内容紹介
今年、没後20年となる国民教育の師父・森信三師。
その著書『修身教授録』は10万部を超えるロングベストセラーとなり、師を慕う人は後を絶たない。
本書は、その森師の直弟子として27年間仕えた著者が、師の人生観から日常生活まで、師にまつわる様々なエピソードをまとめた1冊。
師の著作からは窺い知ることのできない、実像が浮かび上がってくる。
生涯を実践に徹した師らしく、日々の生活そのものの中に哲学があり、食事の仕方やビールのつぎ方にまでこだわりがあった。
一方、美術や音楽を楽しむなど、心豊かに生きた師の姿が見えてくる。
また、本書では、優先順位3原則や仕事の黄金律、現場再建の3原則など、森教学のポイントも随所に紹介されているため、師の教えの理解に役立つ。
森師の生き方信條を通じて、二度とない人生をよりよく生きる要諦を掴んでいただきたい。
<目次>
第一章 大宇宙生命
第二章 真理と学問
第三章 人間参究
第四章 道と実践
第五章 教育実践
第六章 美と静観
第七章 日常生活
第八章 二十一世紀の祈念