教養として読んでおきたい「十七条憲法」
本

教養として読んでおきたい「十七条憲法」

永﨑孝文

1,540円(税込)

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聖徳太子大遠忌1400年記念
「十七条憲法」の智恵を現代に生かす

内容紹介

「和を以て貴しと為し……」の成句で知られる
「憲法十七条」ですが、その全文について
詳しく知る方は少ないのではないでしょうか。

著者は「憲法十七条」を史料として読むのではなく、
その智恵をいまの時代を生きる
“人間学の書"として活学することが大切だと述べ、
実人生への生かし方を説いています。

例えば第13条の
「諸の官に任ずる者は、同じく職掌を知れ」。

「働く者特に公職にある者は、
自分の職務に誠実に励む一方で、
同僚の職務についてもその概要や
自分の職務との繋がりを心得ておく必要がある」

の意で、同僚の仕事内容にも通じ、
チーム力・組織力で対応すべしと説かれています。

他にも、人を使う時や他人に何かを
依頼する時の重要ポイントや、
評定する者が知っておくベき4つの心得など、
現代ビジネス社会にもそのまま通ずる訓戒が
多いことには驚かされるはず。

また、第4条の「礼を以て本と為よ」では、
“礼儀"と“礼義"の違いについて述べた上で、
礼の本質は「自己を節し」「相手を敬する」ことだとして、
現在の礼節をかえりみない風潮を嘆くとともに、
神社に詣でて「拝礼すること」の本質にも言及しています。

その条文に盛り込まれた言葉や思想は、
人間一人ひとりの生き方の規範としても
実に深く、豊かなものがあります。

聖徳太子大遠忌1400年記念として
出版される本書。

千年以上も前に示された人づくり、
国づくりの道が現代に甦ります。

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