愛に支えられて
    第五章 帰国 愛する祖国へ
  • 日本の偉人100人(下)
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    日本の偉人100人(下)

    寺子屋モデル(編著)

    1,980円(税込)

    日本人なら知っておきたい日本の偉人100人を紹介した伝記が上下巻セットで誕生した。
    きっかけは20年ほど前、海外勤務から帰国した著者(寺子屋モデル代表)の目に飛び込んできた子供たちの冴えない表情だったという。
    さらに日本の子供たちの自己肯定感・自尊感情が世界で低いことを知る。
    著者は日本の将来への危機感を抱くとともに、子供たちの「生き方の手本」ともいえる「偉人伝」の存在が失われつつあることに着目。
    以来、「偉人伝」から生き方を学ぶ「寺子屋」事業に従事してきた。
    本書はその中でも、世のため人のために行動し、国柄を重視して生きた100人を厳選。
    驚異的な努力によって世界的名声を得た医者、野口英世や、ヘレン・ケラーがお手本にした失明の大学者、塙保己一など、収録された偉人たちは有名無名を問わない。
    上巻は昭和から明治の偉人について、下巻は幕末から古代の偉人について語られ、日本の長い歴史を遡っていくように読み進めることができる。
    彼らの卓越した人間力、行動力から多くを学べる上、読むほどに「日本の偉人」は海外でも称賛されてきた事実を知ることができ、自国に対する誇りに目覚めていく手助けとなる。
    さらに偉人に関する名言を集めた「偉人たちをしのぶ言葉」も収録。
    彼らの生きた時代の息吹や、思いに触れることができ、興味深い。
    各家庭に1セット、偉人の生き方を通じて、親子で人生を考えるテキストとしてもお役立ていただきたい。

    <目次>
    第三章 維新を起こす
    第四章 江戸に咲く
    第五章 時代を動かす
    第六章 国礎を築く
  • 日本の偉人100人(上)
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    日本の偉人100人(上)

    寺子屋モデル

    1,980円(税込)

    日本人なら知っておきたい日本の偉人100人を紹介した伝記が上下巻セットで誕生した。
    きっかけは20年ほど前、海外勤務から帰国した著者(寺子屋モデル代表)の目に飛び込んできた子供たちの冴えない表情だったという。
    さらに日本の子供たちの自己肯定感・自尊感情が世界で低いことを知る。
    著者は日本の将来への危機感を抱くとともに、子供たちの「生き方の手本」ともいえる「偉人伝」の存在が失われつつあることに着目。
    以来、「偉人伝」から生き方を学ぶ「寺子屋」事業に従事してきた。
    本書はその中でも、世のため人のために行動し、国柄を重視して生きた100人を厳選。
    驚異的な努力によって世界的名声を得た医者、野口英世や、ヘレン・ケラーがお手本にした失明の大学者、塙保己一など、収録された偉人たちは有名無名を問わない。
    上巻は昭和から明治の偉人について、下巻は幕末から古代の偉人について語られ、日本の長い歴史を遡っていくように読み進めることができる。
    彼らの卓越した人間力、行動力から多くを学べる上、読むほどに「日本の偉人」は海外でも称賛されてきた事実を知ることができ、自国に対する誇りに目覚めていく手助けとなる。
    さらに偉人に関する名言を集めた「偉人たちをしのぶ言葉」も収録。
    彼らの生きた時代の息吹や、思いに触れることができ、興味深い。
    各家庭に1セット、偉人の生き方を通じて、親子で人生を考えるテキストとしてもお役立ていただきたい。

    <目次>
    第一章 昭和に生きる
    第二章 明治を開く
  • 教育勅語の真実
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    教育勅語の真実

    伊藤哲夫

    1,540円(税込)

    近代的発展の幕開けたる明治初期。
    光り輝く一面の陰で、西洋文明が一気に流入したことによって、
    伝統的価値観や倫理観が喪失される恐れがあった。
    その危機を救うためにつくられたのが、「教育勅語」である。

    作成の中核を担ったのは、明治天皇の御心を汲んだ、
    官僚井上毅と天皇の側近元田永孚。
    政治色や宗教色を排し、上からの押しつけではなく、
    古来「徳」によって統治してきた天皇にふさわしい言葉は何か。
    道徳教育を立て直すため、心血を注いだ作業が進行した。

    本書は、このような誕生における感動実話を中心に、
    教育勅語の果たした役割や現代的な意義など、
    礼賛でも批判でもなく、教育勅語の本当の姿を明らかにする、画期的な内容となっている。

    今回の大震災に見られたような日本人の美徳の源ともいえる
    教育勅語の精神にふれることで、日本人としてのよきDNAが目覚めてくるに違いない。

    目次


    はじめに
    第一章 なぜ「教育勅語」が求められたのか
    第二章 井上毅という人物
    第三章 こうして「教育勅語」案は起草された――その誕生物語――
    第四章 「教育勅語」が果たした役割
    第五章 現代日本人にとっての「教育勅語」
  • 国民の覚悟
    本
    商品詳細へ 買い物かごに入れる

    国民の覚悟

    中西輝政

    1,650円(税込)

    本書は日本を代表する国際政治学者が、
    この国に迫る危機を前に、その打開策や日本人としての心のあり方を講じる1冊である。

    日本経済をゆるがす金融危機、尖閣事件を始めとした近隣諸国との領土問題、
    インテリジェンスの脆弱さから予想される国家の衰亡。
    震災後の菅政権のお粗末な対応を見るにつけ、
    これらの危機管理の甘さは「真のリーダーの不在」が最も大きな要因であると著者はいう。
    このような問題に対し、本来、リーダーはどうあるべきか。

    本書では、その答えをチャーチルや吉田松陰といった危機を乗り越えてきた
    リーダーに求め、「現場に判断を任せ、最後の責任は自分が取る」という
    「覚悟」を持ったリーダーの必要性を説いている。
    そして、そのようなリーダーは国民がともに
    危機を乗り越えようと覚悟した時にこそ生まれると明言。

    われわれ国民としても新たな一歩を踏み出すために読んでおきたい。

    目次


    第一章 大地震と日本の劣化 ~菅政権の政治力を検証する~
    第二章 これからやってくる本当の危機
    第三章 危機に強いリーダーの条件
    第四章 国を支え、守るインテリジェンスの力
    第五章 日本甦りへの道
    第六章 出でよ! 新しい日本人
1 ~ 30 件目を表示しています。(全46件)
並べ替え