内容紹介
願いに生きた禅僧に学ぶ
人生いかに生きるべきか
【講 師】横田南嶺(臨済宗円覚寺派管長)
【収録時間】79分19秒(CD1枚)
【定 価】5,500円(税込)
【試聴はこちら】(準備中)
【収録内容】・・・・・・・・・・・・・・・
・桃栗三年、柿八年 蜜柑、大馬鹿二十年
・松原泰道先生が貫いた願い
・「衆生無辺誓願度」のたとえ話
・坂村真民先生の言葉「念ずれば花ひらく」
・心に強く願うことは必ず実現する
・お釈迦様が説いた「山上の説法」
・私たちを苦しめる三つの迷い
・「大事因縁」最も大切なこと
・山田無文老師との忘れられない出逢い
・菩提心を掘り下げた言葉「自未得度先度他」
・大願をもって「薫習」を得る
・人のために尽くすことで大きな力を得る
・明徳とは何か――盤珪永琢禅師の坐禅
・人が持って生まれたのは仏心一つ
・一人ひとりの中に眠る無価の宝
・白隠禅師の願い
【内容紹介】・・・・・・・・・・・・・・・
かつて講師の横田南嶺老師が禅の修行を始めた時のことです。師匠から「禅の修行とは大馬鹿になることだ。単なる馬鹿ではない。20年かけて大馬鹿になるんだ」と教わり、それがずっと心に引っかかっていたと言います。
その後、禅の道を一心に歩まれる中で、仏教詩人・坂村真民さんや山田無文老師など様々な縁を通じて掴んだ学びの数々。自身の学びの道を辿りながら、ようやく掴まれた「大馬鹿になるんだ」という師匠の教えに対する横田老師なりの答えに、ぜひ耳を傾けてみてください。
また、横田老師は普段は穏やかだったというお釈迦様が、ある時修行僧に対して「私たちが生きている中で感じる悩みや苦しみは3つある。この3つの炎によって人々は燃えており、このことを我々は自覚しなければならない。」と珍しく激しい口調で説法したという話も取り上げられています。
1、快楽となるものは「もっと、もっと」と欲しがる貪り。
2、嫌だったり不愉快なものに対して、距離を取ったり排除しようとする怒り。
3、一番奥深いと言われる、知ろうともかかわろうともしない愚かさ。
人間の心に巣食いがちなこの3つの感情に対して、私たちはどのように向き合っていけばよいのでしょうか。そういった人生をよりよく生き抜くためのヒントも盛り込まれた、横田老師渾身の講話録です。
【詳細事項】・・・・・・・・・・・・・・・
※このCDは、平成27年に致知出版社から出版した書籍『禅の名僧に学ぶ生き方の知恵』の出版記念講演会での講演を収録したものです。