内容紹介
本書は、『致知』創刊25周年を記念し、「巻頭の言葉」の著者ウシオ電機会長・牛尾治朗氏が、
これまでの70余年の歩みのなかで出会った人々、心に刻んできた言葉について綴ったエッセイである。
父親の死去により、33歳でウシオ電機を創業。
その後、日本青年会議所会頭や経済同友会代表幹事など数々の要職を歴任した牛尾氏。
本書には、牛尾氏が学生時代に出会って以来師事してきた安岡正篤師をはじめ
土光敏夫、大平正芳、井上靖などの各氏との出会いと知られざる交流の一断面が描かれていて興味深い。
また、「安酒は飲むな、いい酒を飲め」「俗望を捨て、雅望に生きよ」「孤に徹し、衆と和す」など、
人生の折節で心に刻んできたという言葉の数々は、味わい深い余韻を持つ。
目次
第一章 人をつくる
第二章 世に処する
第三章 事をなす
第四章 人生をつくる