内容紹介
心に響く数多くの著作を世に残した碩学・安岡正篤師。
該博な知識に裏打ちされたその叡智はいまなお輝きを放ち、
現代を生きる我々の胸に鋭く迫ってくるものがある。
本書は、安岡師の膨大な著作の中から金言警句を厳選し抜粋、
366日の日々の指針とすることを目的に編まれたものである。
国のあり方や指導者の資質といった骨太のテーマから、
読書、親子、師友、健康といった身近な話題まで、
多岐にわたる言葉の数々は短くも味わい深い。
元旦の「年頭自警」に始まり大晦日の「一燈照隅、万燈照国」に終わる
珠玉の言葉を噛み締めながら、
安岡師が主唱してきた人としての生き方に思いを寄せ、自らを省みるよすがとしたい。
安岡正篤入門の書としてもお薦めしたい。