生き方・人生

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  • 諦めない生き方
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    諦めない生き方

    都倉亮

    1,650円(税込)

    本書は聖路加国際病院理事長の日野原重明氏と都倉亮氏による初の著作である。
    著者は34歳の時にクモ膜下出血を発病。
    九死に一生を得るも、それまで勤めてきた商社での激務は困難と判断し、独立起業した。
    その後、経営者として活躍していた著者を再び病魔が襲ったのは55歳の時である。
    中咽頭がんが左首リンパ節に転移した状態で見つかったのだ。
    著者はがんとの闘病を通じて、医療体制に対する不信、同病者の死、会社の清算、がんの再発と、様々な体験を重ねながら、いまなお治療を続けている。
    絶望的な状況の中でも諦めることなく、不屈の意志で前進を続けてきた著者の生き方から学ぶものは多い。
    現在の日本は二人に一人はがんになる時代といわれている。
    がんという視点から命の有限性を見つめ直し、自身の人生を深く内省するきっかけを得ていただきたい。

    <目次>
    第一章 癌宣告、そのとき人は何を思うのか
    第二章 治療と手術
    第三章 癌が発見されるまでの人生
      ①―― 生い立ちから会社勤務まで
    第四章 癌が発見されるまでの人生
      ②―― 独立企業
    第五章 治療を通して見えてきた医療の問題
    第六章 癌によって代わってしまった日常
    第七章 病気が教えてくれた新しい生き方
  • 人生を変える 生きがいの法則
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    人生を変える 生きがいの法則

    伊藤幸男

    1,540円(税込)

    あなたは持って生まれた「人生計画書」に気づいているだろうか。
    人生で出合うすべての困難は乗り越えるためにあり、自分の魂をより高めるため、生まれる前に自らが計画してきているのだという。
    経済学者である著者がこう語るのは、17歳の時に体験した突然の姉の事故死に起因する。
    その衝撃的な体験から「何のために生きるのか」を自問し、生死や魂の有無について深く考えてきたという。
    本書では、臨死体験や過去生、因果の法則等、生きる意味を考える上で参考になる印象的な現象を具体例を交えて紹介。
    その上で「運命と宿命の違い」「人生の2つの目標」などの切り口から人生の命題に迫っていく。
    さらに稲盛和夫氏の「人生は“魂を磨く”ことが目的」といった言葉の引用もあり、成功者の考え方を知ることもできる。
    生きる意味を考え、生きがいある人生を築いていくためにもぜひ一読していただきたい。

    <目次>
    第一章 科学の方法と魂仮説
    第二章 仮説「魂はある」 ――その現象のいろいろ
    第三章 意識と物質
    第四章 生命の定義、生まれてくる意味
    第五章 因果の法則
    第六章 波長同通の法則 
    第七章 生きる意味 ――人生計画
    第八章 自由意志と選択
    第九章 大宇宙の中の私たち
  • ポケット名言集「小さな人生論」
    本
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    ポケット名言集「小さな人生論」

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    創刊34周年を迎えた本誌の真髄を凝縮した「小さな人生論シリーズ」から、名言集が誕生した。
    シリーズ全5巻の中から、特に心に残る言葉を厳選。
    人間学の結晶といえる1冊である。
    「心が受け入れない限り、不幸はない」「与えられた環境の中でひたすら生きるものは美しい」など、どのページを開いても心震わす珠玉の名言が連なる。
    「いかに生きるか」「試練を越える」「日々前進する」「自分を育てる」「利他に生きる」「道をひらく」の6章から成る本書は、1章から読み通すことで「運命を拓く言葉の重さ」や、本シリーズが伝えてきた「人は何のために生きるのか」といった人生の真理に触れることができる。
    いつも手元に置き、繰り返し読める書として通勤通学のお供や、プレゼントにもおすすめ。
    収められた190の金言の中から、人生の糧となる言葉に出合っていただきたい。

    <目次>
    第一章 いかに生きるか
    第二章 試練を越える
    第三章 日々前進する
    第四章 自分を育てる
    第五章 利他に生きる
    第六章 道をひらく
  • 森信三の生き方信條
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    森信三の生き方信條

    寺田一清

    1,540円(税込)

    今年、没後20年となる国民教育の師父・森信三師。
    その著書『修身教授録』は10万部を超えるロングベストセラーとなり、師を慕う人は後を絶たない。
    本書は、その森師の直弟子として27年間仕えた著者が、師の人生観から日常生活まで、師にまつわる様々なエピソードをまとめた1冊。
    師の著作からは窺い知ることのできない、実像が浮かび上がってくる。
    生涯を実践に徹した師らしく、日々の生活そのものの中に哲学があり、食事の仕方やビールのつぎ方にまでこだわりがあった。
    一方、美術や音楽を楽しむなど、心豊かに生きた師の姿が見えてくる。
    また、本書では、優先順位3原則や仕事の黄金律、現場再建の3原則など、森教学のポイントも随所に紹介されているため、師の教えの理解に役立つ。
    森師の生き方信條を通じて、二度とない人生をよりよく生きる要諦を掴んでいただきたい。

    <目次>
    第一章  大宇宙生命
    第二章  真理と学問
    第三章  人間参究
    第四章  道と実践
    第五章  教育実践
    第六章  美と静観
    第七章  日常生活
    第八章  二十一世紀の祈念
  • 一流たちの金言2
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    一流たちの金言2

    藤尾秀昭(監修)

    1,320円(税込)

    アマゾンで総合2位となった『一流たちの金言』。
    本シリーズは『致知』33年(当時)の歴史の中から特に反響の大きかった記事を厳選した、人気の「人間力メルマガ」から誕生したものである。
    待望の第2弾となる今回は20の感動実話を収録。
    グリコ創業者江崎氏と松下幸之助氏の話では、後継者として育成中の息子を突然失った高齢の江崎氏を松下氏が激励。
    応援を誓い、生涯協力し続けた松下氏と、それに応え晩年まで経営者として生きた江崎氏との友情秘話が紹介されている。
    また、大戦末期の「特攻ほがらか隊」の逸話も印象深い。
    明るく笑いの絶えない隊として地元住民に愛された特攻隊員が、出撃前夜に竹林の中で「お母さん、お母さん」と泣きながら日本刀を振り回していたという話は読む者の心に迫るものがある。
    生きる勇気が湧いてくる感動の1冊。
    人間讃歌の金言の数々をぜひ味読いただきたい。

    <目次>
    第一章 生きる誓い
    第二章 ひたむきな心
    第三章 仕事にかける
    第四章 母の力
    第五章 命の輝き
  • 小さな人生論5
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    小さな人生論5

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    本誌の「特集総リード」を編集してまとめた『小さな人生論』が初めて刊行されたのは平成15年9月。
    以来、読者の反響を呼び累計30万部を突破した人気シリーズの完結編がいよいよ発売となった。
    『致知』2011年11月号までの総リードが収録された本書は、「人生に処する知恵」「一道をひらくもの」「一念を鍛える」「立命への道標」「先人の示す道」「長たる者の要諦」から成る全6章で構成。
    一貫して「人は何のために生きるのか」を問うている当シリーズだが、今作は震災に関する話も多く、そのメッセージ性はさらに強まっている。
    特に「新生」「試練を越える」のテーマでは、“最も暗い時代も希望を持とう”や“天はその人の魂を磨き、人格をさらに成長させるために試練を与える”といった苦難の中にある人々の支えとなる言葉が溢れる。
    さらに、松下幸之助、稲盛和夫、野間清治といった名経営者の心構えが分かる「人生は心一つの置きどころ」や、奇跡的にホテルを再建させた3つの法則を紹介する「発展繁栄の法則」などが掲載され、仕事における要諦も説かれている。
    人間力、仕事力を高める人間学のエッセンスが160ページに凝縮された1冊。
    古典や先人の名言も多数紹介される本書から、人生をよりよく生きるヒントを掴みたい。

    <目次>
    第一章 人生に処する知恵
    第二章 一道をひらくもの
    第三章 一念を鍛える
    第四章 立命への道標
    第五章 先人の示す道
    第六章 長たる者の要諦
  • 人生に活かす老子
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    人生に活かす老子

    井出元

    1,760円(税込)

    二千数百年前に成立したといわれる『老子』は、人々に読み継がれ、禅をはじめ日本の伝統文化・精神にも多大な影響を及ぼしてきた。
    本書は、長年研究に携わってきた著者が、『老子』が本当に伝えたかった生き方のヒントを明らかにする。
    また、「山間で静養しつつ、心の平安を求めるのではなく、戦乱で明け暮れる現実社会に身を置き、悠然と生き抜いて真の勝者となる秘訣」は現代にも大いに役立つ。
    「もっと穏やかに」「もっと豊かに」「もっと自然に」「もっと自由に」「もっと謙虚に」をテーマとした全5章を通読していくうちに、老子が理想とする「水」のような生き方が次第に見えてくる。
    柔軟な心をもって、あらゆる現実に自然に対応していく力。
    震災や不況など先の見えない不安な現代社会だからこそ、こうした力を養うことで、逞しく生きていけるのではないだろうか。
    先人の叡知によって、新たな境地に到達したい。

    <目次>
    序   和をもって人生を歩む
    第一章 「真実の道」を生きる――もっと穏やかに
    第二章 心の平和を保つ
    第三章 よりよい社会を築く知恵――もっと自然に
    第四章 運命・境遇を受け入れて生きる――もっと自由に
    第五章 「人生の達人」をめざす――もっと謙虚に
    あとがき 老子の人となり
  • 「修養」のすすめ
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    「修養」のすすめ

    渡部昇一

    1,650円(税込)

    知の巨人と称される渡部氏は先人の教えや、その生き方をどのようにして身につけてきたのか。
    本書は、数々の先人の中でも氏にとって特別な4人が語られる貴重な1冊である。
    1講では目標を達成する上で「自己修養」の必要性を論じた新渡戸稲造、2講では「天は自ら助くるものを助く」と説いた『自助論』が世界的ベストセラーとなったスマイルズを紹介。
    3講では医学的見地から精神世界の存在を示し、人間の大きな可能性を示唆したカレル、4講では講談社を創業し、修養の存在を大衆に根づかせた野間清治を取り上げる。
    さらに最終講では、渡部氏自身の修養法が紹介される。
    幼少期から培ってきた読書術や大学での時間活用法など、逆境を好転させ、願望を現実にしてきた、圧倒的な「内発的努力に基づく修養法」がありのままに綴られる。
    先人の修養法に学び、糧としてきた渡部氏から、強く賢く生きるコツを掴みたい。

    <目次>
    第一講 新渡戸稲造の「修養」に学ぶ
    第二講 スマイルズの「自助論」に学ぶ
    第三講 アレキス・カレル「人間この未知なるもの」
    第四講 野間清治に学ぶ「己を修める生き方」
    第五講 私の自己修養法
  • 「西郷南洲手抄言志録」を読む
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    「西郷南洲手抄言志録」を読む

    渡邉五郎三郎

    1,320円(税込)

    西郷南洲(隆盛)が自ら編纂し、生涯にわたって心の糧としてきた名言集が残っている。
    『西郷南洲手抄言志録』と呼ばれる1冊は、佐藤一斎の『言志四録』から、「一燈を提げて暗夜を行く」など、西郷が特に心に響いた101の言葉を厳選したものだ。
    本書は、その『西郷南洲手抄言志録』について、今年(平成22年)92歳になる渡邉氏が渾身の思いを込めた書き下ろしである。
    旧士族の家に生まれて幼少の頃から西郷の教えに触れ、その生き方を範としてきた氏の解説からは、西郷がいかにして人間的器量を磨き上げていったかが伝わってくる。
    また、それぞれの言葉に関連した『南洲翁遺訓』や『論語』等の古典、渡邉氏が薫陶を受けた安岡正篤師の寸言なども紹介され、人間学の学びを深められるようになっている。
    数々の逆境を乗り越えた西郷の原点ともいえる名言を通じて、人間的器量を養う要諦を掴んでいただきたい。

    <目次>
    第一章 言志録
    第二章 言志後録
    第三章 言志晩録
    第四章 言志耋録
  • 安岡正篤 立命への道
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    安岡正篤 立命への道

    神渡良平

    1,650円(税込)

    碩学・安岡正篤師は、敗戦によって焼け野原と化した祖国の惨状を見て、
    「いまはもう誰も振り返らなくなり絶えてしまった聖賢の学問を、
     いまこそ引き継いで蘇らせ、日本人の真の主体性を確立しなければならない」
    と決意した。
    それは「迂遠のようであるけれども、一からやっていくしかない」
    と自覚することだった、という。

    安岡師の決意から66年、本書には安岡師の言葉や書物と出合い、
    自らを奮起させ、主体的に生きていく人々のドラマが描かれる。
    経営者や政治家、あるいは自然農法実践家から市井の人々まで、
    全25編にわたって紡ぎ出される感動のドラマと、
    安岡師の著作から紐解かれる名句、名文の数々が惜しげもなく披露されている。

    東日本大震災を契機として、安岡師が敗戦の焦土を前に決意したものを
    再検証するとともに、いまも人々を惹きつけ続ける安岡師の魅力を
    明らかにしようとする意欲作である。

    目次


    プロローグ 現実生活をリードする東洋の叡智
    第1章 安岡正篤 立命への道
    第2章 安岡正篤に啓発された人々
    第3章 人生の師父安岡正篤
    第4章 東洋の叡智と安岡正篤
    第5章 安岡正篤の慧(けい)眼
    エピローグ
  • 心に響く小さな5つの物語 II
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    心に響く小さな5つの物語 II

    藤尾秀昭・文/片岡鶴太郎・画

    1,047円(税込)

    小学生から90歳代の方まで反響が及んだ
    『心に響く小さな5つの物語』の待望の第2弾。

    「心願に生きる」「感動・笑・夢」「幸福論」「歴史創新」
    「命の炎を燃やして生きる」という今回の5つの感動実話は、
    さまざまな試練や苦難に見舞われながらも、
    人生を切りひらいていった人物らが主人公となっている。

    次々と難病に襲われた作家・三浦綾子氏、事業の失敗や
    度重なる落選を経験したリンカーン、
    戦争中に両足を切断せざるをえなかった禅師など、
    人生を恨みたくなるような状況から立ち上がっていった
    人間のリアルな生き方がそこにはある。

    事の大小があるとはいえ、誰にでも、逃げたくなるような苦しい時が訪れる。
    そんな時にどうするか。
    本書にはそのヒントがある。

    心に深く響いてくる5編に、片岡鶴太郎氏の美しい画が添えられ、
    何度読み返しても、その都度新鮮な感動が得られる1冊である。

    目次


    第一話 心願に生きる
    第二話 感動・笑・夢
    第三話 幸福論
    第四話 歴史創新
    第五話 命の炎を燃やして生きる
  • ありがとう 生きること そのすばらしさ
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    ありがとう 生きること そのすばらしさ

