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鳥濱初代
1,540円(税込)
9784800910448、縦19cm、横13cm
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特攻の母・鳥濵トメが遺した言葉
大東亜戦争末期、鹿児島県の知覧飛行場から多くの特攻隊員たちが飛び立っていった。彼らのほとんどは二十歳前後の若者たちだったが、当時、知覧で食堂を営んでいた鳥濵トメは彼らに母親のように慕われていた。その食堂で多くの若者たちが最期の時間を過ごし、出撃前にトメにその思いを語り、笑顔で飛び立っていったのだ。戦後、トメは旅館を開き、知覧に来た人たちに、未来の平和を願い散っていった若者たちの話をするようになった。 本書はトメの孫の嫁であり、富屋旅館の三代目女将である著者がトメから聞いた話をもとに書いたものだが、特攻隊の最期の姿が涙を誘い、時には身内しか知り得ないトメの姿に微笑みが浮かぶ。著者はいまも旅館で特攻隊員たちのこと、戦前の日本人が持っていた誇りや徳をまるで「トメが乗り移ったように」語るという。東日本大震災の大混乱の中でも日本人としての矜持を保ち、人を思いやる姿が世界から称賛された。そうした日本人のDNAが、本書に登場する若者たちの行動の根源にあることに気づかされる一冊である。
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中條高徳
1,540円(税込)