内容紹介
会社を1代で優良企業に育てた起業家として、
また「日本を美しくする会」の相談役として知られる鍵山秀三郎氏。
本書は、氏が体得した人生哲学を、中学生に語った講演録だ。
氏が挙げる「よりよい人生を送るために大切なこと」は、
「毎日少しでも、できるだけ、私が(行う)」
「できない理由をいくら探しても、人間はよくならない」
「本当の幸せは『何もない』ところから生まれる」
など、些細な日常の心掛けばかり。
しかし、その小さなことの積み重ねがいかに大切か、
平易な言葉と実例で、分かりやすく説かれている。
実行に裏打ちされた鍵山氏の実践哲学は、
次代を担う若者たちの人生を切り拓き、
よりよい生き方を指し示す羅針盤となるだろう。
目次
毎日少しでも、できるだけ、私が
人生をよくする「三つの幸せ」
①「してもらう」幸せ
②「できるようになる」幸せ
③「してあげる」幸せ
成長のきっかけは「なんでもする」という考え方
人を喜ばすことが人生をよくする
基本を徹底的にやり直す
負けたら悔しい、勝ったらうれしい
周囲の人の喜びが自分の幸せになる
高橋桂子先生の三つの教え、他
心あるところに宝あり
良い習慣を身につけるまでには大変な努力が必要
自分よりあとに生まれてくる人のために何ができるか
なんでも一所懸命に取り組む経験が大切
努力が無駄になるということは一つもない
できない理由をいくら探しても、人間はよくならない
毎日紙を減らす人と毎日紙を増やす人
親や先生の教えを守ることが「強い心」を育てる
しっかり生きるためには「強い心」が欠かせない
「強い心」とは「我慢できる心」
一所懸命に掃除をすると、気づく人になれる、他