内容紹介
ともに“経営の神様”と称され、
多くの人々に影響を与えた松下幸之助氏と稲盛和夫氏。
二人の名経営者の遺した教訓を併せてお読みいただくことで、
事業を成功に導くための原理原則が、より深くご理解いただけるはずです。
セット内容
①松下幸之助の教訓(上甲晃・著)
松下電器産業(現パナソニック)を
一代で築いた“経営の神様”
松下幸之助が創設した
「松下政経塾」の元塾頭で、
平成8年に志ネットワーク社を創立以来、
「青年塾」で約2,000人もの若者の人材教育に
携わってきた上甲晃氏。
コロナ禍に「困難をチャンスに」と、
松下電器創業以来の松下幸之助の
全公式発言がまとめられた
『松下幸之助発言集』(PHP研究所刊、全45巻)を
三度読破してまとめられたのが本著です。
その膨大な記録から
「松下幸之助の求めたるを求める」と意を汲み、
要点を解説する形式で綴られ、
「人間としての精神を高める」
「人使いのコツは長所を見ること」
「知識の奴隷になっていないか?」
など、人生と経営の教訓が100項、
428頁のボリュームで展開されます。
②稲盛和夫の遺した教訓(小宮一慶・著)
成功する経営、失敗する経営の共通点は
どこにあるのか――。
本書は、27年間にわたり
さまざまな企業に経営指導を行ってきた著者が、
経営成功のための普遍の法則を紐解いたものです。
正しい考え方を持ち続け、
そのゆえに成功した現代の経営者として
筆頭に挙げる稲盛和夫氏から得た教訓を、
「考え方編」「経営手法編」の2部に分けて詳述。
第Ⅰ部では、事業の目的の確立、
企業が社会に貢献するための3つの役割、
いかにして社員の心に火をつけるか、
リーダーとしての心構えなどの「考え方」を中心に。
第Ⅱ部では、アメーバ経営とキャッシュフロー経営を軸に、
目標設定の仕方やJAL再建に見る経費管理、
企業再生の手順、稲盛氏が中期計画を立てなかった理由
などの「経営手法」が示されています。