    大津秀一

    1,320円(税込)

    これまで1000人以上の死を見届けてきた終末期医療の専門家が、
    今回は特に10代にも分かりやすいようにと平易に人間の死を説く。

    著者も幼少の頃は身体が弱く生死の境を経験したこと。
    また、いじめを苦に自殺する10代を憂い、自身のいじめられた経験も告白。
    実体験をもとに様々な視点で死が語られる。

    現役の医師だけに、病院内での事例も豊富だ。
    中でも、「トラウマになるから」という理由で
    親の死に目に子供をあわせない昨今の大人に対しては警鐘が鳴らされる。

    本作を読んだ親子からはこのような感想があった。
    「苦しみを許容して応援してくれる本だと思います」(高校3年・娘)
    「母親から子供へそっと贈りたい本です」(母)

    死について考えるからこそ生が輝きを増す。
    よりよく生きるために手に取りたい本である。

    目次


    第一章 自分が死ぬと思ったことはありますか
    第二章 こんな時はまだ死ぬ時ではない
    第三章 どうやって死を学ぶべきなのか
    第四章 死ぬことから生きることを考える
  • 日本人の気概
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    日本人の気概

    中條高徳

    1,540円(税込)

    戦争や大災害等、これまで幾多の国難に見舞われてきた日本。
    しかし、その都度日本人は美質を発揮し、危機を乗り越え、奇蹟の復興を遂げてきた。

    本書は、本誌好評連載「巻頭の言葉」から、日本人本来のDNAを呼び覚ます20編を厳選し、
    「美徳ある生き方」「誇りをなくした日本人」「先人に学ぶ」
    「歴史を忘れた民族は滅びる」の4つの章にまとめた。

    大きな反響を呼んだ「おやじの弁当」「おふくろのおしめ」といった
    感動エピソードも収録されている。

    陸軍士官学校生として先の戦争を体験し、
    戦後は企業戦士として猛烈に働き抜いた著者。
    84歳(当時)の憂国の志士が、この度の大震災により
    新たな国難に襲われた現代人に渾身のメッセージをおくる。

    魂を揺さぶられる言葉の数々に、血がたぎり日本人としての自覚がふつふつと蘇る。

    目次


    プロローグ 日本民族どっこい生きていた
    第一章   美徳ある生き方
    第二章   誇りをなくした日本人
    第三章   先人に学ぶ
    第四章   歴史を忘れた民族は滅びる
    エピローグ 感性が理性を超克する瞬間 ICU(集中治療室)から消えた男の物語
  • 生き方の流儀
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    生き方の流儀

    渡部昇一,米長邦雄

    1,760円(税込)

    上智大学名誉教授の渡部昇一氏、そして日本将棋連盟会長の米長邦雄氏。
    2人は17年前に1冊の対談本を弊社より出版している。
    当時、米長氏は50歳で名人位を獲得。社会的にも話題になり、その直後の刊行だった。

    それ以降もよりよき人生を築き上げ、70代は60代の延長、
    80代は70代の延長と淡々と語る渡部氏と、
    70歳でピークを迎えるべく人生設計を立ててこられた米長氏。
    本書は、いまや生き方名人の域に達した感のある両氏による出色の人生論である。

    「一歩抜きん出る人の仕事の流儀」「青少年期の過ごし方」
    「いかにして財を為すか」「家庭の流儀」「老・病・死に対して」など、
    人生経験豊富な2人だけに、話題は人生の要所を押さえ多岐にわたる。
    特に蓄財の流儀や互いに3人の子を育ててきたその考え方は新鮮で学ぶものが多い。

    幸運の舞い降りる人生を歩むために、本書でその要諦を掴みたい。

    目次


    第1章 『人間における運の研究』その後
    第2章 生涯現役の人たちの共通項
    第3章 若くして学べば壮にして成すあり~青少年期の過ごし方~
    第4章 一歩抜きんでる人の仕事の流儀
    第5章 いかにして財を為すか
    第6章 夫婦のあり方~家庭の流儀~
    第7章 老・病・死に対して~老いの流儀~
    第8章 一流への流儀
  • 運命を創る
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    運命を創る

    森信三

    1,320円(税込)

    国民教育の師父と謳われた森信三師の『修身教授録』。

    戦前の師範学校における師の修身科の授業を再現した不朽の名著は、
    昭和15年の旧版発行以来、学生から経営者まであらゆる立場、
    あらゆる年齢層に読み継がれてきた。
    座右の書に挙げる読者も多く、正真正銘のロングセラーである。

    本書は、平成元年に弊社が復刻した500ページを超える新版の
    全79回にわたる授業から10講を厳選し、読みやすく再編集したダイジェスト版である。
    「人生二度なし」「最善観」等の人生哲学から
    「仕事の処理」「読書」等の実践哲学まで、師の教えの真髄が並ぶ。

    迷い多き人生をいかに生きるべきか、生きるための原理原則が懇切丁寧に示されている。

    目次


    1 人間と生まれて
    2 志学
    3 読書
    4 仕事の処理
    5 三十年
    6 下坐行
    7 最善観
    8 世の中は正直
    9 敬について
    10 人生二度なし
  • 「中庸」に学ぶ
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    「中庸」に学ぶ

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    『中庸』は孔子の孫である子思によってまとめられた書物である。
    『論語』『大学』『孟子』とともに「四書」の一つに数えられ、
    儒教の本筋を学ぶことができるテキストとして、
    特に中国宋代の儒学者である朱子によって重要視されてきた。

    本書では安岡正篤師の高弟である著者が、
    『中庸』の中でも特にポイントとなる章を抽出。
    『中庸』を読むと「声なき声が聞こえ、形なき形が見えるようになり、
    ものの真価が分かるようになる」といわれるが、その真髄を丁寧に解説される。

    「『自分はどのような性(特質、個性、使命)を天から与えられているか』
     これを知り、自覚することが、実は人が生きていくうえで、
     とても大切なことなのです」

    人間としてあるべき道を説く古典の中の古典といわれる
    『中庸』を学ぶには貴重な一書である。
    96歳(当時)の古典の鉄人が語る貴重な講演録をじっくりと味わいたい。

    目次


    第1講 天の道を学ぶ
    第2講 誠を貫く
    第3講 至誠をもって生きる
    第4講 君子の道を知る
  • 人間観の覚醒 新装改訂版
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    人間観の覚醒 新装改訂版

    芳村思風

    2,200円(税込)

    人間の進化の実現を目的に、理性を中心とした近代の人間観を批判し、
    感性を人間の本質とする考え方を提唱するのが、
    著者が確立した感性論哲学である。

    今回、出版された『人間の格』と『人間の境涯』は、
    旧題『人間の格』という1冊に収められていた講演録である。
    また、『人間観の覚醒』は、旧題『人間観の革正』の新装改訂版である。

    『人間の境涯』の境涯とは、その人の人格がどの程度まで
    成長しているかを表すものであり、
    本の中ではその成長が段階的に示される。

    また、その境涯を極めるためには人格を磨く努力を行う必要があるが、
    その実践論が『人間の格』である。
    さらに『人間観の覚醒』では
    「何のために生きるのか」という根源的な問いが発せられ、
    まったく新しい感性的な生き方が展開される。

    経営者を中心に全国から引きも切らず講演が依頼される著者の
    思想のエッセンスが詰まったシリーズである。

    芳村思風 感性論哲学シリーズ三部作セット
    (『人間の格』『人間の境涯』『人間観の覚醒』)はこちら




    目次


    第一章 脱近代の理念
    第二章 脱近代の人間性
    第三章 感性の本質と構造の働き
    第四章 感性が肉体と精神を創造する
    第五章 感性と宇宙
  • 人間の境涯 新装改訂版
    本
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    人間の境涯 新装改訂版

    芳村思風

    2,200円(税込)

    人間の進化の実現を目的に、理性を中心とした近代の人間観を批判し、
    感性を人間の本質とする考え方を提唱するのが、著者が確立した感性論哲学である。

    今回、出版された『人間の格』と『人間の境涯』は、
    旧題『人間の格』という1冊に収められていた講演録である。
    また、『人間観の覚醒』は、旧題『人間観の革正』の新装改訂版である。

    『人間の境涯』の境涯とは、その人の人格がどの程度まで
    成長しているかを表すものであり、本の中ではその成長が段階的に示される。
    また、その境涯を極めるためには人格を磨く努力を行う必要があるが、
    その実践論が『人間の格』である。

    さらに『人間観の覚醒』では「何のために生きるのか」という根源的な問いが発せられ、
    まったく新しい感性的な生き方が展開される。

    経営者を中心に全国から引きも切らず講演が依頼される
    著者の思想のエッセンスが詰まったシリーズである。

    芳村思風 感性論哲学シリーズ三部作セット
    (『人間の格』『人間の境涯』『人間観の覚醒』)はこちら


    目次


    第一章  自我と自己
    第二章 人称的自我の世界
    第三章 理念的自我の世界
    第四章 境涯の最高の姿
  • 安岡正篤 心に残る言葉
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    安岡正篤 心に残る言葉

    藤尾秀昭

    1,320円(税込)

    大正から昭和にかけて歴代首相や多くの財界人から人生の師と仰がれた碩学・安岡正篤師。
    本書は、昨年行われた「安岡教学に学ぶ一日セミナー」での
    著者の講演録を編纂したものである。

    『致知』の編集発行人として、長年にわたり安岡師の著書の出版に携わってきた著者の言葉は、
    安岡教学のエッセンスをとらえながらも、実に平易明快。

    本書は、師の残された言葉を中心に、安岡教学の真髄に迫る。
    それは一言でいえば、“一隅を照らす”人間になることだという。
    何も自分の周りを照らすのではなく、その場になくてはならぬ人になるということである。

    それは、日々仕事や人生に真剣に打ち込むことによってのみ成し得るものだと、著者は語る。

    安岡教学の手引書ともいえる本書から師の真の活学を掴み取り、
    人生を歩む上での糧としたい。
    また、師の人間像をより深く知ることのできる巻末の年譜も興味深い。

    目次


    第1章 今ここに生きる
    第2章 先哲に学ぶ
    第3章 人間を磨く
    第4章 一燈をともす
    安岡正篤先生 年譜
  • 照心講座
    本
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    照心講座

    安岡正篤

    1,760円(税込)

    『活学講座』『洗心講座』に続く「安岡正篤人間学講話」の第3弾。

    安岡教学の骨格をなす講義の中から、
    今回は王陽明、中江藤樹、熊沢蕃山に加えて、
    儒教や禅、さらには『三国志』に至るまで、
    人間学の源流ともいえる数々の教えが安岡師によって光をあてられている。

    特に今回は、本書のもととなった「先哲講座」の
    第一回目(昭和26年)から世話人を務められた、
    論語普及会学監の伊與田覺氏による
    「先哲講座の回顧」と題する貴重な一文が添えられる。

    講座が誕生するまでの知られざるエピソードや、
    参学者で会場が溢れかえった第一回目の開催の様子など
    興味深い内容となっている。

    終戦直後、安岡師に登壇を求めたかつての道心堅固な青年たちの思いが、
    いま新たな装いをもって蘇る。
    古賢先哲から安岡師、そして現代へと道縁を繋ぐ価値ある一書である。

    目次


    王陽明の人と学
    陰?の勧め
    青年哲人文中子
    三国志と青年
    儒教と禅
    藤樹と蕃山先生と今後の学問
  • プロの条件
    本
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    プロの条件

    藤尾秀昭(文)

    1,047円(税込)

    好評書籍『心に響く小さな5つの物語』の姉妹篇が誕生した。
    これまでの本誌特集前書きから、「プロの条件」「信念の力」など、
    特に仕事の心構えに関する5編を厳選。
    80ページというコンパクトさに加え、
    活字が大きいため、大変読みやすい仕上がりになっている。

    「働くことを通じてその道のプロになることはもちろん、
    人生のプロフェッショナルになってほしい」
    という著者の願いが込められ、
    プロとアマの違い、仕事を成就するために欠かせないもの、
    人生をひらく鍵など、一生の糧になる内容となっている。

    各章には話題の書道家・武田双雲氏による力強い書も添えられ、
    本書のよさをさらに引き出している。

    百聞は「一読」にしかず。
    これまでにない感動のエネルギーを体感していただきたい。
    仕事・人生のプロになるための手引き書となる1冊。

    目次


    第一章 プロの条件
    第二章 熱意・誠意・創意
    第三章 信念の力
    第四章 自らに勝つ者は強し
    第五章 人生をひらく
  • 洗心講座
    本
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    洗心講座

    安岡正篤

    1,980円(税込)

    『活学講座』に続く「安岡正篤人間学講話」第2弾。

    今回は『中庸』『老子』『言志四録』『小学』という
    古典に関する講義を厳選した。

    「古典を読むと、現代がはっきりするのです」
    と説かれているように、古典を単なる学問研究の対象ではなく、
    現実を生きる指針として捉える。

    しかしそのためには、ある程度の教養が不可欠という。
    その点、本書では安岡師の解釈を通じて古典の神髄に触れられるため、
    日々の生活に生かしやすい。

    師が若き愛弟子たちの将来のため、精魂込めて語った講義録は、
    人生の要諦に満ちている。

    さらに、現代の我々の理解を深めるため、
    前作同様、郷学研修所所長による「解説」や「大意」を追記。
    これまで安岡教学に縁のなかった諸氏にも手にとっていただきやすくなった。

    人類の叡知として読み継がれてきた古典を味読するには最適の1冊。

    目次


    『中庸』章句に学ぶ
    『老子』と現代
    『言志四録』と人生
    『小学』の読み直し
  • 活学講座
    本
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    活学講座

    安岡正篤

    1,760円(税込)

    本書のそもそもの成り立ちは、昭和26年、安岡師を慕う若き同志が集い、
    師に講義を求めたことに始まる。

    師は目下の様相にいたずらに焦燥することなく、
    自己の安心立命を求める真の学問に徹するのが先決とされ、
    自らの命名による「先哲講座」が大阪で開講された。

    その内容が「当時物心両面の世話人として盟約を固めた
    道心堅固な青年(24歳~34歳)10名」によって
    まとめられたものが元となっており、
    本書はその中から現代に生きる我々にも
    ダイレクトに響いてくる10講を精選したものである。

    「学問は人間を変える」「東西の学問は一致する」
    「明治維新と青年の学問」「人間哲学要語集」「相と運と学」
    「古今の大臣」「人造りと国造り」といった内容には、
    安岡師の「本当の自分を作るために学ぶのだ」という思いが溢れている。

