王陽明と儒教
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王陽明と儒教

井上新甫

1,760円(税込)

128ページ 縦サイズ21cm

978-4884746933

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王陽明の教えを紐解く陽明学の入門書

内容紹介

「陽明学」は、中国・明代半ばに活躍した哲人・王陽明が儒教を基礎に、
苦しみと修行の中から生み出した哲学。

孔子に始まった儒教は、「どう生きるか」の学問であるはずなのに、
経典解釈や暗記する学問に変貌し、実生活から離れ、孔子の精神である実践から遠のいてしまった。

そこで儒教に新たな血潮をたぎらせ、生きた学問として花開かせたのが王陽明である。
本書は、上毛新聞の記者をしていた著者が40歳の頃に陽明学と出合い心酔した結果、
多くの人に「陽明学」を理解してもらおうと、分かりやすく解説したもの。

「心即理」や「致良知」「知行合一」「事上磨錬」など、
陽明学を学ぶ上で欠かせない言葉も網羅され、入門書でありながら、
その神髄までが学べる内容となっている。

目次

儒教は孔子にはじまる
徳を養う方法
儒教の根本原理
儒教の花・陽明学
陽明学とは何か
天は人心、人心は天心
良知を詠嘆する
日本陽明学と神ながらの道
陽明学と神ながらの響き合い