内容紹介
月刊『致知』で人気連載中の
「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」。
本連載が始まったのは、2019年2月で、
当時は世界がパンデミックの脅威に
さらされることなど、誰も予測していませんでした。
しかし、そのような中でこそ、
ドラッカーの言葉は真価を発揮する、
と著者は言います。
ドラッカーの言葉は、変動する社会を観る目を与え、
これまでの常識が通用しない
「断絶の時代」を生きる私たちの
道標となるはずだというのです。
本書は、約20年に及ぶドラッカー研究の第一人者であり、
ドラッカー学会共同代表理事も務める著者が、
膨大なドラッカーの著作の中から、
37の言葉を選び、ビジネスパーソン向けに解説を加えたもの。
コロナ禍を経験し、チームの作り方や
コミュニケーションのあり方が著しく変化したいま、
組織運営の仕方や、マネージャーの役割などを
根本から見直す時期が到来しています。
また、自ら時間を管理し、
何に集中すべきかを判断し続ける必要がある現在、
セルフマネジメント能力のあり方が強く問われています。
「自らをマネジメントするということは、一つの革命である」
とドラッカーは述べました。
個人も組織も成長する大法則とは何か?
本書に記されたマネジメントの巨人の言葉と、
そこから導き出される人間学の教えを
ぜひ学び取っていただければと願います。
ドラッカー学会も推薦の一書。
目次
第1章 変化に備え、未来を切り拓く
第2章 組織の中で最高の仕事をするための考え方
第3章 組織の文化をつくるリーダーの資質と役割
第4章 成果をあげ続けるために必要な志と自己開発
第5章 日本の強みを生かしてポストコロナの社会を再生する