内容紹介
『活学講座』に続く「安岡正篤人間学講話」第2弾。
今回は『中庸』『老子』『言志四録』『小学』という
古典に関する講義を厳選した。
「古典を読むと、現代がはっきりするのです」
と説かれているように、古典を単なる学問研究の対象ではなく、
現実を生きる指針として捉える。
しかしそのためには、ある程度の教養が不可欠という。
その点、本書では安岡師の解釈を通じて古典の神髄に触れられるため、
日々の生活に生かしやすい。
師が若き愛弟子たちの将来のため、精魂込めて語った講義録は、
人生の要諦に満ちている。
さらに、現代の我々の理解を深めるため、
前作同様、郷学研修所所長による「解説」や「大意」を追記。
これまで安岡教学に縁のなかった諸氏にも手にとっていただきやすくなった。
人類の叡知として読み継がれてきた古典を味読するには最適の1冊。
目次
『中庸』章句に学ぶ
『老子』と現代
『言志四録』と人生
『小学』の読み直し