内容紹介
尖閣諸島沖で勃発した中国漁船衝突事件。
度重なる中国の威圧的な態度に対して、
日本の政治家の対応は弱腰との批判が集中した。
一体、日本の政治家はなぜ弱腰で、本来どのような行動をとるべきだったのか。
もし改めてそう問われるようなことがあったとしたら、
果たして自信をもって解答することはできるだろうか。
中條氏は「歴史を忘れた民族は滅びる」という。
正しい歴史認識こそが現代を見る眼と、
「子々孫々」に語れるだけの見識を養うのだ。
本書では民主党政権の内幕や戦後処理の問題点が語られる。
さらに、神話の時代から連綿と続く天皇家の歴史もテーマとされているのが
1作目とは異なる点である。
それでも2万部を超えた前作同様、
「この国の素晴らしさを伝えなければならない」という
著者らの使命感は変わらない。
日本人としての自信と誇りの源流を理解することのできる貴重な1冊である。
目次
プロローグ 一身にして三生を経た者として
第1章 明治維新以来の危機に立つ日本
第2章 何が日本人を堕落させたのか
第3章 勝者の書いた歴史に騙されるな
第4章 日本人よ、民族の誇りを取り戻せ
エピローグ 誉れ高き日本の姿を子々孫々まで語りつぎたい