内容紹介
アサヒ“スーパードライ”をトップブランドに育て上げた著者が、
米国在住の孫娘からの質問に応えて、第2次世界大戦についての考えを語る。
陸軍士官学校に学んだ経験を持つ著者に対する孫娘の質問は
「おじいちゃんはなぜ軍人の学校に進んだの?」に始まり、
戦争の是非、戦後日本の在り方まで多岐にわたる。
これに対し率直に答える著者の姿勢は毅然として
日本人としての誇りに満ちている。
国際社会における日本の地位・役割が問われている現在、
日本人としての視点を構築する上で、本書は強力な材料を提供する。
目次
Ⅰ 生い立ちと陸軍士官学校
Ⅱ 終戦、そしてルネッサンス
Ⅲ 戦争の本質について
Ⅳ 失われしもの
Ⅴ 日本人の心