内容紹介
国民教育の師父・森信三師による
不朽の名著『修身教授録』。
戦前の師範学校における、
師の修身科の授業を再現した講義録は55刷、
16万部を超え、いまなお多くの愛読者に
読み継がれるロング&ベストセラーとなっています。
ただ、師を慕う読者が後を絶たない一方で、
全79講、530ページを超える大冊は、
現代に生きる若い世代にとって、
通読するに容易ならぬものがあることも確かです。
そこで、
「人間と生まれて」
「真実の生活」
「仕事の処理」
「最善観」
「世の中は正直」
「一日の意味」
「人生二度なし」
等、若い世代にこれだけは読んでもらいたいと考える
15講を抄出し、迸る熱情はそのままに、
読みやすく再編集したのが本書です。
生徒の筆録がもとになっているため、
まるで当時の授業を受けているかのようで、
ぐんぐんと引き込まれながら
読み進められるのも特長です。
『修身教授録入門』という書名の通り、
本書をきっかけとして
人間学の学びに触れる若い世代の
多からんことを願ってやみません。
ご家族やご友人へのプレゼントとしてだけでなく、
森信三師の入門書としてもおすすめの一冊です。
※本書は、弊社から2011年に刊行された
『運命を創る』に5講を加え、装いを新たにしたものです。
目次
第1講 人間と生まれて
第2講 志学
第3講 読書
第4講 人と禽獣と異なるゆえん
第5講 真実の生活
第6講 仕事の処理
第7講 誠
第8講 三十年
第9講 下坐行
第10講 最善観
第11講 世の中は正直
第12講 真面目
第13講 敬について
第14講 一日の意味
第15講 人生二度なし