内容紹介
著者は安岡正篤師のご次男であり、(財)郷学研修所・安岡正篤記念館理事長の安岡正泰氏である。
本書は正泰氏が監修を務めたベストセラー『安岡正篤一日一言』の続篇的な位置づけとして編集された。
子として、また師として、幼少の頃よりふれてきた父・安岡師の言葉を100言厳選。
特に現代に活かすことのできる名句・名文が並び、価値ある言葉集となっている。
また「序」では、昭和21年に安岡師が戦犯に指名されそうになった時の安岡家の危機迫る様子が描かれ、類希なる思想が、鮮烈な時代の中で生まれたこともうかがい知ることができる。
7つの章には、テーマごとに挨拶や酒の飲み方といった日常の行動指針となるものから、「萬世の為に太平を開く」や「一燈照隅」など大局的な視点も説かれ、奥深い内容となっている。
本書で先師から受け継がれる生きる上での指針、志を味わいたい。
<目次>
序
第一章 活学
第二章 洗心
第三章 照心
第四章 為政
第五章 百朝集
第六章 風雅
第七章 信條