内容紹介
四人の兄妹全員を東大理Ⅲ合格へ導き、
現在は進学塾のアドバイザーとして
活躍中の佐藤亮子さん。
わが子が生まれた時、
「人間として豊かな人生を送ってほしい」と願い、
始めたのが「絵本の読み聞かせ」でした。
その数は、3歳までに
それぞれ1万冊以上にものぼります。
本書では、佐藤さんが
“これだけは絶対に読んでほしい”
と考える絵本ベスト50冊を厳選。
「本の読み聞かせが子どもの脳や心の成長に
とてもよいとは聞いているけれど、
何を読めばいいか分からない……」
というお母さんたちの悩みに回答を示すとともに、
読み聞かせが子どもの脳に良い理由や、
その効能、実践する上での心得などについても
詳しく解説しています。
ご自身も、幼い頃に読み聞かせを
してもらったという佐藤さん。
昔から変わらない鉄板の子育て法ともいえる
読み聞かせには、メリットがたくさんあると言います。
・読解力が身につく
・思考力が育つ
・疑似体験ができる
・五感が磨かれる
・人生を支える感動に出合える
さらには、
・愛着形成ができる
・円滑な親子関係が築ける
・親も考え方のアップデートができる
……などなど、親も子どもと一緒に
成長していくことができるのです。
「子育ては2歳の子どもを育てながらでも、
その後ろに20歳の子どもの姿を見ながら
育てる視点を忘れてはならない」
と、佐藤さん。
わが子が大きくなり、人生の荒波に揉まれた時、
幼き日にしてもらった読み聞かせの記憶こそが、
確かな生きる力となるに違いありません。
目次
第1章 読み聞かせをする前に
第2章 読み聞かせにおすすめの絵本 〈ベスト50選〉
第3章 読み聞かせの心得13か条
第4章 読み聞かせ10の効能