「人に長たる者」の人間学
本

「人に長たる者」の人間学

伊與田覺

10,780円(税込)

400ページ 縦サイズ22cm

978-4884747428

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『致知』主幹の座右の書!
7歳から学び続けた『論語』講義の集大成

内容紹介

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そもそも人間学とは何か?

ものには本末がある。
人間の場合、本は徳性で、末は知能と技能である。

その各々を修得することが、本学と末学で、
本学を人間学と呼び、末学を時務学と呼ぶ。

人間学には、小学(修己修身の学)、大学(修己治人の学)、中学(調和・創造の学)の三学があり、
それぞれに『小学』『大学』『中庸』のテキストがある。
そして三学を網羅した書物こそ『論語』なのである。

本書は『論語』『小学』『大学』『中庸』の神髄を、
安岡正篤師の高弟、“古典活学の第一人者”(当時90歳)が著した書。

「人間は経験と学問がうまく調和されたときに本当の信念となって、
 人にも自信をもって説くことができると思う」
との著者の言葉にまさに千鈞の重みが感じられる。

目次

第一講  成人と人間学―物をつくる前に人をつくる
第二講  小人の学―『小学』を読む
第三講  大人の学―『大学』を読む
第四講  人間の天命―五十にして天命を知る
第五講  人間の真価―君子固より窮す
第六講  恥と日本人―己を行うに恥あり
第七講  弘毅と重遠―士は以て弘毅ならざるべからず
第八講  君子とは何か―君子はその能無きを病う
第九講  道理のままに生きる―死生命あり、富貴天にあり
第十講  中庸の道を往く―中和を致して、天地位し、万物育す
第十一講 孤独と不安―人知らずして慍みず、亦君子ならずや
第十二講 『論語』と現代―『論語』を活かして生きる