内容紹介
一流プロ6,000人以上の取材を通して得た人生の成功法則とは何か。あらゆる仕事、あらゆる人の生き方に共通する万古不変のセオリーとは何か――。
本誌編集に三十八年間、心血を注いできた著者が、その多くの言葉や人物との出逢いから紡ぎ出した文章をまとめた本書。 孔子や吉田松陰などの先哲をはじめ、安岡正篤師や森信三師、坂村真民師、平澤興先生など本誌に馴染みの深い方々まで、達人たちの格言に強く心を揺り動かされます。「ビジネスマンに一番大事なものは何か」と問われた松下幸之助氏は何と答えたか。常岡一郎氏の言葉から導き出される運命発展の三つの法とは?
全篇を通読して感じるのは、ほんのちょっとした心の工夫が人生を好転させる大きな力になっているということ。時に人生を左右することもあるその「心の工夫」の極意を、ぜひ本書から得ていただければと願います。
【目次】
第一章 言葉とともに生きる
求道の二人―坂村真民・相田みつをの言葉
松下幸之助さんの言葉
『プロフェッショナル100人の流儀』刊行に寄せて
福島智著『ぼくの命は言葉とともにある』
第二章 運命を好転させるもの
人生の深奥――西端春枝さんのお話とご著書『随心』
再び『常岡一郎一日一言』に学ぶ
常岡流運命発展の法――運命の模様替え
経営計画発表大会で話したこと
第三章 忘れ得ぬ人との出逢い
東井義雄先生と小学一年生の作文
なつかしき人、平澤興先生
二十四年の歳月を経て届いた手紙
『森信三訓言集』に心を洗う
第四章 学びが人間を創る
七歳の読書量はその国の将来を決める――『心に響く小さな5つの物語』感想文コンクールに寄せて
「学」の一字――社内木鶏全国大会in札幌の前日に
命が呼応する喜び――致知若獅子の会の若き道友
腹中書あり――吉田松陰の生き方
人生の方程式と応用問題