内容紹介
月刊誌『致知(ちち)』での鎌倉円覚寺管長・横田南嶺氏による連載「禅語に学ぶ」が単行本になりました。
本書では、40年以上禅の教えに触れてきた氏が、「日日是れ好日」や「一日作さざれば一日食らわず」といった28の禅語を丁寧に解説。
松原泰道師とのエピソードや坂村真民氏の詩を交えながら「本当の自分とは」「何のために生まれてきたのか」といった普遍的なテーマが、分かりやすい言葉で綴られています。
さらに氏は、本書のために特別に禅語を読むに当たっての心得を説いています。
教えを単なる知識に終わらせないための秘訣は、音読と立腰。
特に立腰については森信三先生の言葉を引かれ、実践方法からその効能まで詳しく示されています。
それぞれの人生において禅語から何を学び、いかに生かすか。
古来、多くの人々が心の支えとしてきた教えを現代に繋ぐ本書は、人生を照らす燈火となってくれることでしょう。