諦めない生き方
本

諦めない生き方

都倉亮

1,650円(税込)

256ページ 縦サイズ20cm

978-4884749644

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病気が教えてくれる新しい生き方

内容紹介

本書は聖路加国際病院理事長の日野原重明氏と都倉亮氏による初の著作である。
著者は34歳の時にクモ膜下出血を発病。
九死に一生を得るも、それまで勤めてきた商社での激務は困難と判断し、独立起業した。
その後、経営者として活躍していた著者を再び病魔が襲ったのは55歳の時である。
中咽頭がんが左首リンパ節に転移した状態で見つかったのだ。
著者はがんとの闘病を通じて、医療体制に対する不信、同病者の死、会社の清算、がんの再発と、様々な体験を重ねながら、いまなお治療を続けている。
絶望的な状況の中でも諦めることなく、不屈の意志で前進を続けてきた著者の生き方から学ぶものは多い。
現在の日本は二人に一人はがんになる時代といわれている。
がんという視点から命の有限性を見つめ直し、自身の人生を深く内省するきっかけを得ていただきたい。

<目次>
第一章 癌宣告、そのとき人は何を思うのか
第二章 治療と手術
第三章 癌が発見されるまでの人生
  ①―― 生い立ちから会社勤務まで
第四章 癌が発見されるまでの人生
  ②―― 独立企業
第五章 治療を通して見えてきた医療の問題
第六章 癌によって代わってしまった日常
第七章 病気が教えてくれた新しい生き方