    安岡正篤人間学の中枢となる10講を深く味わいたい。

    目次


    学問は人間を変える
    道理について
    東西の学問は一致する
    明治維新と青年の学問
    人間哲学要語集
    相と運と学
    虎の巻秘語
    啾啾吟
    古今の大臣
    人造りと国造り
  • 人間を磨く
    本
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    人間を磨く

    安岡正篤

    1,650円(税込)

    安岡正篤師が主宰した全国師友協会の機関誌『師と友』。

    本書は、その『師と友』で創刊(昭和24年9月)から
    休刊(同59年3月)までの35年間、
    安岡師が書き下ろした巻頭言を厳選したものである。

    86歳で逝去するまで、まさに心血を注ぎ続けた名文の数々は、
    何度読み返しても味わい深いものがある。

    「人生を味わう」「人間の根本」「人生を活学する」
    「先賢の箴言に学ぶ」「自己を深める」「心に刻みたい金言」と章分けされ、
    その時々の安岡師のものの見方、考え方を理解することができる。

    安岡師は言う。
    「生きた悟り、心に閃く本当の智恵、
    あるいは力強い実践力・行動力というようなものは、
    長ったらしい文章などによって得られるものではない。
    極めて要約された片言隻句によって悟るのであります」

    古今東西の先賢の言葉を渉猟し続けた安岡師の
    人間学の一つの到達点がここにある。

    目次


    第一部 自己を深める
     第一章 人生を味わう
     第二章 人間の根本
     第三章 人生を活学する
     第四章 先賢の箴言に学ぶ
     第五章 自己を深める
    第二部 人間を磨く
     第六章 心に刻みたい金言―1
     第七章 心に刻みたい金言―2
  • 10代のための人間学
    本
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    10代のための人間学

    森信三,寺田一清(編)

    1,430円(税込)

    国民教育の師父森信三師が母親・父親の心得を説いた
    『家庭教育の心得21 母親のための人間学』
    『父親のための人間学』が、発行以来、読者の熱い支持を受けている。

    本書はシリーズ第3弾として、中高生に向けて
    やさしく説かれた生き方指南書である。
    言葉の一つひとつに、
    「二度とない人生を真に充実させて生きていってほしい」
    という、晩年の森師の祈るような思いが込められている。

    「あいさつ」「清掃」「立腰」といった日常の習慣から、
    「責任」「自律」「耐忍」「いのち」などの深遠な人生論まで、
    師がこれだけは子供たちに伝えておきたいという16項目が列挙され、
    人生の土台を築く10代に最重要な学びがここにある。

    若くしてこうした教えをすぐに実感することは稀だろうが、
    触れているだけでもその後の人生にひらきが出てくる。
    ぜひお子さんやお孫さんに贈っていただきたい1冊。

    目次


    1 「人生」というもの
    2 「立志」について
    3 「立腰」への努力
    4  あいさつと返事の重要性
    5  場の清めとしての「清掃」
    6  にんげんにはなぜ勉強が必要か
    7 「友情」について
    8 「責任」はにんげんの軸
    9 「自律」とは自分に打ち克つこと
    10 「正直」は人間の土台
    11 「誠実」とは言・行の一致
    12 思いやりは人間最上の徳
    13 忍耐への秘訣は?
    14 偉人の伝記を読み抜こう
    15 天分――その発揮は人間最上の目標
    16 いのち――この最貴なもの
  • わが経営に刻む言葉
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    わが経営に刻む言葉

    牛尾治朗

    1,430円(税込)

    本誌にリレー連載されているウシオ電機会長の「巻頭の言葉」が
    1冊にまとまった。

    前著『わが人生に刻む30の言葉』から7年。
    激変する政財界において舵を取り続けてきたリーダーからのメッセージである。

    「これは7年の間の経営者の辛さ、迷い、
    そして経営の対処についてのものの見方を咀嚼しながら綴ったものだが、
    これからを担っていく20代から50代の方々に、
    少しでもお役に立てればと考え、本に纏めることにした」

    随所に著者を支えた先達の言葉が抄録される。
    ここに安岡正篤先生を師として学び続けてきた学問を
    いかに活学としてきたかのプロセスが見られる。

    また、巻末にはJFEホールディングス社長(当時)數土文夫氏との
    特別対談も収録される。
    どんな言葉に出会うかがその人の人生を決める。
    半世紀にわたって経営の第一線に立つトップの強さの源泉がここにある。

    目次


    第1章 先達に学ぶ
    第2章 人生を工夫する
    第3章 身を修める
    第4章 経営への視点
  • 安岡正篤先生からの手紙
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    安岡正篤先生からの手紙

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    著者が安岡正篤師に出会ったのは昭和10年。
    年齢は数えで20歳、安岡師は38歳の時だった。
    以来、安岡師が亡くなられるまでの48年間、二人の師弟関係は続いた。

    その間、著者が安岡師より受け取った手紙は実に200余通。
    私信ということもあり、師が弟子だけに見せた姿が浮かび上がる。

    本書は、その貴重な手紙の中から15通を厳選。
    当時の時代背景とともに手紙の内容を解説する。
    安岡師が日本の敗戦を予言したとされる「極秘の手紙」や、
    「終戦の詔勅」の刪修に関するエピソードなども収録。
    加えて、安岡師の流麗な筆跡を伝える手紙や未公開写真も掲載される。

    特に本書では公職追放されていた時代の手紙も公開。
    不遇の時代の書簡には、安岡師の深い憂いと弟子に託した
    特別な思いが濃密に吐露されている。

    師は弟子に何を伝えたのか。
    ここにも安岡正篤人間学の一端が垣間見られる。

    目次


    第1章 安岡正篤先生との出会い
    第2章 太平思想研究所の設立と安岡先生の追放時代
    第3章 有源学院と関西師友協会
    第4章 成人教学研修所の創立
    エピローグ 安岡正篤先生と歩んだ道
  • 父親のための人間学
    本
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    父親のための人間学

    森信三,寺田一清(編)

    1,760円(税込)


    こちらの商品は
    1,430円 → 1,760円 に価格改定を行いました。


    発売以来、早々に増刷となった
    森信三先生の著作『家庭教育の心得21 母親のための人間学』の
    “父親版”が本書である。

    「子どもたちの教育を母親にまったく一任というのは、
    いまや許されない時代でしょう。
    といいましても、父親がこと細かに小言や叱りつけを連発することは、
    これこそ『父親軽視』の種をまくようなものであります」

    そこで父親の役割は
    「家庭のあり方と子どもの育て方の根幹となり、
    その方向を明示」することであると説く。

    そのためにも「一生の見通しと設計」「職場の人間関係」
    「健康管理と立腰」「夫婦のあり方」「子どもの教育」
    「親の老後と自分の老後」といったことが極めてわかりやすく解説される。

    「父親として我が子に残す唯一の遺産は、
    『人間としてその一生をいかに生きたか』」
    だと結論づける森先生の父親人間学入門。

    父親ならずとも、読んでおきたい一書である。

    目次


    1  新たなる人間学を
    2  叡智と実践力
    3  一生の見通しと設計
    4  仕事に賭ける
    5  職場の人間関係
    6  読書と求道
    7  健康管理と立腰
    8  財の保全と蓄財
    9  家づくりの年代
    10 夫婦のあり方
    11 子どもの教育
    12 娘・息子の結婚
    13 親の老後と自分の老後
    14 地位と名声
    15 趣味と教養
    16 異性問題その他
    17 日常生活の智慧と心得
    18 逆境と天命
    19 生死と心願
    20 日本民族の運命と教育
    21 二十一世紀への日本的家庭主義
  • 心に響く小さな5つの物語
    本                 
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    心に響く小さな5つの物語

    藤尾秀昭・文/片岡鶴太郎・画

    1,047円(税込)

    多くの方々に愛読されている「小さな人生論」シリーズから、
    反響の大きい5編を厳選した読者待望の1冊が誕生した。

    ある少年と小学校担任教師との感動エピソードが
    ネット上でも話題となった「縁を生かす」や、
    イチローの原点ともいえる小学生時代の作文が紹介された
    「夢を実現する」など、いずれも少年少女が主役となっている実話。

    与えられた時間、場、環境を生かし、
    どのように人生を切り開いていくか。
    感動の物語には人間学のエッセンスが凝縮され、
    読むほどに前向きに生きる勇気と英知が湧いてくる。

    物語に感動した俳優の片岡鶴太郎氏による
    美しい挿絵が添えられ、活字も大きく大変読みやすい。

    あらゆる年代にお薦めの本書は、
    特に子どもたちが「人生論」に親しむのに
    最高の入門書といえよう。

    不安な現代社会、心が洗われる宝物のような本書を
    ぜひ手元に置いていただきたい。


    推薦者からのコメント

    千房社長 中井政嗣氏
    千房社長 中井政嗣氏
    私一人が「感動した!」というだけでは勿体ない。多くの人達に読んでもらいたい。
    講演などでも必ず引用させていただき、参加者の共感を呼んでいます。

    目次


    第一話 夢を実現する
    第二話 喜怒哀楽の人間学
    第三話 人の心に光を灯す
    第四話 人生のテーマ
    第五話 縁を生かす
  • 安岡教学の淵源
    本
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    安岡教学の淵源

    荒井桂

    2,200円(税込)

    著者は財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館の所長。
    安岡正篤師が心血を注いで創設し、
    生涯の誇りとされた日本農士学校の跡地において、
    安岡教学を次世代に伝えるべく活動を続けている。

    「世代を超え、時勢の変化を貫いて
    説得力を持ち続ける安岡教学の普遍・不易なるゆえんは、
    どこにあるのか。
    本稿は、その由って来たる所、
    その基盤となった古典や歴史の教えを尋ね、
    いわば淵源にまで遡って、
    安岡教学に学ばれようとする人びとの参考に
    供する解説を心がけてきた」

    こう語る著者が本書にかける真摯な姿勢には
    「古人の跡をもとめず、古人のもとめたる所をもとめる」
    という安岡教学を学ぶうえでの基本が貫かれている。

    各章ごとに道元禅師、山鹿素行、熊澤蕃山、佐藤一齋など、
    安岡師が参学した先哲・先賢が、
    親切な解説とともによみがえる。

    安岡教学をもとめる諸氏には最適の副読本となりえるだろう。

    目次


    (一)はじめに
    (二)「帝範・臣軌」の古典を重視
    (三)簡明が蔵する無限の味わいを尊ぶ
    (四)外来文化の受容と変容の伝統に立脚
    (五)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 道元禅師(上)
    (六)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 道元禅師(中)
    (七)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 道元禅師(下)
    (八)「和魂漢才」の先哲・先賢 その二 山鹿素行(上)
    (九)「和魂漢才」の先哲・先賢 その二 山鹿素行(中)
    (十)「和魂漢才」の先哲・先賢 その二 山鹿素行(下)
    (十一)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 熊澤蕃山(上)
    (十二)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 熊澤蕃山(下)
    (十三)「和魂漢才」の系譜の集大成 その四 佐藤一齋(上)
    (十四)「和魂漢才」の系譜の集大成 その四 佐藤一齋(中)
    (十五)「和魂漢才」の系譜の集大成 その四 佐藤一齋(下)
  • 女性のための「修身教授録」
    本
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    女性のための「修身教授録」

    森信三

    1,760円(税込)

    20年以上のロングセラー『修身教授録』。
    国民教育の師父・森信三先生の
    師範学校の授業が再現された不朽の名著は、
    多くの方の座右の書となっている。

    姉妹本となる本書は、女子師範学校での授業を収録。
    前作同様、人生の真理を深くとらえた森先生の授業テーマは、
    「返事」「苦労と人間」「結婚生活の厳しさ」
    「大自然の営み」「お金の貸借」「最後の問題」等、
    多岐にわたる。

    日常生活の基本から人生哲学まで、
    どれをとっても一生の支えとなる教えばかりである。

    さらに今回は、女性がその良さを真に発揮できるよう、
    「女性の運命」「女の子の育て方」
    「女性の強さ」等のテーマもある。

    森先生ならではの鋭く、かつ深い視点には、
    目から鱗の連続である。

    生徒の筆記録がもとになっているため、
    授業を受けているかのように、ぐんぐんと引き込まれていく。
    後世に残したい本物の名著が、新たに1冊誕生したといえる。

    目次


    1 新年のあいさつ
    2 稚心を去る
    3 着手点
    4 言葉について
    5 歩行
    6 修養の「場」としての家
    7 親を思う心
    8 返事
    9 姉妹に対して




    30 敬意の念
    31 お金の貸借
    32 一つの美談
    33 苦労と人間
    34 心の清らかさ
    35 報いを求めぬ心
    36 母は絶対なり
    37 最後の問題
  • 小さな人生論4
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    小さな人生論4

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    「小さな人生論」シリーズは、
    月刊『致知』の特集総リード(特集の趣旨を概括した一文)を
    編集し、1冊にまとめたもの。
    『致知』のエッセンスが凝縮され、
    人生の普遍の真理にあふれている。

    毎月の『致知』で一つひとつの文章を
    じっくり味わうのもよいが、まとまった書籍で読むと、
    言葉のエネルギーがさらに強まり、
    心身に染みてくるような感動を得られる。

    これまでの3作も多くの読者に支持され、
    大学入試に採用されるなど、反響を呼んできた。

    今回の第四作では、26篇を、
    「いのちを輝かす」「心を導くもの」「自分を創る道」
    「生き方の指針」「人間このすばらしきもの」
    「人生をひらく」の6つの章に分類。

    まえがきを寄せてくださった渡部昇一氏が、
    「珠玉の心学講義」と評しておられるように、
    1篇読むごとに、自分を磨き人生を発展させる要諦を得られる。

    座右の1冊におすすめしたい。

    目次


    第一章 いのちを輝かす
    第二章 心を導くもの
    第三章 自分を創る道
    第四章 生き方の指針
    第五章 人間このすばらしきもの
    第六章 人生をひらく
  • 「孝経」人生をひらく心得
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    「孝経」人生をひらく心得

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    親子間でも悲しい事件が頻発する昨今、
    国の未来に一抹の不安がよぎる。
    戦後60余年の間に、縦の繋がりを大切にする「孝」の精神が
    日本人の中から薄らいでしまったことに、
    その一因を見出せる。

    歴史を紐解くと、「孝」の精神は『論語』でも重きをなし、
    普遍的な価値を有してきた。
    その「孝」を主題とした中国古典『孝経』は、
    孔子と門弟曾子の問答を記した書といわれる。

    本書は、平安時代から長きにわたり
    日本人に読まれてきた『孝経』全18章を、
    安岡正篤師の高弟である著者が、
    懇切丁寧に様々なエピソードを交えながら語った
    講演をまとめたもの。
    巻末には素読に活用できる『孝経』全文も掲載している。

