内容紹介
『致知』の特集テーマを概括する総リードをまとめて編集した
『小さな修養論』シリーズを、最新刊まで合わせた5冊セット。
毎号、特集テーマを総括する意味で綴られる一文ではありますが、
一冊の本として通読すると、いずれも真っ直ぐに一道を歩むことの大切さを語り、
著者の思いが一貫することが感じられます。
そしてその「思い」とは
タイトルにもある「修養」の一言に尽きると言えるでしょう。
修養――辞書に拠れば
「知識を高め、品性を磨き、自己の人格形成に努めること」とあります。
本書では随所にその神髄が語られています。
「日本人一人ひとりが修養の精神に目覚めるとき、
またその精神を後から来る人たちにも伝えていくとき、
日本はかつてのように旺盛な活力を必ず取り戻す、と信じています」
『小さな修養論』第1巻にも寄せた著者の切なる思い――。
全国の心ある同志へと届くことを願ってやみません。