内容紹介
商売繁盛、事業・人生発展の極意が記された『繁栄の法則』。
社長・商店主などを中心に、事業経営のバイブルとして読み継がれてきた一冊です。
その発刊から十三年。
いまも阿蘇山中で陶芸家として生活する著者は、
全国で経営塾を開催し、事業繁栄の法と人の生きる道を説いています。
待望の続篇となる本書は、事業を繁栄させ、
永続への道を歩むための原理原則と具体的な示唆の詰まった一冊。
ここで繰り返し説かれるのは「味方だらけの経営」をすることの大切さです。
経営に勝ち負けを持ち込まず、戦わないで繁栄させる。
手を取り合って栄える。
自分だけでなく、相手も富ませることこそが、
無敵な経営の本質であると主張します。
「なせる善(サービス)をすべてなしているか」
「拡大よりも、まず充実を選ぶこと」
「投げたものが返ってくる」
「善意と好意は与えっぱなし」
「恩を刻んで生きてゆく」……。
著者の説く法則を学んだ経営者たちの体験談や感想も多数掲載。
前著『繁栄の法則』も合わせてお読みいただけると、
その一貫した著者のメッセージが、
より説得力を持って伝わってくることでしょう。
目次
1 どうすれば会社が伸び、繁栄の道へ踏み出せるか
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一、相手も富ませる……無敵な経営となる
二、世間を味方につける……味方だらけの経営へ
三、戦わない経営
四、信用は永い繁栄をもたらす……相手を利する
五、十%の損をあたり前と思って人生にあたる
六、心(想い)は形をなす
七、「一秒の祈り・一秒の感謝」は経営を立て直す
八、経営者は社会貢献ができてこそ一人前
九、この法則を学んだ経営者の声
2 どこを改めればよいか……改めれば必ず伸びる
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一、お金を追うのではなく「幸せを追う」ことだ
二 なせる善(サービス)をすべてなしているか
三、会社を戦場にしない……善意のサービスで地域貢献
四、拡大よりも、まず充実
五、社会貢献と事業を結びつけることです。ビジネスチャンスがあり、
事業が拡がってくることを体験するでしょう
六、朝、掃除をする会社はなぜか栄えている
七、たくさんのハウツウを捨て、肚を決めて人のために生きる一本に
3 そこにある不変の繁栄の法も学ぼう
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一、欲でなした事業は、必ず挫折する……動機の純粋性に照らす
二、天はおとし前をつけてくる
三、投げたものが返ってくる……すべてを人生の後半で受け取る
四、準備が整った時に、それはやってくる
五、善意と好意は与えっぱなし……純粋性を身につける
六、ドンべの理論……やり切ること
七、恩を刻んで生きてゆく……自分からは裏切らない
八、それは神事かイベントか……迷ったらやめなさい
4 社長の器を大きくすることを目ざそう
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一、人として立ち、自分を利益の中心に置かない
二、スピリチュアルに生きる
三、友には尽くしなさい
四、ケチは身を滅ぼす……十%多く人にあげる
五、部下への言葉には必ず「勇気」を入れる……難しい言葉を使わない
六、トップは不安を口にしない
七、赦すことを覚える……さらに心が軽くなるために
八、どうしようもない時……思案にあまる問題が生じた時
九、社長の驕りと結果
5 繁栄が長続きしない原因は……
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一、儲けるためだけのハウツウばかり追い求めていないか
二、真のサービスをしているか
三、ちょこっとごまかしていないか
四、せこい生き方になっていないか
五、血を吸いすぎた蚊は自滅する
六、悪銭、身につかずとは……鴨ネギ論