内容紹介
こちらの商品は
1,540円 → 1,760円 に価格改定を行いました。
「私は『実語教』のことを〝日本人1000年の教科書〟と呼んでいます。
というのも、日本人は長い時間の流れの中で、
『実語教』を学び続けて、
日本人として生きる基礎をつくってきたからです」
そう語るのは本誌2013年3月号にも登場された齋藤孝氏だ。
平安末期から明治初期まで、
およそ1000年にわたって子供の教科書として使われてきたという『実語教』。
江戸期に至っては日本中の子供が寺子屋で学んでいた。
説かれているのは、「学問の大切さ」や「親兄弟のあり方」など、
いずれも人生の指針となる教えばかりだ。
「『実語教』に書かれている智恵をもう一度、日本人の共有財産にしたい」
という著者の思いは、すっと頭に入る現代語訳とゆき届いた解説とに姿を変え、
1000年の叡智に読む者を誘っていく。
巻末には子供と素読ができるよう総ルビの専用ページも付記。
歴史を噛みしめつつ、子供と読みたい1冊だ。
目次
1 世の役に立つ人になろう
2 智恵のある人になろう
3 お金よりも知恵を残そう
4 どんどん自分を磨いていこう
5 毎日学ぶことが一番大事
6 相手を思いやる心を持とう
7 勉強のすすめ
8 覚悟を決めたらやりとげよう
9 自分から積極的に学ぼう
10 繰り返しのすすめ、他
付録 『実語教』素読用読み下し文