内容紹介
知の巨人と称される渡部氏は先人の教えや、その生き方をどのようにして身につけてきたのか。
本書は、数々の先人の中でも氏にとって特別な4人が語られる貴重な1冊である。
1講では目標を達成する上で「自己修養」の必要性を論じた新渡戸稲造、2講では「天は自ら助くるものを助く」と説いた『自助論』が世界的ベストセラーとなったスマイルズを紹介。
3講では医学的見地から精神世界の存在を示し、人間の大きな可能性を示唆したカレル、4講では講談社を創業し、修養の存在を大衆に根づかせた野間清治を取り上げる。
さらに最終講では、渡部氏自身の修養法が紹介される。
幼少期から培ってきた読書術や大学での時間活用法など、逆境を好転させ、願望を現実にしてきた、圧倒的な「内発的努力に基づく修養法」がありのままに綴られる。
先人の修養法に学び、糧としてきた渡部氏から、強く賢く生きるコツを掴みたい。
<目次>
第一講 新渡戸稲造の「修養」に学ぶ
第二講 スマイルズの「自助論」に学ぶ
第三講 アレキス・カレル「人間この未知なるもの」
第四講 野間清治に学ぶ「己を修める生き方」
第五講 私の自己修養法