    親孝行の大切さのみならず、
    組織や国を発展させる智恵が詰まった『孝経』の教えこそ、
    縦軸が切れ、拠り所をなくしている現代人に必要なものといえる。

    あるべき「孝」の精神を再び世に問う、貴重な1冊である。

    目次


    第一講 忘れられてしまった「孝」の精神
    第二講 立場に応じた「孝」のあり方
    第三講 「孝道」によって国を治める
    第四講 世の中の乱れは親不孝から始まる
    第五講 親が死しても続く孝の道
    第六講 『論語』の中の「孝」を読む
  • 人生の歩き方
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    人生の歩き方

    塩沼亮潤

    1,540円(税込)

    48キロもの山道を一日16時間かけて年間4か月、
    9年がかりで歩き続ける荒行。
    大峯千日回峰行は1300年という長い歴史のなかで、
    著者を含めていまだ2人の満行者しか出ていない。

    その厳しい行の模様が書かれた前作『人生生涯小僧のこころ』は
    着々と版を重ね、6万部を超えるベストセラーになっている。

    今回は、山の行を終えた著者が、
    そこでの多くの気づきを里で生かすために
    「人生の歩き方」をテーマに書き下ろしたものである。

    「どんなときでも謙虚で素直な心をもち、
    “正しく生きる”という姿勢で、一歩前に踏み出し、
    人生を歩み続けていると必ず道は開けます」
    行者が山で培い、里で鍛え上げた生き方の智恵からは、
    学ぶべきものが多い。

    前作よりも、より実践的となった本書は、
    いま苦しみの中にいる人にこそ読んでいただきたい内容。
    必ずや心に潤いが得られるはずである。

    目次


    第一章 行に向かう心  
    第二章 心を高めて歩む
    第三章 強くしなやかに
    第四章 まっすぐな心 
    第五章 すべて自分しだい
    第六章 信じて生きていく
  • 小さな経営論
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    小さな経営論

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    会社に経営という概念があるように、
    人生にも経営という言葉が当てはまる。
    自分の人生は自分がオーナーであり、
    誰も代わってはくれない。

    では、人生を正しく経営するためにどうすればいいのか。

    弊社社長・藤尾秀昭の講演をもとにした本書には、
    その答えとなる指針が、「人生発展の法則」
    「人間という奇蹟を生きる」「人間を高める6つの行」
    「人生経営の要諦」の4つのくくりの中に凝縮されている。

    奇蹟的に授かった生命を全うすべく、私たちは自分をつくり、
    自分の人生を経営しなければならない。

    一人でも多くの方に実りある人生を築き上げていってほしい――
    著者の祈るような思いが、読む者の魂をも揺さぶる。

    常に手元に置き、何度でも紐解きたくなる1冊。

    目次


    第一章 人生発展の法則
    第二章 人間という奇蹟を生きる
    第三章 人間を高める六つの行
    第四章 人生経営の要諦―誠を貫いて生きる
  • 渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道
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    渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道

    渡部昇一

    1,650円(税込)

    「道徳ある経済」をいかに立て直すか。
    昨今のモラルを失した企業の不祥事をみると、喫緊の課題といえる。
    利益を得ることは資本主義社会にあって歓迎されることだが、問題はその方法にある。
    明治の混乱期に500以上もの会社の起業、経営に関わった実業家・渋沢栄一が訴えたのは『論語』の教えに基づく正しい商いであった。
    本書では渋沢の講演録『論語と算盤』を下地に、様々なエピソードを交えながら、現代の私たちが参考とすべき要点が分かりやすく解説されている。
    100年に一度の経済不況といわれるいま、改めて注目されている渋沢哲学。
    その真髄に素直に耳を傾けることで、真の企業繁栄へのヒントが得られる。

    <目次>
    第1章 『論語』が教える人生訓
    第2章 一生の志を立てる
    第3章 正しい判断力を身につける
    第4章 正しい富の使い方
    第5章 本質を見る目を養う
    第6章 いかにして自分を磨くか
    第7章 競争社会に欠かせない温かな絆
    第8章 モラルなき金儲けは必ず失敗する
    第9章 今、必要とされる教育とは何か
    第10章 人生の喜びは成功の先にある
  • 自分を育てるのは自分
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    自分を育てるのは自分

    東井義雄

    1,320円(税込)

    「自分は自分の主人公 世界でただひとりの自分を創っていく責任者」

    これは、“教育界の国宝”と称えられた
    伝説の教師・東井義雄先生の遺した言葉。

    東井先生は、子どもたちに素晴らしい人生を送ってほしい、
    自分で自分の人生を粗末にするような
    バカな生き方をしてほしくない、
    という祈りのような願いを持ち続けていた。

    本書は、東井先生が子どもたちに向けて話した講演を、
    その息遣いを大切にしながらまとめたもの。

    慈悲深く、やさしく語る言葉の中に、
    人生の真理や人間の生き方の根源が込められている。

    本書を読むと、心掛けが変わり、
    その後の人生が変わってくる。
    青少年児童はもちろんのこと、大人が読んでも心に深く響く。

    目次


    私を私に育てる責任者は私
     はじめに
     人間らしい美しい力 
     五千通りの可能性の中から
     私も世界でただ一人の私
     世界一のびりっ子
     やるぞ! という可能性を育てるためには
     自分の歳を三で割ってみる
     「たい」の奴隷
     汚れなかった点数
     煙草をことわった最後の日、他
    バカにはなるまい 
     はじめに
     もえさし
     もえさしが気付かせてもらった
     もえさしの生き方
     あんないい子が
     無神論
     頼まんのに働きづめに働いている
     一人ひとり願われている
     死にたいと思った時
     眠れない時、他
  • WEB版小さな人生論ノート
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    WEB版小さな人生論ノート

    藤尾秀昭

    1,047円(税込)

    本書は、弊社が配信しているメールマガジン
    「人間力・仕事力が確実にアップする致知出版社メルマガ」に
    弊社社長が、月2回寄稿してきたものである。

    「成功のコツ」「天真を発揮して生きよ」
    「孔子・釈迦・キリストの三者会談」
    「絶対不変の真理はあるか」など、
    読みやすいタッチの文章の中に
    人生をいかに生きるかの答えがちりばめられている。

    創刊から30年、
    「いつの時代にも、仕事にも人生にも
    真剣に取り組んでいる人たちの心の糧となる雑誌」
    を理念に創られてきた本誌の人間学の精髄が
    凝縮した1冊である。

    同著者の人気シリーズ『小さな人生論』とは
    また違った味わいのある本書。
    人生と向き合うきっかけにしていただきたい。

    目次


    1 一日一言
    2 母
    3 成功のコツ
    4 佐藤一斎一日一言
    5 旅人の話
    6 『小さな人生論』について
    7 『獄中の人間学』が教えるもの
    8 天真を発揮して生きよ ―森信三先生のメッセージ
    9 致知創刊29周年 ―コレは良い広告だ!
    10 本実の学とは ―中江藤樹先生の言葉
    11 一生懸命仕事をしても成果をあげられる人・あげられない人
    12 孔子・釈迦・キリストの三者会談
    13 「四学」と「長たる者の人間学」
    14 一道30年 心に響いてくる言葉
    15 年初に思う
    16 タビオ 越智会長からの手紙
    17 歴史創新
    18 人生の四季を生きる
    19 忘れ得ぬ人
    20 絶対不変の真理はあるか
    21 赤い自転車に乗って
    22 浦島太郎 その1
    23 浦島太郎 その2
  • 「成功」と「失敗」の法則
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    「成功」と「失敗」の法則

    稲盛和夫

    1,100円(税込)

    成功する人間と失敗する人間の違いはどこにあるのか。
    それは、「素晴らしい人生を送るための原理原則」に
    のっとっているか否かにある。

    著者の稲盛氏は、27歳で京セラを創業、
    52歳で第二電電(現KDDI)を起業し、
    両社あわせて約5兆円の企業へと躍進させた。
    数々の試練に遭いながらも、
    それを成長するための絶好の機会ととらえ、
    誠を尽くし、ひたむきに誰にも負けない努力を続けてきたのである。

    「人生における『真の成功』とは、
    この世に生まれたときより、
    少しでも美しく善い人間となれるよう、
    その魂を高め、浄め、磨き上げていくことにあると、私は信じている」

    稲盛哲学のエッセンスが詰まった本書は、
    人生のバイブルとなる1冊。

    著者リンク:【稲盛和夫 OFFICIAL SITE】

    目次


    第一章  人生の目的
     試練を通じて人は成長する
     心が決める地獄・極楽
     なぜ哲学が必要なのか
     今日よりよき明日のために
    第二章  思いの力
     善き思いをベースとして生きる
     動機善なりや、私心なかりしか
     幸福は心のレベルで決まる
     人生とは心の反映である
    第三章  自らを慎む
     才能を私物化してはならない
     誠を尽くし、誰にも負けない努力を続ける
     豊かさとは「足るを知る」こと
     反省ある日々を送る
    第四章  道をひらくもの
     働くことの大切さ
     ひたむきに打ち込む
     人間としての正しい生き方
     徳に基づき、組織を治める
     「知恵の蔵」をひらく
  • 己を修め人を治める道
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    己を修め人を治める道

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    中国古典「四書五経」の一つである『大学』は、
    古来、優れた人物になるための必読書であり、
    「大人」になるための心得が説かれている。

    本書は、その『大学』について解説した講話録。
    安岡正篤師の高弟にして、80余年も古典を学び続けた著者の
    言葉によって、古の教えが身近に感じられるようになる。

    「『大学』の内容は、自己自身をますます修めていくとともに、
    他にも良い影響を及ぼすことができるように
    学んでいくことであって、いわゆる『修己治人の学』を
    大学というのです」

    『致知』は『大学』にある「格物致知」に由来しているので、
    読者の皆さまにもぜひ読んでいただきたい1冊。
    また、全文掲載された『大学』の読み下し文は、
    素読に活用できる。

    目次


    第一講 人間の本を養う――『大学』を学ぶ意義
     本を読むとは自分の意見を持つこと
     人間学と時務学 
     大学とは「修己治人の学」
     天地を結ぶ「天」というもの
     孔子の生涯 
     人生百歳時代の生き方
     素読のすすめ
    第二講 大人の学ーー『大学』三綱領の意味するもの
     孔子の教えをひたすら実践した曾子
     中江藤樹や二宮尊徳を感奮させた『大学』
     明徳を曇らせる我・私
     道徳と経済は一致する
     天から直接学んでいた松下幸之助
    第三講 知行合一ーー自己を正すための八条目
     仁とは「二人の間に通じる心」
     「知る」と「行う」は一つ
     心の内は感情となって外に現れる
     実践の段階をしめす八条目
     教育勅語に込められた『大学』の教え
    第四講 「親しむ」ことからすべてが生じる
     古典を引用して根拠を示す
     維新と革命
     「親」から「新」が生まれる
     「親しむ」という心情が本になる
     人としてわきまえるべき基準を学ぶ
    第五講 「良知」という鏡で心を照らす
     一度会うと忘れられない人
     「慎独」は立派な人間になる基本となる
     人間の四耐
     立派な人を見て我が行いを顧みる
     見えない心を見る良心という鏡
    第六講 徳は本なり、財は末なり
     「徳」と「財」の意味するところ
     一隅を照らす
     人の上に立つべき人物の条件
     物を得る大道にある二原則
     利の本は義にある
  • 人生生涯小僧のこころ
    本
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    人生生涯小僧のこころ

    塩沼亮潤

    1,760円(税込)

    大峯千日回峰行。往復48キロ、
    高低差1300メートルの山道を毎日、
    16時間かけて9年間歩き続ける。

    この荒行は著者を含め、1300年でたった2人しか
    達成した者はいない。
    さらに、千日回峰行の後には、
    断食、断水、不眠、不臥(食べない、飲まない、寝ない、横にならない)を
    9日間続ける四無行という行も成し遂げた。

    こう聞けば、著者はまさに超人。
    その言葉は現実離れした悟りを開いた人間のものと
    思われるかもしれないが、実は至って平易だ。

    「現実を受け入れ、愚痴らず精いっぱい生きると、
    そこに道が開けてくる」

    苦行を乗り越えた僧侶の言葉には、生きるヒントが溢れている。
    苦しい時こそ噛みしめたい1冊である。

    目次


    プロローグ なぜ千日回峰行をはじめたのか
    第一章   千日回峰行とはどういうものか
    第二章   私を行に向かわせたもの
    第三章   千日回峰行までの道のり
    第四章   心を磨く千日回峰行
    第五章   いつも次なる目標に向かって
    第六章   流れの中で ありのままに
    エピローグ 人生生涯小僧のこころ
  • 一日一センチの改革
    本
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    一日一センチの改革

    鈴木武

    1,650円(税込)

    ①現場からはゴミは出しません、
    ②職場にはゴミ箱がありません、
    ③ゴミという言葉はありません。

    これは、松下グループのゴミを
    98パーセント資源化することに成功した著者が定めた「資源3原則」である。

    分別ボックスを仕分けしやすいように机の上に置く。
    「資源置き場」を常に美しく清掃しておく。
    このような地道な「一日一センチの改革」が、
    何かを変えていく大きな力となった。

    著者は、定年退職後、地元のボランティア活動や、
    横浜市のゴミ削減運動に力を入れている。
    たったひとりの〝窓際社員〟が始めた
    「ゴミゼロへの挑戦」が、いま、日本中、いや世界中に広まりつつある。

    意識を変えればゴミは宝の山。
    身近なところから環境問題を考えさせられる1冊である。

    目次


    第一章 人生の転機―43歳の不思議な体験
    第二章 「充実度250パーセント」の人生を送るために
    第三章 クマさん、世界の環境を語る
  • 赤い自転車に乗って
    本
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    赤い自転車に乗って

    山村洋子

    1,430円(税込)

    酒に溺れた父の家庭内暴力、理不尽な失業、
    2度の破談、NTTでトップ営業マンになったものの
    昇進の内示を蹴って飛び出した先でまさかの解雇……。

    人生どん底状態の著者の味方は、職探しのため一日に30キロを走りまわる
    一台の赤い自転車だった。
    その後、研修プロジェクト「Tea Time Network」を
    たった一人で立ち上げ、女子大生に秘書学を教えるかたわら、
    一流企業に研修を行い、10年間で700回の講演をこなした。

    彼女の信念は「今いるこの場所で〝必要な人〟となる」こと。
    本書は、自分を必要としてくれている環境の中で、
    最善の努力をすれば、必ず道はひらけると教えてくれる。

    働くすべての人、一所懸命に生きる多くの人の
    励みとなる本である。

    目次


    第一章 マイナスからのスタート
    第二章 営業職への挑戦
    第三章 ナンバーワンへの道
    第四章 人生最大のピンチ
    第五章 何ひとつ無駄はない
    第六章 結ばれた家族の絆
  • 小さな人生論3
    本
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    小さな人生論3

