内容紹介
野村証券で“伝説の営業マン”として名を馳せ、
ソフトバンク入社後は孫正義氏の懐刀として活躍。
その後、SBIホールディングスを創業し、
一大インターネット総合金融グループに育て上げた
北尾吉孝氏の随筆集。
仕事や人生を通じて「いかに身を修めるか」を
一貫したテーマに置き、幼少期から慣れ親しんできた
東洋古典を引き合いに現代社会の風潮を論じたり、
自身のライフスタイルからリーダーとしての
振る舞いや心構えを示唆したり、
築き上げてきた仕事観・人生観を率直に語ります。
2023年には72歳になる筆者ですが、
総従業員数1万7,000人を率いる
グループの総帥として、
1日4時間半の睡眠時間でいま現在も
奮闘努力を続けています。
そのような日々を支えるのが、
「世のため人のための高い志」。
そして、これまでの人生の歩みを通じて、
「最終的に帰着するところは
人間学だと実感している」
と言い切ります。
金融ビジネスの荒波を
「常に主体的に渡り歩いてきた」
という筆者渾身の100篇、344頁の大部。
令和の時代を生きるビジネスパーソンに贈る
珠玉の自己修養本です。