人生に迷ったら「老子」
本

人生に迷ったら「老子」

田口佳史

1,540円(税込)

9784800911407

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内容紹介

2,000社を超える経営幹部たちが心酔する「老子」の講義を主宰する著者。 50年以上バイブルとしてきた「老子」と著者が出会ったのは25歳、瀕死の事故に見舞われた時のことでした。 以来、人生や経営で困難にぶつかるたびに進むべき方向を指し示してくれたのが「道」――、すなわち老子の教えだったといいます。 本書では自らの半生を振り返るとともに、 「無為にして為さざる無し」(自分勝手な思惑を捨て、真白い心で力を振るえば、うまく行かない事はなくなる)」「気を専らにし、柔を致す」(能爲第十)(気力の充実は、身心ともに柔かなところから発するのだ。頭も身体も、常に柔かに!)など、生きる支えとしてきた「老子」の名句を年代ごとに解説。教えをいかに生かしてきたかが明かされます。 姉妹本として好評の前著『ビジネスリーダーのための老子「道徳経」講義』では理論を、本書では実践の術を綴ったという著者。合わせて読むことで人生を真に充実させるための生きた知恵が体得できるでしょう。人生に迷ったら「老子」です。

■目次■

1 全てはあれから始まった

・「道」との出会い
・「道」の説く死とは
・真の「道」との対話
・絶対的孤独の中で
・日本に帰りたい
・心境を一変させる
・もっと辛い日々が
・更に追い込まれる
・中学時代の大挫折

2 30代での「道」との交流

・「道」との本格的な出会い
・中国古典を学ぶ
・「道」が後を押してくれる
・自己改善をする
・「道」との付き合いも深まる
・生き残ったプレッシャー
30代で私を励ましてくれた「老子」の言葉

3 40代での「道」との交流

・「道」の示した拡大策
・旨く行き過ぎた苦労
・全ての弱点が出る
・自然との融合
・中国古典講座を始める
・50才目前の大変革
40代で私を励ましてくれた「老子」の言葉

4 50代での「道」との交流

・「天命」を知るとは何か
・外国の空気
・底の浅さを痛感
・人生の指針
・再訓練の必要性
・「道」の真髄に出会う
50代で私を励ましてくれた「老子」の言葉

5 60代での「道」との交流

・全く新しい人脈が広がる
・学校エリートとの再会
・自分の教室が出来る
・初心忘るべからず
60代で私を励ましてくれた「老子」の言葉

6 「道」との同行

・私の人生
・「道」の本質
・「道」との対話
70代私を励ましてくれている「老子」の言葉