五箇条の御誓文の真実
本

五箇条の御誓文の真実

伊藤哲夫

1,650円(税込)

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内容紹介

約150年前、開国して間もない混乱、混沌の時代に
布告された国是「五箇条の御誓文」。
「一、広く会議を興し、万機公論に決すべし」という一文に始まる文書で、
明治新国家建設に大きな役割を果たしました。

新型コロナウイルスの脅威、近隣諸国との外交問題、自然災害など、
国内外の様々な課題に直面している我が国において、
その文書を現代に紐解く意義を著者は次のように述べます。

「今われわれに真に求められているのは、新たな方向性を与え、
それに向けてわれわれを鼓舞し得る根本的な精神であり、希望ではないか」――。

本書では、御誓文が示さんとした思想の画期性や意義を解き明かすだけでなく、
起草からどのような変遷を経て御誓文が形づくられ、布告に至ったのか。
その知らざれるドラマを丹念に調査し、先人たちが目指した国家像を浮き彫りにしています。
その内容は日本が、そしてわれわれ国民が目指すべき道標にも
なり得ると、著者は力説します。

前著『教育勅語の真実』『明治憲法の真実』と併読することで、
日本を日本たらしめてきた精神的源流に触れ、明日を拓く活路が見出せることでしょう。

目次


序章 今なぜ「五箇条の御誓文」なのか
第1章 五箇条の御誓文――その成立と思想
第2章 単なる「理想」に留まらなかった御誓文
第3章 五箇条の御誓文と「公議」の思想
終章 昭和天皇と五箇条の御誓文

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