内容紹介
本書は、昭和52年に『森信三先生一日一語』と題して
自費出版されていたものの復刻版である。
当時としては驚異的な20万部という売り上げを記録し、
心ある人々に地下水のごとく浸透していた。
色あせることのない本書の魅力を編者の寺田氏に伺った。
「この本は先生の著述や座談など、
ありとあらゆるものから言葉を選びました。
先生のご校閲もいただきまして、
その師弟間の情熱が溢れているからこそ
魅力があるのだと思います」
「最近、私のもとにも森先生についての
講演のご依頼が増え、時代の要請を感じています。
それは、森先生の教えが一部の教養人を
対象とするようなものではなく、
庶民のために地に足のついた基本を
説いたものであるからだと思います」
再び脚光を浴びる珠玉の語録集である本書は
森哲学の真理の結晶といえる。
熟読玩味していただきたい。