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    人は何のために生きるのか。

    創刊以来、その答えを一貫して追究し続ける
    月刊『致知』の巻頭のコラムをまとめた小さな人生論。
    本書はその第3作である。

    多くの人に感動を与えた「縁を生かす」が収録されているほか、
    章ごとに「人生を開花する」「人間を導くもの」
    「自己を深める道」「修己治人への指標」「命を全うする」「人生の大則」など
    テーマ分けされている。

    志を立てること、心に貫くものを持つこと、
    与えられた環境の中で最善の努力をすることなど、
    いずれも人生を豊かに生きるための要諦を説く。

    『小さな人生論』の書名のごとく、本書は何百ページにもわたる大著ではない。
    しかし、収められた小さな人生論の一つひとつが人生の真理を突いている。

    目次


    第一章 人生を開花する
    第二章 人間を導くもの
    第三章 自己を深める道
    第四章 修己治人への指標
    第五章 命を全うする
    第六章 人生の大則
  • 夢を見て夢を叶えて夢になる
    本
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    夢を見て夢を叶えて夢になる

    室舘勲

    1,047円(税込)

    「若者よ、夢を持て!
     一度しかない人生なのに、何の努力もせず、
    ぐずぐずして終わるつもりか?」

    著者は「金なし、コネなし、学歴なし」のスーパーの店員から
    人材教育会社の営業に転身。
    文字通り口が裂けるまで練習をし、トップ営業マンになるも、
    会社が傾き1年半の無給生活。
    それでも耐えしのいだ。

    そして現在は、次世代のリーダーを育成する教育事業や人材派遣の分野で起業し、
    目覚ましい活躍をしている。

    著者は、数々の夢を見て、その夢を叶えてきた。
    そしていま、昔の自分と同じような境遇にある若者の夢になった。

    「才能で人生が決まると思うな」
    「結果を出した人間は必ず努力をしている」
    「感謝の気持ちを忘れるな」――

    熱く語られる言葉に勇気づけられる。

    目次


    1 才能で人生が決まると思うな
    2 青森に帰れと100回言われ口が裂けるまでしゃべりの練習
    3 結果を出した人間は必ず努力している
    4 目標を設定し達成して感謝する
    5 ギブ、ギブ、ギブ&どうぞ
    6 器を大きくしよう
    7 感謝の気持ちを忘れるな
    8 あなたが夢になれ
  • 渋沢栄一男の器量を磨く生き方
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    渋沢栄一男の器量を磨く生き方

    渡部昇一

    1,650円(税込)

    近代日本の財政、産業そして教育は、
    渋沢栄一を抜きにして考えることはできません。

    約500の企業と600の教育機関・
    慈善事業団体に関与し、日本の発展を
    民間の立場から支えました。

    また、大財閥になる機会が何度もありながら、
    それを望まず、個人的な財産をあまり残していません。

    それは、渋沢が幼少より
    『論語』を学んだことに起因します。

    「『論語』は処世上最も尊い実践道徳であり、
     実業家の金科玉条となすべき教訓が
     山のようにある」

    と説き、自らもその教えを生涯にわたって実践した、
    一道を貫いた男・渋沢栄一。

    もし渋沢栄一が生きていたら、
    現代の日本人にどのような助言をするでしょうか。
    そんなことを想像しながら本書を読むのも一興です。


    目次


    プロローグ
    第一章 志の原点
    第二章 人間通
    第三章 運命を拓いた海外渡航
    第四章 強兵の前に富国あり
    第五章 産業育成にかける
    第六章 渋沢栄一の人生訓20
  • 何のために働くのか
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    何のために働くのか

    北尾吉孝

    1,650円(税込)

    人間は得てして楽な道を選ぶものだが、著者は逆の道を選ぶ。
    仕事上で何か目標を立てる時は、
    普通の人よりも圧倒的に高い目標数値を設定する。
    「あえて艱難辛苦の道を行く」
    それが著者の考え方だ。

    この強い精神力の源は何か。
    それは、幼少より親しんできた中国古典だという。

    『論語』から学んだ
    「信(信頼)・義(正義)・仁(思いやり)」という3つの言葉は、
    物事の判断基準として、いまでは著者の生き方の根本になっている。

    人は「何のために働くのか」。

    冒頭に著者は次のような言葉を記している。

    「私が『働く』ことに求めてきたのは、そこに生きがいを見つけることでした」

    仕事をしている人、これから仕事をするようになる人すべてに送る、出色の仕事論。

    目次

    第1章 人間は仕事の中で成長する
    第2章 古典が教えてくれたこと
    第3章 あえて艱難辛苦の道を行く
    第4章 誰でも仕事の達人になれる
    第5章 天命をまっとうして生きる
  • 宇宙を貫く幸せの法則
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    宇宙を貫く幸せの法則

    小林正観

    1,572円(税込)

    前作『宇宙を味方にする方程式』で、全国に「うれしい」「楽しい」「幸せ」ブームを巻き起こした小林正観氏。
    今作ではさらにパワーアップした、宇宙を貫く幸せの法則を教えてくれる。
    著者によると、「ありがとう」は質より量!
    たくさん言えば言うほど、奇跡のような出来事を呼び込むという。
    また、宇宙の仕組みを30年以上研究し続けた結果、発見したという「幸せ」の法則のうち、今作では100個を紹介している。
    例えば神様が好むベストスリーは「そわか」(掃除・笑い・感謝)であり、この3つを続ける人を神様は応援しているらしいとか。
    さあ、まずは「そわか」から始めてみよう!
    あなたの人生を幸せに導くヒントが詰まった一冊。

    <目次>
    第1章 宇宙を貫く「ありがとう」の法則
     「ありがとう」の5文字には不思議な力が秘められています
     2万回の「ありがとう」が奇跡的な現象を引き起こしました
     年に4回、宇宙からのメッセージが届きました
     メッセージでは「ありがとう」の奇跡は3段階で起こるそうです
     なぜかはわかりませんが、確かに宇宙法則は奇跡を呼ぶのです
     愚痴、泣き言、悪口などは自分の体を痛めつける毒になります
     7つの「祝福神」を唱えるだけで、幸せな人生がつくれます
     自分の発した言葉で自分の人生をつくるのが人間です
     「ありがとう」と唱えれば誰よりも自分が豊かになります
    第2章 「幸せ」に関する100の法則
     ①神様と付き合う方法
     ②そわか
     ③すべて笑顔で
     ④3秒で悟る方法
     ⑤人生というシナリオ
     ⑥「私」がすべてを決める
     ⑦この世を生きる三つの意味
     ⑧宇宙任せで生きる
     ⑨言えば言うだけ
     ⑩ありがとう、他
    第3章 神様に好かれる人になる法則
     私は超能力者ではありません
     唯物論者です
     宇宙のしくみ《その1》神や仏は存在します
     宇宙のしくみ《その2》生まれ変わりは存在します
     宇宙のしくみ《その3》人生のシナリオは自分で書いています
     すべてを受け入れると人生が楽しくなります





  • 安岡正篤一日一言
    本
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    安岡正篤一日一言

    安岡正泰(監修)

    1,257円(税込)

    心に響く数多くの著作を世に残した碩学・安岡正篤師。
    該博な知識に裏打ちされたその叡智はいまなお輝きを放ち、
    現代を生きる我々の胸に鋭く迫ってくるものがある。

    本書は、安岡師の膨大な著作の中から金言警句を厳選し抜粋、
    366日の日々の指針とすることを目的に編まれたものである。

    国のあり方や指導者の資質といった骨太のテーマから、
    読書、親子、師友、健康といった身近な話題まで、
    多岐にわたる言葉の数々は短くも味わい深い。

    元旦の「年頭自警」に始まり大晦日の「一燈照隅、万燈照国」に終わる
    珠玉の言葉を噛み締めながら、
    安岡師が主唱してきた人としての生き方に思いを寄せ、自らを省みるよすがとしたい。

    安岡正篤入門の書としてもお薦めしたい。
  • 宇宙を味方にする方程式
    本
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    宇宙を味方にする方程式

    小林正観

    1,572円(税込)

    「うれしい」「楽しい」「幸せ」「愛している」「大好き」「ありがとう」「ついてる」
    この7つの言葉を発して毎日をすごすと、健康に、幸せになれると説く小林正観さん。

    30年来、超常現象や人間の潜在能力に関心を抱き、研究を続け、
    ついに「宇宙法則」を解明するに至ったという著者による一風変わった人生論。

    「花粉症になる人の方程式」「倒産する会社の方程式」
    「絶対に太りたくない人のためのダイエット方程式」
    「お金に困らなくなるための方程式」「がんになる人の方程式」
    「毎日が楽しくて仕方なくなる方法」
    など、老若男女を問わず、知ればお得な方程式満載。

    子育てに悩むご両親にもお薦めしたい一冊。

    目次

    第1章 宇宙にあるさまざまな方程式
     ◎花粉症になる人の方程式
     ◎アトピーの子がいる家庭の方程式
     ◎倒産する会社の方程式
     ◎絶対に太りたくない人のダイエット方程式
     ◎お金に困らなくなるための方程式
    第2章 宇宙方程式でがんを克服する
     ◎がん細胞をなくす方程式
     ◎がんになりやすい人の方程式
     ◎病気にならない体をつくる方程式
    第3章 すべての苦悩煩悩をなくす方法
     ◎あらゆる病気はストレスに原因がある
     ◎悩み苦しみの本質は「執着」と教えた釈迦
     ◎悪い予言は信じないほうがいい
     ◎死ぬことはそれほど大変なことではない
     ◎否定的な言葉をやめればどんどん健康になる
    第4章 毎日が楽しくて仕方なくなる方法
     ◎良いも悪いもすべては自分の受け取り方
     ◎人間に与えられた素晴らしいシステム
    第5章 神様を使いこなして生きる
     ◎今日の今この瞬間を淡々と生きる
     ◎神様を使いこなすにはコツがある
     ◎お金の途絶えない財布のつくり方
    第6章 「掃除・笑い・感謝」で幸せになる
     ◎すべての悩みは「そ・わ・か」で解決
     ◎「掃除」でお金と仕事の問題を片づける
     ◎「笑い」によって免疫力を高める
     ◎「ありがとう」から生まれる温かい会話
     ◎神様からの最高のプレゼント
  • 吉田松陰名語録
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    吉田松陰名語録

    川口雅昭

    1,760円(税込)

    「松下陋村と雖も、誓って神国の幹とならん」
    ―幕末長州の一寒村・松本村の私塾・松下村塾において
    一国の将来を担う人材の育成に情熱を注ぎ、
    高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋など、
    数多くの維新の指導者たちを育て上げた吉田松陰。

    本書は、その松陰の残した心魂に響く百三十の名言を選び、
    「いかに生くべきか」の観点から解説したものである。
  • あとからくる君たちへ伝えたいこと
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    あとからくる君たちへ伝えたいこと

    鍵山秀三郎

    1,100円(税込)

    会社を1代で優良企業に育てた起業家として、
    また「日本を美しくする会」の相談役として知られる鍵山秀三郎氏。
    本書は、氏が体得した人生哲学を、中学生に語った講演録だ。

    氏が挙げる「よりよい人生を送るために大切なこと」は、
    「毎日少しでも、できるだけ、私が(行う)」
    「できない理由をいくら探しても、人間はよくならない」
    「本当の幸せは『何もない』ところから生まれる」
    など、些細な日常の心掛けばかり。

    しかし、その小さなことの積み重ねがいかに大切か、
    平易な言葉と実例で、分かりやすく説かれている。

    実行に裏打ちされた鍵山氏の実践哲学は、
    次代を担う若者たちの人生を切り拓き、
    よりよい生き方を指し示す羅針盤となるだろう。

    目次

     毎日少しでも、できるだけ、私が
     人生をよくする「三つの幸せ」
     ①「してもらう」幸せ
     ②「できるようになる」幸せ
     ③「してあげる」幸せ
     成長のきっかけは「なんでもする」という考え方
     人を喜ばすことが人生をよくする
     基本を徹底的にやり直す
     負けたら悔しい、勝ったらうれしい
     周囲の人の喜びが自分の幸せになる
     高橋桂子先生の三つの教え、他
     心あるところに宝あり
     良い習慣を身につけるまでには大変な努力が必要
     自分よりあとに生まれてくる人のために何ができるか
     なんでも一所懸命に取り組む経験が大切
     努力が無駄になるということは一つもない
     できない理由をいくら探しても、人間はよくならない
     毎日紙を減らす人と毎日紙を増やす人
     親や先生の教えを守ることが「強い心」を育てる
     しっかり生きるためには「強い心」が欠かせない
     「強い心」とは「我慢できる心」
     一所懸命に掃除をすると、気づく人になれる、他
  • 小さな人生論2
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    小さな人生論2

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    『致知』創刊25周年の刊行以来、好評のうちに増刷を重ねている『小さな人生論』。
    本書は川島廣守氏(日本プロ野球組織コミッショナー)から
    ヤンキースの松井秀喜選手に贈られた書としても話題を呼んだ作品の続篇だ。

    「自分を高める」「人生に残すもの」「何のために生きるのか」
    「命を伝承する」「人生の法則」「先哲の英知をくむ」の各章テーマのもと、
    著者の折々の思いが記している。

    「人は皆、一個の天真を宿してこの世に生まれてくる、という。
     その1個の天真を深く掘り下げ、高め、仕上げていくことこそ、
     各人が果たすべき人生のテーマといえる……」

    人生と向き合うための座右の書として、活用いただきたい一冊。

    目次

    第一章  自分を高める
    第二章  人生に残すもの
    第三章  何のために生きるのか
    第四章  命を伝承する
    第五章  人生の法則
    第六章  先哲の英知をくむ
  • 人生、道を求め徳を愛する生き方
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    人生、道を求め徳を愛する生き方

    安岡正篤

    2,200円(税込)

    この国の長い歴史の中で培われ、
    民族の礎となってきた「日本精神」とはどういうものなのか。

    安岡正篤師はそれを
    「何でも一切自由に謙虚に受けて」「咀嚼し消化吸収し、排泄する」
    精神であるとする。

    本書では、こうした日本精神の形成を古神道から説き起こし、
    儒・道・仏・キリスト教など外来の思想・宗教の受容の様子に触れながら描き出す。

    その上で、安直に西洋文化を否定し日本精神を礼賛するのではなく、
    両者を冷静に検証しつつ、社会の発展に必要な考え方・生き方とは何かを導き出していく。

    近年「日本人らしさ」の喪失が懸念されているが、
    ここに描かれた日本精神を取り戻す時、
    日本は必ずや再び世界の尊敬を集める国になるであろうと確信させられる。

