「格言聯璧」を読む
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「格言聯璧」を読む

荒井桂

3,024円(税込)

9784800911902

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内容紹介



東洋アフォリズムの宝庫であり、名言の宝典とも言える『格言聯璧(かくげんれんぺき)』。輯録者は清末の篤行の長者・金纓蘭で、古賢先哲の格言・箴言・警句等を集大成し、450頁を超える全巻が、悉く金科玉条の文字で埋め尽くされています。

安岡正篤師が熟読した東洋古典のバイブルとしても知られ、昭和21年に発刊された『終戦前後 百朝集』には、100条のうち25もの箴言・格言が採られていることからも、本書が安岡教学でいかに重用されてきたかが分かります。

交際上のことについての事柄を集めた「接物類」、人品を高尚にすることに関する事項を集めた「敦品類」など、學問・存養・持躬・處事・齊家・従政・惠吉・惇凶など11に分類。

「気は盛を忌み、心は満を忌み、才は露を忌む」
(気は、盛んなのを戒め、心は、満ちるのを戒め、才は、露呈するのを戒めるべきである)

「魚水を離るれば則ち鱗枯る。心書を離るれば則ち神索く」
(魚は、水を離れると、その鱗は忽ち乾き枯れてしまう。人の心は、書物を離れると、その精神はたちどころに尽き果ててしまう)

など、収録された格言の一つひとつが滋味深く、人間学の宝典とも呼ぶべき歴史的名著です。


■目次■

・學問類
・存養類
・持躬類
・攝生附
・敦品類
・處事類
・接物類
・齊家類
・従政類
・惠吉類
・惇凶類


プロフィール
荒井桂(あらい・かつら)――昭和10年埼玉県生まれ。33年、東京教育大学文学部東洋史学専攻を卒業。以来40年間、埼玉県で高校教育・教育行政に従事。平成5年から10年まで埼玉県教育長を務める。在任中、国の教育課程審議会委員ならびに経済審議会特別委員等を歴任。16年6月より公益財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館副理事長兼所長。安岡教学を次世代に伝える活動に従事。著書に『安岡正篤「光明蔵」を読む』『山鹿素行「中朝事実」を読む』『「小學」を読む』『「資治通鑑」の名言に学ぶ』(いずれも致知出版社)などがある。