塩沼亮潤
1,540円(税込)
48キロもの山道を一日16時間かけて年間4か月、
9年がかりで歩き続ける荒行。
大峯千日回峰行は1300年という長い歴史のなかで、
著者を含めていまだ2人の満行者しか出ていない。
その厳しい行の模様が書かれた前作『人生生涯小僧のこころ』は
着々と版を重ね、6万部を超えるベストセラーになっている。
今回は、山の行を終えた著者が、
そこでの多くの気づきを里で生かすために
「人生の歩き方」をテーマに書き下ろしたものである。
「どんなときでも謙虚で素直な心をもち、
“正しく生きる”という姿勢で、一歩前に踏み出し、
人生を歩み続けていると必ず道は開けます」
行者が山で培い、里で鍛え上げた生き方の智恵からは、
学ぶべきものが多い。
前作よりも、より実践的となった本書は、
いま苦しみの中にいる人にこそ読んでいただきたい内容。
必ずや心に潤いが得られるはずである。
目次
第一章 行に向かう心
第二章 心を高めて歩む
第三章 強くしなやかに
第四章 まっすぐな心
第五章 すべて自分しだい
第六章 信じて生きていく