    目次

    1 日本精神の源流
    第1章  古神道
    第2章  神道と儒・道二教の伝来
    第3章  神道と仏教の伝来
    第4章  平安朝仏教と本地垂迹思想
    第5章  平安朝末期と末法信仰
    第6章  浄土門の新興
    第7章  禅宗と日蓮宗
    第8章  仏教的神道と新儒教の発達
    第9章  キリスト教の伝来とその経過
    第10章  神道の変遷と国学の勃興
    2 日本精神の真髄
    第11章  東西文化の本質的対照(上)
    第12章  東西文化の本質的対照(下)
    第13章  東西民族精神の対照
    第14章  国粋主義の反省と実践
  • 森信三先生随聞記
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    森信三先生随聞記

    寺田一清

    1,430円(税込)

    「全一学」を提唱し、国民教育の師父と呼ばれた森信三師。
    生誕110年を迎え、弟子として、また「実践人の家」の常務理事として、
    師の教えを世に伝え続けてきた著者が、
    「今生最後の誓願」としていた随聞記を遂に完成させた。

    本書では、森師が弟子たちに語った金言の数々はもちろん
    旅先の様子、好んだ書や食べ物、交友関係などを紹介。

    長くそばに従い、直接教えを受けた著者だからこそ
    知り得た様々な表情がテーマごとに語られ、
    在りし日の師の姿がありありと浮かんでくる。

    「ご生前27年も直接面授、教えを蒙ったものとして、
     (本書をまとめることは)最大の義務と思っておりました」
    との言葉どおり、
    森信三師の遺訓を後世に余すところなく伝える著者渾身の作品である。

    目次

    一、人生生死あり
    二、哲人尊徳翁
    三、ネオ行者
    四、元旦執筆
    五、有馬の一夜
    六、人間透察
    七、「心願」を内に
  • 恩の人生語録
    本 残りわずか
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    恩の人生語録

    奥野博

    1,320円(税込)

    富山県富山市を拠点に総合ライフサービス(冠婚葬祭)事業を
    展開するオークスグループの創始者が人生の山谷を越えて
    歩き続ける人たちへ贈るメッセージ集。

    「人生には、絶望的な苦境に遭遇することがある。
    そんなにっちもさっちもいかない苦境に直面しても、
    私は『なんとかならんかな』と絶対にあきらめなかった。
    すると、必ず道が開けた」

    はるかな歩みを振り返り、胸にくっきりと焼き付けられた
    「恩」と「感謝」の二文字が
    筆者を今日にいざなってきた根源となっています。

    その日々の中で紡ぎ出した思いを言葉にした一書です。
  • 志を教える
    本
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    志を教える

    上甲晃

    1,430円(税込)

    松下電器の営業課長から松下政経塾へ――。
    突然の転勤命令を受けてからの13年間、
    著者は「松下幸之助さんの壮大な思いを矮小化してはいけない」
    との思いで塾生の指導に当たってきた。

    著者が塾頭を務めていたとき、
    その志に火を点したのが伝記作家・小島直記氏の次の一言だった。

    「志の第一歩は、人生のテーマを持つことだ」

    塾頭として、「仕事のテーマ」が次々と浮かぶ一方で、
    「人生のテーマ」を設定していなかったことに気づき愕然とする著者。

    そのことをきっかけに、以後真剣に人生のテーマを模索し続け、
    「次代を担う青年を育てること」という人生のテーマを打ち立てる。

    その志に生きるために、松下電器を退職。
    自ら起ち上げて組織したのが「志ネットワーク」そして「青年塾」である。

    「世のため人のために生きることを願う人たちの絆を結ぼう」
    「我々だけでなく、次の時代を担う若い人たちにも、ぜひとも志高く生きてほしい。
     そのための学びの場をつくろう」

    その理念のもとに研修をはじめ様々な活動を行ってきた。
    本書前半には、「100年の計を持った政治家がほしいんや」と言って
    松下政経塾を興した松下幸之助の志・人づくりについて、
    間近に仕えた者のみが知るエピソードが綴られている。

    また、後半には『青年塾』の“つかみ取る教育”の実践が記されている。
    「志を育てる」「主人公意識――教えません、つかんでください」
    「苦労して学ぶ」「不自由・不便・不親切」「自己改革」などの
    キーワードで表される人づくりのあり方は、現代人に欠けた視点を提示している。

    目次

    第一章  志なきところに繁栄なし/松下幸之助の志
    第二章  戦後日本人が失った三つのこと/私の志
    第三章  「主人公意識」を育てる/青年塾の教育(一)
    第四章  人間力を高める/青年塾の教育(二)
    第五章  誇りある生き方とは何か/使命感を育てる
  • 人生を創る言葉
    本                 
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    人生を創る言葉

    渡部昇一

    1,760円(税込)

    リンカーン、フランクリン、カザルス、カーネギー、
    ダーウィン、アインシュタイン、ロックフェラー、
    伊藤博文、親鸞、武田信玄、宮本武蔵、岩崎弥太郎……。

    本書には古今東西の偉人・英傑・大成功者が数多く登場する。
    その各々の事跡をたどりながら、残された言葉にスポットライトを当て、
    「よりよき人間のあり方」「決断の瞬間」「運命を開くもの」
    「心を練る」「教育の急所」「成功の秘密」「金銭哲学」「人生の心得」
    のテーマごとに著者の解説を加えて紹介する。

    本書に収録されている言葉は、
    まさに人生を有意義に生きるための知恵の宝庫。
    様々な境遇にある現代人に、それぞれの道での志の立て方、
    その完遂の仕方を教えてくれる。
    座右の書として活用されたい。

    目次

    プロローグ 偉人たちが教えてくれた「生き方の秘訣」
    第1章 偉人たちの人間学 よりよき人間のあり方
    第2章 決断の瞬間 時を逃すな!
    第3章 勇気と覚悟 運命を開くもの
    第4章 心を練る 深く考え、迷わず動く
    第5章 教育の急所 眠れる才能を引き出す
    第6章 成功の秘密 「考え方」を工夫する
    第7章 お金とのつき合い方 それぞれの金銭学
    第8章 正直であれ、親切であれ 人生の心得
  • おじいちゃんの「わが闘争」
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    おじいちゃんの「わが闘争」

    中條高徳

    1,650円(税込)

    ロングセラー『おじいちゃん戦争のことを教えて』の著者で、
    アサヒビール名誉顧問の中條氏が綴った〝味のある〟人生論。

    午前4時起床、日誌記入に始まる1日。
    朝飯前の書類整理、書簡の処理。
    6時ジョギング開始、靖国神社・孔子廟参拝。
    これが77歳(当時)でなお逆立ちができる氏の40年来の習慣だ。

    陸軍士官学校を卒業し、ビジネス戦士として、
    〝アサヒスーパードライ〟の生みの親として、
    危機にあったアサヒビールを復活させる。

    その間に流した汗と涙でつかんだ人生の真実が、
    「生き方のコツ」としてさりげなく語られる。
    「志高く」生き続ける氏が、
    人生・健康・家族・仕事・歴史・日本・教育について縦横無尽に綴ったエッセイ。

    目次

    プロローグ 我、平成の空海たらんとす
    第一章   未明の思い
    第二章   ジョギングの風景
    第三章   老いの役割
    エピローグ わが友よ、大いに学び、世の中に向って声を上げよう
  • わが人生に刻む30の言葉
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    わが人生に刻む30の言葉

    牛尾治朗

    1,320円(税込)

    本書は、『致知』創刊25周年を記念し、「巻頭の言葉」の著者ウシオ電機会長・牛尾治朗氏が、
    これまでの70余年の歩みのなかで出会った人々、心に刻んできた言葉について綴ったエッセイである。

    父親の死去により、33歳でウシオ電機を創業。
    その後、日本青年会議所会頭や経済同友会代表幹事など数々の要職を歴任した牛尾氏。

    本書には、牛尾氏が学生時代に出会って以来師事してきた安岡正篤師をはじめ
    土光敏夫、大平正芳、井上靖などの各氏との出会いと知られざる交流の一断面が描かれていて興味深い。
    また、「安酒は飲むな、いい酒を飲め」「俗望を捨て、雅望に生きよ」「孤に徹し、衆と和す」など、
    人生の折節で心に刻んできたという言葉の数々は、味わい深い余韻を持つ。

    目次

    第一章  人をつくる
    第二章  世に処する
    第三章  事をなす
    第四章  人生をつくる
  • 小さな人生論
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    小さな人生論

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    月刊『致知』の「特集総リード」をテーマごとに編集し、創刊25周年を機に上梓した一冊。
    それらは
    「人生の道標」「己を尽くす」「生を深める」「人物を磨く」「運命を創る」「小さな人生論」
    などで、いずれもが人生をいかに生きるかの問い掛けとなっている。

    創刊から今日まで、一貫して
    「いつの時代にも、仕事にも人生にも真剣に取り組んでいる人たちの心の糧となる雑誌」
    を理念に創られてきた『致知』の人間学の精髄がここに凝縮している。

    「どんな仕事でも、いのちを込めて打ち込めば、天は無限の宝を与えてくれる」
    とは著者の人生観を表す生の言葉だ。

    人は何のために生きるのか、どう生きたらよいのか、各人の人生へ贈る熱きメッセージ。

    目次

    第一章  人生の道標
    第二章  己を尽す
    第三章  生を深める
    第四章  人物を磨く
    第五章  運命を創る
    第六章  小さな人生論
  • こんにちはバイマーヤンジンです
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    こんにちはバイマーヤンジンです

    バイマーヤンジン

    1,320円(税込)

    バイマ―ヤンジンの名は、チベット語で「蓮の花にのった音楽の神様」の意味。
    著者は日本でただ1人のチベット人歌手。
    日本人男性と結婚し、現在は大阪で暮らしている。

    物質に恵まれ、四季があり、努力次第で自分の希望がかなう日本は、
    チベット人たちが夢に描く天国である。

    しかし当の日本人たちは、豊かさへの感謝を忘れ、生きがいや夢を失っているように見えるという。
    これがチベットの過酷な自然の中で、懸命に生きてきた著者が抱く実感である。

    「自分を生んでくれた親、民族、国に感謝し、誇りを持ち、恩返しをしたい」
    という著者は、チベット遊牧民の小学校建設を講演活動などで支援する。

    幸せ、家族、豊かさとは何か――。
    失われつつある日本人の心を甦らせてくれる。

    目次

    「モンゴルの歌はいいですね」
    チュパで子育て
    チベットのバス
    大阪よりちょっと寒い
    麦こがしとヤクの糞
    ダライ・ラマの親戚?
    ヤクや羊と文通するわけではない
    公衆トイレで受験勉強
    「チベットってすばらしいところですね」
    大阪弁は教科書に載っていない
    子育ての前に牛育て
    「お魚が欲しい人には捕る方法を教えなさい」
    日本の学校では驚くことがいっぱい
    大人はどういう態度を示すのか
    夢を持たない高校生
    生まれて初めて見た親子喧嘩
    家の中での温かい一言
    豊かさに感謝の気持ちを
  • 幸田露伴の語録に学ぶ自己修養法
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    幸田露伴の語録に学ぶ自己修養法

    渡部昇一

    1,760円(税込)

    第1回文化勲章受章者であり、代表作『五重塔』で知られる作家・幸田露伴。
    かつて慶大塾長・小泉信三博士に「100年に1度の頭脳」と言わしめた露伴の実績は、現在、全42巻の『幸田露伴全集』として結実している。
    その昔、若き露伴は電信技師として北海道へ赴任する。
    しかし、文学への思いを断ち難く帰京を決意。
    連絡船で青森へ渡った後、徒歩にて帰京をするが餓死寸前にまで至る。
    その間の野宿で、露を伴って寝たので「露伴」と名乗った。
    所謂出世コースとは無縁だった露伴は、その人生航路において、自己修養の重要性を認識し実践していたのである。
    本書は、当代随一の論客として活躍を続ける渡部氏が、露伴の思想と実践とに、自らの実体験を重ね合わせて綴った、すべての現代人に贈る自己修養論である。
    本書で取り上げている作品は、『努力論』『修省論』『靄護精舎雑筆』の3作。
    渡部氏はこれらの作品を文字通り座右に置き、数え切れないほど読み返してきたというが、そのいずれにも、露伴独特の味わいのある文章中に、万人に共通する人生の機微、生き方の極意が述べられている。
    そして、それらは今日のような時代状況の中では、前途に立ちはだかる困難を、自らの手で切り開かんとする人たちの心を奮い立たせ、充実した気を注入するものとして大いに役立つに違いない。
    露伴の「生き方の原理原則の言葉」に心底から共鳴し、露伴を敬愛してやまぬ渡部氏の手になる本書には、明治から昭和の文壇の巨匠、そして現代の碩学が実践してきた自己修養法、生き方のエッセンスがぎっしりと詰まっている。

    <目次>
    第一章  自己実現を果たすための物の見方・考え方
    第二章  豊かな富を育てる方法
    第三章  学ぶ者のための上達の極意
    第四章  可能性を引き出す教え方・教わり方
    第五章  気の仕組みを人生に活かす
    第六章  今、日本に求められる修養の力
  • 人生逃げたらあかん
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    人生逃げたらあかん

    大島修治

    1,257円(税込)

    平成8年7月23日、運命の日――著者の大島氏は、自身が経営する会社の役員室で、押し入った暴漢からガソリンを浴びせられ、火だるまになる。
    そして全身の約6割という、まさに瀕死の大やけどを負った。
    5度の危篤状態と10数回の移植手術――。
    医療スタッフによる懸命の治療と肉親の励ましによって、氏はなんとか一命を取り止めることができた。
    しかし、その後の再起へ向けての道のりは、実に険しく、長くつらいものだった。
    「だれが、いったいなぜ、こんなことを?」
    極度の人間不信に陥った。
    「死にたい、死んだほうがましだ」と何度も何度も思うほどの痛み、苦しみを味わい尽くした。
    首をくくって死のうとしたが、紐を結ぶための指もなくなっていた。
    そんな自暴自棄になっていた著者を救ったのは、家族の愛だった。
    「おまえがよくなったら、もう一人子供を産んだと思うからな」
    そんな年老いた母からの一言に号泣し、生きる勇気が湧いた。
    妻に励まされ、息子たちからは大事な皮膚を移植してもらった。
    その後、著者は「人生において、その人の性格は、その性格にふさわしい事件を引き起こす」という言葉と出合う。
    そして事件はだれのせいでもなく、自分が起こしたものだと気づくのである。
    壮絶な体験を経て見事に「生まれ変わった」著者。
    その肉声ともいえる手記は圧倒的なリアリティーで読者の心をとらえ、人間の可能性や生きることの意味を教えてくれる。

    <目次>
    第一章  運命の日
    第二章  私が歩いてきた道
    第三章  復帰までの長い道のり
    第四章  新しい人生
    第五章  幸福の門
  • 青年の大成
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    青年の大成

    安岡正篤

    1,320円(税込)

