内容紹介
2500年間、読み継がれてきた『論語』。
昨今、子供の発育によいとして、『論語』を学ぶブームが起きているが、
空手師範である著者は、30年も前から『論語』や武士道を塾生に教えてきた。
本書は、前作『子供が喜ぶ「論語」』同様、
『論語』の授業部分を臨場感をもって再現。
「君子になることが人生の目標」と説く著者が、
いじめや引きこもり等の身近な問題から、
尖閣諸島等の社会問題まで引き合いに出しながら、
『論語』の言葉を解説している。
その内容は、大人の心にも十分響く質の高いものであるが、
子供たちも熱心に耳を傾ける。
授業を通して志に目覚め、学校の勉強に対しても意欲が湧くようになり、
自然と成績も上がっていくという。
子供の頃にこのような授業を受けられたら人生が変わっていただろう、
と心底思わせる魅力がある。
孔子が真に伝えたかった教えを堪能し、人間力を養っていただきたい。
目次
第1章 人生の指針を立てよう
第2章 人間としての正道を歩もう
第3章 正しい判断を身につけよう
第4章 本物の勇気を持った人間になろう