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藤尾秀昭
1,320円(税込)
発売日:2015年 04月 18日
978-4-8009-1073-8、縦19cm、横13cm 88ページ
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すべての長と名のつく人に贈る
国も会社も、そして家庭でさえ、「そこにどういう人がいるか」で決まる、と著者は言う。人とは“人物”のことである。本書は『致知』主幹である著者が、毎号心血を注いで紡いできた特集総リードから“長としての心得”を十篇選び、収録したもの。そこには様々な“長”が登場し、リーダーとしての心得を披露している。明治政府を預かった者たちがいかにその器量を養ったか、稲盛和夫氏や松下幸之助氏の「困難に直面するほど却って心が躍る」という心境、吉田松陰の場を高めんとする気概、孔子の何があろうと前進しようとする気迫などを紹介し、第十訓として、何よりも大切なことは、その一念を堅持し続けることである、と説く。そうした言葉の一つひとつが説得力をもって響くのは、著者自身が日々、実践してきた教えであるからに他ならない。「長」と聞くと、自分とは関係がない、別の世界のことだと思われる方があるかもしれない。しかし自分の人生は他の誰のものでもない。自分の人生の「長」は自分自身である。その自覚に立つ時、本書はあなたの人生航路を照らす羅針盤となってくれるに違いない。
藤尾秀昭・文/片岡鶴太郎・画
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