    その内容を紹介するに際し、巻末収録の「あとがき」(安岡正泰氏)が
    何よりも正鵠を得ていると思われるので、少々長くなるが、その一部を抜粋したい。

    「『青年の大成』は父の著作のとしては珍しく小品であるが、一読まず感動を覚えるのは
     『一体人間とは何ぞや』という問題から始まり『人生いかに生くべきか』の命題を、
     ともすれば学者が論述するような概念論や抽象論ではなく、実に具体的に懇切丁寧に解明して、
     人として世に処する道を人間味豊かに諄々と説いていることだ。
     
     (中略)父はこの著作の中で、青年達は次代を担う貴重な存在だからこそ
     恐るべき変化と不安に落ち込んでいるこの社会を覚醒させるための
     正義と真理を求めて深い教養を身につけて欲しい。
     そのためにはまず修練のうえに立った実力が求められる。
     実力をたかめるためには努力を重ねること。
     そこには当然自らを省み、苦しまねば実力はつかない。
     
     実力をつけるためにはどうすればよいか。
     その心構えについて、わかりやすく噛みくだいて青年達を勇気づける言葉をおくっている」

    後段には、著者が母校・孔舎衙小学校の創立100周年で
    「心明く、望清く」と題して行った、講演の記録が収録され、
    人間の本質的要素である徳性を身につけることの大切さが簡潔かつ明瞭に述べられている。

    本書が多くの青少年諸君の座右に置かれることにより、教育の再生されんことを期したい。

    目次

    青年の大成
     序 
     現代の人間と自己疎外
     学問・教育の反省
     我は何か
     幼稚ということの誤解
     天才は凡才
     至醇の情緒ということ
     頭が良いということ
     成長ということ
     人間の本質と属性、他
    心明く、望清く
  • 感奮語録
    本 残りわずか
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    感奮語録

    行徳哲男

    1,320円(税込)

    「感奮興起こそは、著者の命をかけた祈りであり、願いである。
     その命からしぼり出される熱き言葉は、人々の眠れる魂を目覚めさせ、
     人の心に感じて奮い立たざるを得ない火をつける。 
     命は感じてこそ燃え続けるのである」

    これは本書の刊行に寄せて、感性論哲学の創始者・芳村思風氏から寄せられた推薦の辞である。
    著者である行徳哲男氏は、
    米国の行動科学と感受性訓練を東洋の禅と融合した哲学的訓練を創始した人物。
    「感性=紛れもない私」を取り戻す研修「BE研修」を30年にわたって行っている。

    その間の受講者数は実に1万8000人以上。
    ゴルファーの青木功氏、テニスプレーヤーの松岡修造氏なども、その言葉に触れ、
    スランプから脱出、大舞台で大活躍するなど、
    行徳氏が彼らの精神的支柱となったことが知られている。

    プロローグには「現代、まさに思いがけないことが次々と起こり、心の休まる暇もない。
    そういう時代にあって、浮き足立っている夜の人たちの心を鎮め、そしていかに元気づけられるのか。
    哲学的語録というものは人を感じさせ奮い立たせるもので、それが語録の真髄である」とある。

    「明日なんて本当にあるのか。明日生きていると誰が言い切れる。
     明日なんてもともともありはしない。『今』と『ここ』しかない」

    語録に収録されたこうした言葉の一つひとつが、
    私たちに生きる意味を問いかけると同時に生きる勇気と希望を与えてくれる。

    目次

    第一章  哲学なき時代の行方
    第二章  活力の覚醒
    第三章  人間の魅力
    第四章  前後裁断
    第五章  紛れもない私を生きる
    第六章  燃えよ!戦え!
    第七章  自分と出会う
    第八章  融通無碍の世界
    第九章  忘れ難き人々の言葉
  • 続・志のみ持参
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    続・志のみ持参

    上甲晃

    1,430円(税込)

    著者は、ある日突然、
    松下幸之助から指名されて松下政経塾に赴き
    家電販売から一転、政治家養成に心血を注ぐことになった。

    前著『志のみ持参』は、その13年間の実践を語ったものだが、
    本書では政経塾退職後、「青年塾」を設立して
    志ある青年の育成に努めた5年間の経験を語る。

    政経塾以来、著者が一貫して追求しているのは
    「生き方の一流」ということ。

    その条件として著者は、
    「すべては自分の責任だと考える」
    「弁解をしない」
    などを挙げる。

    これを自ら試みているのが、著者の生き方そのものであろう。

    目次

    1 「大成功者」への道を歩む
    2 日々の生活が教育となる
    3 すべては自分の中にある
    4 「自修自得」と「万事研修」
    5 青年塾と「知恵の人づくり」
  • 日本のこころの教育
    本
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    日本のこころの教育

    境野勝悟

    1,320円(税込)

    「日本はなぜ『日本』というのか?
     日本の国旗はなぜ『日の丸』なのか?」

    年間1000万人超が海外に出かけるなど、「国際化」が進んでいる日本人。
    しかし、海外で外国人から冒頭のような質問を受けたとき、
    正しく答えられる人がいったいどれだけいるだろうか?
    同様に、ふだん何気なく使っている「お父さん」「お母さん」という言葉が、
    もともとどのような意味を持っているのかということを、知る人は少ない。

    著者はかつて、神奈川県の有名私立高校の国語の教師だった。
    当時の「外人」校長から、
    「『さようなら』の意味は?」と問われて、
    「はた?」と窮してしまう。

    その意味を確かめることができたのは、10数年後のことだったという。
    このように、日本人であるがゆえに、日本的なるものの根源について、
    かえってその本来の意味や成り立ちに無自覚なままであることは多い。
    そして、そこに込められた意味や成り立ちが、どれほど感動的なことであるか……。

    本書に出合えた読者は、日本人として誠に幸運であったといえよう。
    本書は、東洋思想家として日本の伝統文化に造詣の深い著者が
    「日本のこころの教育」の演題で、
    岩手県花巻市の私立花巻東高校の全校生徒を対象に行った講演をもとに構成したものである。
    2時間近い講演の間、生徒たちは私語一つ交わさず聞き入っていたという。
    その感動を伝える生徒たちの感想文も収録している。

    目次

    第一部 「日本人のこころ」
     「さようなら」の意味は?
     「日本人って何?」に答えられない
     みんなで仲よく太陽のいのちを生きよう
     日本人になったラフカディオ・ハーン
     大地・自然がなければ生きていけない、他
    第二部 「日本のこころ」
     第二部への序
     三年生
     二年生
     一年生
  • 真理は現実のただ中にあり
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    真理は現実のただ中にあり

    森信三

    1,760円(税込)

    「人間としての生命の強さは、何としても一事を貫こうとするところから生まれる」
    これが本書に流れる基調音であると同時に、そのまま森信三師の生き方でもあった。
    本書は森師晩年の講演の中から9篇を厳選し、一冊にまとめたもの。
    小中学生から教師、父兄まで幅広い聴衆を前に、現実にしっかり根をはった人生論を、平明な言葉で語る。
    講演録ならではの臨場感も本書の魅力の1つだ。
    「履物を揃えられるか否か。これさえみればその人の心のありようがわかる」と森師は繰り返し語る。
    例えばそれが学校のくつ箱なら、先生方の指導力をはかるものさしになり、生徒の現状を把握できる窓にもなる。
    履物を揃えると心が揃う。
    小さなことだが、そこにきちんと意識が向くように教育できるかどうかが大切なところだ。
    また、「履物を揃えられる子は大いに誉める。
    できない子でも、叱らずに根気よく直しておいてあげるのです」と、指導のコツの伝授を忘れない。
    森師が生涯をかけて追い求めた人生の真理は、だれにでもできる素朴な実践の勧めとして語られる。
    だが、それは本質を見極めたもののみが持つシンプルさであり、それゆえに強い説得力をもって迫ってくるのである。

    <目次>
    第1章 「生きる」  ―人間としての土台づくり―
    第2章 「導く」   ―上に立つ者の心構え―
    第3章 「磨く」   ―先人に学ぶ―
    第4章 私の生涯の歩み
  • 詩人の颯声を聴く
    本
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    詩人の颯声を聴く

    坂村真民

    1,430円(税込)

    「念ずれば花ひらく」
    このわずか8文字の短い一句から
    どんなに大勢の人々が力づけられ
    また生きる勇気を与えられてきたことであろうか。

    この言葉は、すべて人生の重荷を負う人々の
    共通の祈りの言葉となったとさえいえるかもしれない。

    平成12年1月に満91歳の誕生日を迎えた著者は、
    「大宇宙大和楽」そして「念ずれば花ひらく」の2つの言葉を世に残そうとして、
    詩作の道を一念に歩み続けた仏教詩人でもあった。

    毎月自ら手作りで発行する個人詩誌『詩国』を
    全国1200名の読者に送り続けているのは、
    一遍上人の「南無阿弥陀仏決定往生60万人」の大願を
    引き継ごうと始めたものだという。

    「宗教家には一瞬にして開眼し、開悟し、回心する人がいて、
     そういう生き方を強調賛美しますが、
     私はそういうタイプや信仰は好みません。
     苦労に苦労を重ねた揚げ句達したものがいいです」
    と語るこの詩人は、自らも後者のタイプであるに違いない。

    本書は、著者が月刊『致知』のインタビューに答えて語ったものを一冊にまとめたもの。
    颯声とは、風のさっと吹く音をいう。
    その音を宇宙の声として聴こう、と著者は呼びかける。
    秋風のように透き通った心で「大宇宙大和楽」のこだまに耳を傾けたい。

    目次

    念ずれば花ひらく
    創造する者は
    一念一行
    おこたらずつとめよ
  • 松下幸之助 叱られ問答
    本
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    松下幸之助 叱られ問答

    木野親之

    1,650円(税込)

    松下幸之助について書かれた本は数多いが、
    20年間、松下電送の社長職にあった本書の著者は、
    おそらく最も長く、最も親しく松下翁の薫陶を受けた弟子の一人であろう。

    松下翁の意表を突く質問に著者は戸惑いながら答え、
    的外れな答えに対しては容赦ない叱声が飛ぶ。
    そして、「木野君、君なあ……」と、おもむろに口を開く松下翁。
    そんなやりとりが克明に綴られる。

    「欠陥は宝やで」
    「困っても困らんこっちゃ」
    「1+1=1でなければいけない」

    など数々の言葉が松下翁の生前の口調そのままに
    最良の伝達者を得て蘇る。

    目次

    プロローグ
    第一章 経営の究極は人間学にある
     夢を見た
     人間を研究せんといかん
     先師に学べ
     民需でいこう
     欠陥は宝やで、他
    第二章 日常会話で経営者教育
     事業が成功するときは
     戦術は自己流でやったらええ
     皇居でお茶を差し上げたいとはいえなかった
     リーダーシップの条件
     人づくりは植木の手入れと一緒、他
    第三章 この一言でヒット商品が生まれた
     ドアホーンはこうして生まれた
     松下の信用を傷つけないでくれ
     他社と同じものをつくるのなら、松下がやる必要はない
     悪法は改正すればよい
     携帯電話への夢、他
    エピローグ
  • 人生と経営
    本
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    人生と経営

    稲盛和夫

    1,650円(税込)

    稀代の名経営者・稲盛和夫氏が自らの人生を振り返り、
    そのなかから築き上げた人生哲学、経営哲学を披瀝する。

    「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、
    人類、社会の進歩発展に貢献すること」

    という京セラの経営理念の背景には、著者の血を吐くような苦悩の体験があった。

    ハイテク・通信の分野で空前の成功を収めた後、第一線を退き、
    仏門に帰依した著者の行動を貫く哲学は何か。
    本書から深く理解されよう。

    著者リンク:【稲盛和夫 OFFICIAL SITE】

    目次

    第1章 私の人生について
    第2章 私の人生観・思想をつくったもの
    第3章 なぜ経営に哲学が必要か
    第4章 人間として正しいことを追求する
  • 人生二度なし
    本
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    人生二度なし

    森信三

    1,760円(税込)

    人間学の要諦が見事に書き記された『修身教授録』は、
    刊行以来、多くの人に読み継がれてきた。
    本書はその著者、森信三師の生前の著作である。
    本文中「人間の一生」という章において師は語る。
    「どうせやるなら覚悟を決めて10年やる。
    すると20からでも30までにはひと仕事できるものである。
    それから10年本気でやる。
    すると40までに頭をあげるものだが、
    それでいい気にならずにまた10年頑張る。
    すると、50までには群を抜く……」
    真の生き方を語る言葉に触れ、“人生二度なし”の覚悟が生まれる。

    目次


    1 人は何のために生きるか
    2 質素と天分の問題
    3 「社会のために尽くす」ということ
    4 人生と職業
    5 批判と建設的態度
    6 結果こそ現実である
    7 知識・知恵・英知
    8 知恵のさまざま
    9 考えること・行うこと
    10 青春を楽しむということ
    11 読書について
    12 趣味の問題
    13 交友について
    14 先輩および指導者
    15 結婚の問題
    16 二種の貧富観
    17 健康および健康法
    18 学歴は四十歳まで
    19 劣等感を越える道
    20 時間と人生
    21 一生をつらぬくものを
    附篇 「人生二度なし」(講演録)
  • 下坐に生きる
    本
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    下坐に生きる

    神渡良平

    1,650円(税込)



    本書は、著者が出会った人々や研究してきた人々を通して得た、人生の知恵を綴った触れ合いの書である。
    そこで見出した人生の極意とは、「喜神を含む」こと。
    東洋哲学者・安岡正篤師はこの言葉を「どういう立場に立たされようと、それに心を乱されることなく、心の深い部分にいつも喜びの気持ちを抱いてことに当れば、どんな運勢でも開けないものはない」と説明している。
    私たちは、本書に登場する多くの先人の話に、「下坐に生きる」とは何なのか知ることになる。

    <目次>
    第一章  下坐に生きる
    第二章  喜神を含む
    第三章  『言志四録』を貫く天の思想
    第四章  中村天風がつかんだ言霊の本質
    第五章  私が経験したマザー・テレサの世界
    第六章  車イスのカメラマンを雇った社長さん
    第七章  一業に徹す
    第八章  生命の本質を探る

  • ハガキ道に生きる
    本
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    ハガキ道に生きる

    坂田道信

    1,100円(税込)

    「“生きる”ということは、この生身の体を大地にぶつけて繰り返し歩く姿を言うのでしょうか。
    それに向かって一心に歩く姿が美しいのでしょうか」
    森信三先生との邂逅以来、著者はひたすら複写ハガキを書き続けてきた。
    いまその複写ハガキの輪は全国に広く、そして深く根付きつつある。
    坂田氏から宛てられた一枚のハガキ。
    それは読む人一人ひとりに語りかけられた“魂の記録”でもある。
    ひとつの言葉、一人の生き方に、私たちはこんなにも勇気づけられるのかと気づくことができる一冊。

