内容紹介
本書は、著者が出会った人々や研究してきた人々を通して得た、人生の知恵を綴った触れ合いの書である。
そこで見出した人生の極意とは、「喜神を含む」こと。
東洋哲学者・安岡正篤師はこの言葉を「どういう立場に立たされようと、それに心を乱されることなく、心の深い部分にいつも喜びの気持ちを抱いてことに当れば、どんな運勢でも開けないものはない」と説明している。
私たちは、本書に登場する多くの先人の話に、「下坐に生きる」とは何なのか知ることになる。
<目次>
第一章 下坐に生きる
第二章 喜神を含む
第三章 『言志四録』を貫く天の思想
第四章 中村天風がつかんだ言霊の本質
第五章 私が経験したマザー・テレサの世界
第六章 車イスのカメラマンを雇った社長さん
第七章 一業に徹す
第八章 生命の本質を探る