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齋藤孝
1,760円(税込)
264ページ 縦サイズ20cm
978-4800910028
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あの二宮尊徳も学んでいた『童子教』に学ぶ
大好評につき、増刷しました!!! 教育学者・齋藤孝氏の好評書籍『子どもと声に出して読みたい「実語教」』に続く第2弾。 江戸時代、『童子教』は『実語教』と併せて寺子屋の教科書として広く用いられた。 『実語教』が年長者への礼儀、人との付き合い方など、 人間としての生き方の基本を説いているのに対して、 「朝に生まれて夕に死す」等、当時の人々が影響を受けていた仏教思想が加わり、 より道徳観念を深めた生き方を説いたのが『童子教』である。 齋藤氏は古典の学習が強固な精神をつくると述べる。 かつて日本人は素読を行い、『実語教』『童子教』をはじめ、 『論語』や『大学』などの古典を学び、勤勉さや報恩の精神などを培った。 例えば日本の偉人の一人、二宮尊徳は、農民の出でありながら小田原藩の財政再建を果たした。 彼もまた八歳の時に『実語教』と『童子教』を学んだと記録にある。 私たちがよく耳にする二宮尊徳の勤勉さは古典により培われた精神であり、偉業の一端を担ったと言える。 仏教・儒教の経典から文を選び、編纂された『童子教』を、本書では6章に分けて解説。 深い道徳観念に基づく礼儀作法、言葉の使い方、教師への敬意、 父母への孝養などが現代に即した分かりやすい例とともに説明されている。 子どもたちが正しい判断基準、ものの考え方を身につけ、 よりよい人生を送る術を身につけるために、ぜひ本書をご活用いただきたい。
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