    <目次>
    私の道、ハガキの道
    一枚のメッセージ
     Ⅰ 出会い
     Ⅱ 旅
     Ⅲ 生きる
     Ⅳ 複写ハガキの道
    人生二度なし
  • 佐藤一斎『重職心得箇条』を読む
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    佐藤一斎『重職心得箇条』を読む

    安岡正篤

    1,100円(税込)


    こちらの商品は
    880円 → 1,100円 に価格改定を行いました。


    佐藤一斎とは、江戸末期の名儒学者であり、名教育者である。
    『重職心得箇条』は、つまりリーダーについて、その心得を述べたものである。

    本書は『重職心得箇条』に説かれている不易のリーダー論を、
    現代のビジネス・リーダー向けにわかりやすく一条ずつ原文を引きながら解説していった語録である。
    一条一条について平易に語られる内容は、極めて重く、
    時代を超えて現代のビジネス・リーダーにとっても大変示唆に富み、意義深い。
    現代のリーダー必携・必読の書といえよう。

    <目次>

    人物と事業
    佐藤一斎という人物
    「重職心得箇条」という書
    「人物」の条件
    大臣の心得
    時世につれて動かすべきを動かす
    「きまり」にこだわらない
    機に応ずるということ
    「公平」を保つ
    知識・見識・胆識
    「世話敷と云はぬが能きなり」、他
    付録 重職心得箇条
  • 生きよう今日も喜んで
    本
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    生きよう今日も喜んで

    平澤興

    1,320円(税込)


    こちらの商品は
    1,100円 → 1,320円 に価格改定を行いました。

    本書は何気ない出会いと感動の付き合いのなかから生まれた。
    平澤興先生は京都大学総長を務められた神経解剖学の世界的権威。
    それ以上に人間と人生に透徹した目を持つ教育者として知られる。
    そんな平澤先生と知り合った関西師友協会副会長の豊田良平氏は、その人間性に深く傾倒、付き合いのなかで平澤先生の言葉を書き留めておいた。
    それをまとめたのが本書である。
    珠玉というにふさわしい言葉はどれもが深い知恵に彩られて感銘深い。
    一気に読み通すのではなく、折に触れてページをめくり、一語一語を味わっていく。
    そんな読み方が心の糧となる本である。

    <目次>
    一 朝に希望夕に感謝
    二 人生に無駄はない
    三 仕事は祈り
    四 癖は飾りもの
    五 一流の人は明るい
    六 道というもの
    七 生かされて生きる
    八 自己との対話
    九 自らを拝む
    十 一日生涯
    十一 四苦即四喜
    十二 大西良慶さんに

  • 志のみ持参
    本
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    志のみ持参

    上甲晃

    1,320円(税込)

    松下電器産業の社内新聞の編集長として、「人材交流を活発に」という経営方針のキャンペーン記事を書いていた著者は、自らが12年間従事してきた広報の仕事から営業畑への転勤を命じられる。
    苦労の末、畑違いの仕事に自信を持ち始めたころ、今度は松下政経塾への転勤を命じられた。
    本書はその松下政経塾で得た著者の塾経営の体験談である。
    塾生たち、そして著者の師ともいえる松下政経塾長・故松下幸之助氏との交わりを通して語られる内容は、実践録の域をはるかに超え、人間教育の真髄、経営の真髄に迫っていて、酌めども尽きぬ魅力と読みごたえがある。

    <目次>
    1 わからないことは聞くことである
    2 管理教育では人は育たない
    3 本気になれば人はついてくる
    4 一事が万事
    5 政経塾「五誓」の基本精神
  • 凡事徹底
    本
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    凡事徹底

    鍵山秀三郎

    1,100円(税込)

    当時、著者の鍵山氏が社長を務めるローヤルは、年商数百億円に上る自動車部品卸業の大手であった。
    だが、創業時は、著者が自転車に乗っての行商からのスタートだった。
    なぜこのように企業を成長させることができたのだろうか。
    秘策も奇策もない。
    例えば掃除一つにも心を込め、人に喜ばれることを徹底する。
    偉大な実りはそれに尽きる。
    大きな人生は実践の徹底という小さな生き方以外にはないと説く著者の語り口は、諄々として説得力に満ちている。
    成功を目指す人必読の実践哲学である。
    日本経営システム相談役である浅野喜起氏との対談を併載。

    <目次>
    Ⅰ  凡事徹底
    Ⅱ  縁をつなぐ
    Ⅲ  企業の質をどう高めるか
  • 清、負けたらあかん
    本
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    清、負けたらあかん

    川辺清

    1,100円(税込)

    本書は、「情熱ホルモン」で知られるマルシングループのオーナー社長、川辺清氏の半生記である。
    川辺氏は、3歳の時に患った小児マヒのため不自由な足となり、さまざまな辛酸をなめる。
    父は見すぼらしい息子を顧みず、愛人をつくって家に寄りつかない。
    「おれは5円玉や。5円玉なら5円玉の輝きをみせたる」
    一度は死を望んだ川辺氏は、自分の代わりに汽車にひかれた5円玉を見て、再び生き抜こうと決意する。
    これが、後に彼が出世街道をひた走るときの原動力となったのに違いない。
    生きるための力が湧きあがる1冊である。

    <目次>
    母の背中
    一人離れて
    小豆島へ
    いじめの中で
    悲しみの島
    あんな男には負けん
    ジュースの水道
    父の死
    苦難の日々
    鉄路の5円玉
    独立
    新しい出発
    事業家への飛躍
    みんな、ありがとう
  • 四肢切断 中村久子先生の―生
    本
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    四肢切断 中村久子先生の―生

    黒瀬曻次郎

    1,100円(税込)

    本書は、母と子で人生を語り合うために、児童にも読めるよう、著者が小・中学校で講演したものをまとめたものである。
    突発性脱疽のため、3歳の時に両手両足を切断し、自らをを見世物小屋に売り、さまざまな苦難に遭いながらも、決して人間としての尊厳を失わなかった中村久子氏。
    四肢切断のハンディを克服するべく厳しく教育した母の姿。
    「生まれ、生きて、生かされる」という悟りの境地に導かれた、全身不随の座古愛子氏との対面。
    「三重苦の少女」といわれたヘレン・ケラーとの対面など、感動のエピソードを交えながら、その真摯な一生が語られる。

    <目次>
    達磨のように
    死の断崖に立つ
    厳しい教育
    見せ物芸人       
    続く悲運         
    向上心          
    座古先生との出会い
    生まれて、生きて、生かされる
    誇りと厳しさ
    ある、ある、ある
  • 呻吟語を読む
    本                 
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    呻吟語を読む

    安岡正篤

    1,650円(税込)

    明朝末期の儒者・呂新吾によって著された『呻吟語』。
    その著書は、全17章、1976条からなる広範な内容を誇り、日本でも大塩平八郎をはじめ多くの人々に強い影響を与えたものである。
    本書は、碩学・安岡正篤師が、その膨大な内容の中から、現代人にとって最も適切と思われるものを抄出し、講義録として収めたものである。
    単なる字句の解釈だけにとどまらず、時事問題を含めて自由自在に説かれた内容は、人物待望の現代における人間練磨の書といえよう。

    目次


    第一講 不朽の人間学
    第二講 自己改造の哲人・呂新吾
    第三講 個の力の根源をなす核とは
    第四講 現代社会の"呻吟"の種
    第五講 己れを修め人を修める
    第六講 人はいかにあるべきか
    第七講 道を志す者の七見識
    第八講 事を行う者の心得
    第九講 人間の九つの品格
    第十講 深沈厚重の徳
    第十一講 学問・政治の要訣
    第十二講 真の交友のあり方
    第十三講 政を行う道とは
    第十四講 東洋の人生観の原理原則
    第十五講 いま待望される宰相像
  • 修身教授録
    本                 
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    修身教授録

    森信三

    2,530円(税込)


    大好評につき、増刷しました!!!

    「70代のはじめに、この書物で心を洗われた幸せを思う。
     奥深い心理が、実に平明に、ていねいに語られていて、おのずと心にしみてくる。
     よほど愛と謙虚さと使命感と責任感がなければ出来ないことだ」

    伝記文学の第一人者・故小島直記先生が、本書に寄稿された「推薦の言葉」の抜粋である。
    本書は、在野の哲人・森信三先生が昭和12年から14年までの2年間、大阪天王寺師範学校本科で行われた講義を編集し刊行したものである。

    その根底に一貫して流れるものは、「推薦の言葉」にあるように、奥深い真理であり、現代人が失いがちな生き方を教えてくれているように思う。



    目次


    第1部  修身教授録〈Ⅰ〉
     1-学年始めの挨拶
     2-人間と生まれて
     3-生をこの国土にうけて
     4-生を教育に求めて
     5-教育者の道
     6-人生の始終
     7-志学
     8-学問・修養の目標
     9-読書
     10-尚友、他

    第2部  修身教授録〈Ⅱ〉
     1-挨拶
     2-立志
     3-人生二度なし
     4-生命の愛惜
     5-一つの目標
     6-意地と凝り性
     7-大志を抱け
     8-気品
     9-情熱
     10-三十年、他

    推薦者からのコメント

    小宮コンサルタンツ社長 小宮一慶氏
    小宮コンサルタンツ社長 小宮一慶氏
    こういう生き方が人間としての理想なのだということを指し示してくれているのが、『修身教授録』の持つ最大価値ではないかと思います。


    人とホスピタリティ研究所代表、ザ・リッツ・カールトン元日本支社長 高野登氏
    人とホスピタリティ研究所代表、ザ・リッツ・カールトン元日本支社長 高野登氏
    人としていかにあるべきかがホスピタリティ。まさに森信三先生の修身の教えそのものです。


    スポーツドクター 辻秀一氏
    スポーツドクター 辻秀一氏
    ライフスキルの王道である「今に生きる」をここまで追及して、われわれに影響を与えた人物も多くはないはずだ。森信三の言葉は、いまだにこうして私たちに語り継がれる程にインパクトがある。それは、今でもわれわれ日本人が、このような心エントリーな生き方と、それを支えるライフスキルという脳の力を大事にする遺伝子が歴然と残っているという証拠でもある。(『第二の脳のつくり方』より)
  • 現代の覚者たち
    本
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    現代の覚者たち

    森信三,平澤興,関牧翁,鈴木鎮一,三宅廉,坂村真民,松野幸吉

    1,540円(税込)

    本書に登場する7人の方々は、いずれもマスコミに喧伝されることがなく、また自らもめったに登場されない方々ばかりである。
    しかし、それぞれに地方に根ざし、その分野で自らの目指す仕事を通し頂点を極めている。
    その<哲学>ともいうべき、不易な真理に到達した一語一語は一様に味わい深く、人生の示唆に富んで興味が尽きない。
    登場者は、森信三(哲学者)、鈴木鎮一(才能教育研究会会長)、三宅廉(パルモア病院院長)、坂村真民(仏教詩人)、関牧翁(天龍寺管長)、松野幸吉(日本ビクター相談役)、平澤興(京都大学元総長)の7人である。

    目次


    Ⅰ 真理は現実の唯中にあり ― 森信三
    Ⅱ 生命は行動する者に、その力を発揮する ― 鈴木鎮一
    Ⅲ ”命の尊さ”を守るため闘い続ける ― 三宅廉
    Ⅳ 念ずれば花ひらく ― 坂村真民
    Ⅴ よく生きることは、よく死ぬことなり ― 関牧翁
    Ⅵ 命を賭けてつくったものは、いつまでも生きる ― 松野幸吉
    Ⅶ 八十歳になっても人間の成長はこれからである ― 平澤興
    対談 生きることは燃えることなり ― 森信三/平澤興
  • 人物を修める
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    人物を修める

    安岡正篤

    1,650円(税込)

    事業の盛衰のみならず、全ての分野の活動は人材の有無によって決まってくる。
    そして、人材の輩出は、根本的には人間がいかに生きた教養を身につけるかによって大きく左右される。
    これは、古今東西変わらぬ人世の鉄則である。
    特に激動の現代に生きる我々にとって、日頃からの人物修養こそ、ビジネスの世界のみならず、さまざまな分野に活動する現代人に不可欠な条件となってきていることはいうまでもない。
    本書は、儒教、仏教、老荘思想、神道に息づく東洋思想の英知を現代に見事に活写。
    現代の混迷と不安をいかに乗り切るかを明快に示している。
    儒教の六験と八観の話、仏教の五濁煩悩の話など、難解な東洋思想の哲理を、著者の豊かな学殖と体験を通じ、平易に、しかも実生活に即して説いた本書は、安岡人間学の決定版といえるだろう。

    <目次>
    第一講  序説
    第二講  学と道
    第三講  人間の根本義
    第四講  仏教について [一]
    第五講  仏教について [二]
    第六講  仏教について [三]
    第七講  儒教について [一]
    第八講  儒教について [二]
    第九講  儒教について [三]
    第十講  道家 (黄・老・荘・列) について
    付  安岡正篤師が残した言葉 [対談] 新井正明×豊田良平
  • 養生訓
    本
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    養生訓

    貝原益軒・著 城島明彦・現代語訳

    1,980円(税込)

    『養生訓』は江戸中期に綴られた元祖“健康本"である。
    本書は三百年以上にわたり読み継がれてきた名著を、
    とことん読みやすくした画期的な現代語訳だ。

    まずは「耳・目・口・体の欲を耐え忍び」「食後は数百歩を静かに歩き」
    「心は安らかでなくてはならない」と総論を述べ、 各論になると食事の注意点、
    ご飯の炊き方や薄味の勧めに始まり、飲酒、喫煙、入浴方法、医者の選び方、
    薬の飲み方まで事細かだ。

    将軍家にも愛されたという『養生訓』が多くの人に受け入れられたのは、
    「禁欲主義」ではなく「寡欲主義」だったからで、益軒は人生を楽しんで
    生きるための方法を説いている。
    そうした意味では人としてのあり方を説いた人生哲学書でもあると言えよう。

    説得力を増すのが、平均寿命50歳の時代に84歳で本書を書き、
    翌年亡くなるまで、虫歯が1本もなく、夫婦で旅行をし、
    生涯100冊もの本を書いたという益軒の生涯だ。

    「養生の術を継続すれば必ず長生きできる」と説き、 その見本を自ら示したのだった。
    一家に一冊、益軒に習って家族でお読みいただくことをお勧めしたい。
    団塊世代必読の一冊。お父様や年長者への贈り物としても喜ばれることだろう。

    目次


    巻第一 総論 上
    巻第二 総論 下
    巻第三 飲食 上
    巻第四 飲食 下
    巻第五 五官
        二便
        洗浴
    巻第六 慎病
        択医
    巻第七 用薬
    巻第八 養老
        育幼
        鍼
        灸法

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